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味噌汁とわたし

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文集です。 味噌汁をとおして ふれられる大切ななにかを あなたに届けます。
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記事一覧

味噌汁とわたし ~いつもより大きなお椀の並ぶ日は~

豚汁が食卓に並ぶとテンションが上がる。 うちの場合、豚汁のときには 決まっていつもより大きなお椀。 そこに気前よくよそわれた豚汁を おかずのように食べていく。 あ、今日も私の好きな大根が入っている。 うれしいな。 豚汁、ごはん、豚汁・・・ と食べていくうちに おなかも心も満たされる。 いつもの味噌汁も好きだけれど 豚汁は格別。 どうしてテンションが上がるのだろう。 理由を言葉では表現しにくいけれど 母がつくってくれる豚汁が大好き。 大

味噌汁とわたし ~出汁の高すぎる妄想の壁~

出汁の高すぎる(妄想の)壁が 意外と2センチくらいだったことに 気づかせてくれてありがとう❤ 旅行中の京都の錦市場で、 まっつんよりだし昆布の サプライズギフトをいただきました。 とても嬉しかったです。 というのも、 前日の味噌汁作り体験で 昆布をお水につけておくだけで いいというお手軽さを 教えてもらっていたからです。 旅行後、自宅に戻り早速適当な容器に お水とだし昆布を適量入れて、 一晩冷蔵庫で寝かせました。 私は実家住まいで献立の決定権?が あまりないので(笑)

味噌汁とわたし ~空と海~

やまそだちのぼくは あおいうみをみると うわぁきれいだねって おもわずいっちゃう だけどね うみがあおいのは そらがあおいからなんだ みそしるがおいしいのは つくりてのひとてまもあるけど みそをつくったひとの とほうもないてまひまを わすれちゃいけないね のーべるしょうのひと びるげいつやじょぶず みんなすごいよ てんさいだけど かれらも へいぼんなひとたちの ものすごいどりょくに ささえられている うみがあおいのは そらがあおいからなんだ

味噌汁とわたし ~始まりに寄せて~

味噌汁。 この言葉を聞いてなにを思いますか。 ふわっと鼻に届くだしの香り。 いつもの味噌の味。 味噌汁をつくってくれるひとのこと。 きっとひとそれぞれ。 わたしたちの暮らしに そっと寄り添う味噌汁。 その味噌汁をとおして まいにちの大切ななにかに ふれられるような気がします。 だれかの思いを受けとってみませんか? 今、ここで。 あなたの思いを伝えませんか? 世界へ。将来へ。 文集『味噌汁とわたし』 始まります。 味噌汁研究家 かじまゆこ ------- M