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アメリカ人の半数以上(68%)が大麻合法化を支持

現地時間の11月9日に発表された、Gallup(ギャラップ)社の新しい世論調査によると、アメリカ人の68%は大麻(マリファナ)が合法化されるべきだと考えているようです。

これは、ここ50年超で最も高い割合となっています。

ギャラップ社がアメリカ人に大麻について質問を始めたのは、1969年のこと。

当時、大麻を合法化すべきだと答えたのはわずか12%でした。

1975〜2000年においては、25~30%の範囲で推移していました。

その後、着実に上昇し始めています。

選挙直前のデータ

最新のデータは、9月30日から10月15日まで、全50州の成人1,035人を対象とした世論調査によるものです。

アリゾナ州、モンタナ州、ニュージャージー州、サウスダコタ州の有権者は、11月3日の選挙で成人用大麻の合法化を承認しました。

さらに、ミシシッピ州とサウスダコタ州の有権者は、33の州とコロンビア特別区で医療目的での大麻使用を合法化、または非犯罪化する法律を通過させるとしています。

年齢が重要な違い

これまで行われてきた多くの世論調査と同様に、大麻合法化への支持は年齢に比例しています。

若い回答者が圧倒的に合法化を支持しているのに対し、年配者は支持率が低い傾向にあります。

18歳から29歳までの80%近くは合法化を支持していますが、65歳以上のアメリカ人の55%程度です。

2012年には2州、2020年には15州で合法化

2012年、コロラド州とワシントン州が初めてレクリエーション(娯楽)用の大麻を合法化して以来、アメリカの州では合法化に向けた動きが着実に進んでいます。

2020年、アメリカ人の大麻合法化に対する支持率は20ポイント上昇し、過去最高の68%となりました。

大麻の合法化は、2013年以来、国民の過半数の支持を得ています。

さらに、今年初めに発表されたギャラップ社のデータによると、アメリカの成人の70%はマリファナを吸うことが道徳的に許容できると考えており、1年間で5%ポイント上昇していました。

参照:leaflySupport for Legal Marijuana Inches Up to New High of 68%


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