【単体記事】水テラスポットデス【ポケモンSV】
【はじめに】
皆さんこんにちは。普段性別不明のポケモン統一でランクマッチに挑戦している生姜と申します。今回は私が10シーズンを通して使い続けた水テラスポットデスの単体記事になります。ランクバトルではあまり見ないポケモンですが、一応このポットデス入りでレート2000を複数回達成することができました。その間、特に型変更はしてません。つまりレギュレーションCからレギュレーションFまでずっと強かったです。今回はこの記事を通じて皆さんに少しでもポットデスの強さが伝わればいいなと思っております。また、ポットデスの各対面の立ち回り方についても触れています。そちらはあくまで私個人の見解ですのでご了承ください。
【水テラスポットデスの強み】
始めに言っておくと、水テラスポットデスはカイリューやウルガモスに近い「積み技のアドバンテージと補助技で相手の行動に対処する」持久戦タイプのポケモンです。従来のポットデスの「くだけるよろい気合いの襷エース」や「からをやぶるバトンタッチ」とは違った戦い方をしますし、テラレイドバトルのようにスキルスワップを駆使するサポート型でもありません。その点はご容赦ください。また、型は次のようになります。
テラスタイプ : みず
性 格 : ずぶとい
特 性 : のろわれボディ
実数値 : H149(108)-×-B121(196+)-C154-D134-S116(204)
持ち物 : しろいハーブ
技構成 : アシストパワー / テラバースト / ちからをすいとる / からをやぶる
テラスタイプはみずで固定です。後述の①②の強みが失われます。
特性はのろわれボディで固定です。後述の①②④の強みが失われます。
持ち物はしろいハーブで固定です。後述の⑤以外の強みをあまり活かせなくなります。
かなり条件をつけましたが、それに見合うだけの性能をこのポケモンは備えています。強みは主に次の5点となります。
①ほぼ全ての連撃ウーラオスを起点にできる
圧倒的な抜き性能を誇る連撃ウーラオス。確定急所と高い攻撃でこちらを追い詰めてくるのはみなさんご存じかと思われます。ポットデスは「ちからをすいとる」という最強技があるため、テラスタルで水技を半減にすればまず連撃ウーラオスに負けることはありません。インファイトも余裕を持って耐えるので回復が間に合います。
そして特性の「のろわれボディ」が拘りアイテム持ちのウーラオスに凶悪に刺さります。ポットデスに水流連打を撃つとウーラオス側はのろわれボディの判定が3回入るため、約65%の確率で水流連打が使用不能になります。ウーラオス側が拘りアイテムを持っていると、すぐHPを全回復できる相手に3ターンわるあがきを撃たなければならないという圧倒的な隙をさらすことになるわけです。その状態を作れればからをやぶるを2回積み、全抜き体制を整えるのも余裕です。
②物理ポケモン全体に強い
1回ちからをすいとるを使うとほぼ全ての物理技をポットデスは受けられるようになります。A-1にすると特化鉢巻パオジアンの悪テラスかみくだくを耐えると書けばわかりやすいでしょうか。つまり、ちからをすいとるを上から使用しているだけでポットデスは変化技がない物理ポケモンならほぼ全て起点にすることができるのです。
水テラスである理由は草と電気タイプの物理技があまり強くないからと、先制技に対して強いタイプだからです。オーガポンは不安ではありますが耐久がそこまで高くないため制圧がしやすく、他はせいぜいテツノカイナのサンダーダイブくらいです。電気や草テラバーストは怪しいポケモンにはとりあえずちからをすいとることでケアができるため、基本的に物理相手には殆ど負ける要素がありません。HP満タンでも積極的にちからをすいとるを使いましょう。ラス1イダイトウにもちからをすいとる連打でわりと勝てます。
③スピーディーに積める。
ポットデスがウルガモスに対して有利な理由です。からをやぶるは攻撃・特攻・素早さを2段階上げる代わりに防御・特防を1段階下げる技。他の積み技と比べて圧倒的に積む速度が速いです。この特徴はハバタクカミの瞑想やカイリューの竜の舞の積み合いになった際、はっきりと差が出ます。ハピナスにも悪テラスでなければ相手が瞑想を十分積む前にゴリ押せるレベルです。
また、この特徴によりポットデスは麻痺の痺れ、アンコール・金縛りなどでもらえる1ターンが非常に大きいです。このことから火力ダウンや壁・バトンなどとも相性がよく、様々な構築に組み込むこともできます。1度でもからを破れれば水テラスウーラオスを容易に吹き飛ばし、2回からを破ればマルスケカイリューすら貫通するバケモノスペックに変貌します。
④のろわれボディで運勝ちできる。
よくある展開で、ポットデスと一撃ウーラオス対面。お互いにラスト1体。相手はテラス無し。こちらはからやぶを積めているが相手が襷だろう…みたいな場面があります。この場合、ポットデス側は相手の襷を削った後、ちからをすいとるを連打しているだけで8割くらいで勝てます。
また、相手がSブーストエナジーハバタクカミ、電磁波やみがわりはないみたいだけどムーンフォース2回はギリギリ耐えない…みたいな場面、ポットデス側は2割くらいで勝てます。追加効果でCダウンせずムンフォを縛って下からからやぶを2回積めば勝てるわけですね。こんな感じでポットデスは防御時に3割を振り回せるポケモンです。これがちからをすいとるとのえげつないシナジーを生み、強引に勝ちを拾えることが多いです。相手からしたらたまったものではないですが、3割を振り回せるエースが強いのはみなさんパオジアンでご存じのはず。被弾するたびに3割を要求するのでスケショカイリューなどにも強く、相手を突然の詰みに追い込むことがあります。
⑤元がゴーストタイプ
神速無効です。SVではこれだけで強いです。炎の渦からも逃げられるので、もしアンコールがカイリューにない世界線ならポットデスはカイリューキラーとして名を馳せていたことでしょう。地味にボディプレスに怯えることがないのも評価点です。
これらのことから、ポットデスは広い範囲に誤魔化しが効く、ある程度雑に使っても勝ちを拾えることがあるパワーのあるポケモンです。1度積めば殆どのポケモンの上から行動できるため、パオジアンのつららおとしの怯みなどの運負けも減らせます。(急所被弾はどうしようもない)
また、積む1ターンに隙を作ればいいため構築の自由度が高いです。対面や展開構築にも組み込むことができ、2~3体持って行くエースとして活用することができます。
【使用する上での注意】
水テラスポットデスの有利不利をまとめました。得意・苦手なポケモンは以下のようになります。
ポットデスをエースにする場合、S・Aランクのポケモンとの対面を作るか、B・Cランクのポケモンにデバフを入れて積む隙を作り出す2通りの選択肢があります。選出段階で試合の流れをしっかり意識しましょう。
また、からやぶ後に倒せるポケモンは、Cランクのポケモンは1体が限界だと考えてください。ポットデスは苦手なポケモンを複数体倒すほどのパワーはありません。
Dランクのポケモンにはよほどのことがないと勝つことができないため、別のエースを選出するのをおすすめします。
これらから、構築に求める要素は以下の3点です。
①S・Aランクのポケモンを積極的に呼ぶ構築を作る。
当然ながら、ポットデスは強く出られるポケモンが多ければ多いほど強く使うことができます。ならば、選出段階で相手にS・Aのポケモンを出してもらえるようにしましょう。
例えばママンボウ。優れたクッションポケモンです。こちらの手持ちにハバタクカミなどがいれば、エースポケモンとともに選出されるでしょう。ハバタクカミは防御が低いので物理のエースを呼べそうです。
例えば連撃ウーラオス。全てを破壊できるエースです。例えばこちらの手持ちに水タイプを半減できるポケモンが1体しかいなかったらどうでしょうか?お相手は意気揚々とウーラオスを展開できるポケモンと一緒にウーラオスを通しに来るでしょう。それがステロランドロスならさらにポットデスが通りますね。ならランドロスを出してもらうには?ランドロスより遅い電気タイプなんかは格好の餌ですね。このように、相手の目線になって相手の選出を組み立ててみましょう。流行中の並びならなおよしです。
②C・Dのポケモンを出したくないような構築を作る
逆に苦手なポケモンが出てこなければ、それでももちろんポットデスは通ります。
例えばカバルドン。ポットデスにはあくびも吹き飛ばしも辛いです。ならばカバルドンに非常に強いポケモンを採用します。アーマーガアなんかは露骨に挑発をしてきそうで、アタッカーと一緒だと対面操作までしてくるので相手目線では嫌そうですね。
例えばテツノツツミ。アンコールでポットデスは一生からをやぶるをするはめになってしまいます。ならばテツノツツミが嫌そうなジバコイルなんかがいれば相手はテツノツツミとは別の展開をしてくれるかもしれません。
ポットデスを使う際にはとにかくポットデスの負担を減らすこと。全抜き性能はしっかりあるのでそこを活かせるような構築を組むのが理想です。
③別のエース(勝ち筋)を用意する
ランクバトルはいろんな方がプレイしています。ポットデスが通らない構築の相手もいるでしょう。そういう際にはポットデス以外の勝ち筋がないといけません。
例えば相手の手持ちにチオンジェンがいた場合、みず・エスパー技しか無いポットデスは負けてしまいます。ここで問題なのが、ポットデスはしろいハーブを消費しながらからをやぶるを積むことを想定しているため、引くと今後からをやぶると耐久が下がり、単体性能が著しく落ちてしまうのです。つまり極力交代ができません。
1体苦手なポケモンがいるだけで出せなくなるのがポットデスなため、最低限そのポケモン達と戦うことができる裏エースを採用するのは必須級。しっかり選出できる相手に選出してください。
ポットデスはDランクのポケモンがおらず、Cランクのポケモンが2体までの構築になら積極的に選出してよいと考えています。それ以上厳しいポケモンがいる場合は別のエースにまかせましょう。
【ポットデスの対面想定】
今回tier表に載せたポケモンとポットデスの相性を軽くCランクまで記載します。S・Aランクのポケモンにはある程度行動が決まっているのでそちらも記載します。興味の無い方は読み飛ばしてください。
【Sランク】
ママンボウ
A・C無振り想定 ポットデス側テラス無し
クイックターン(18.2%~22.2%)
アクアジェット(12.0%~14.7%)
ねっとう (14.0%~16.7%)
こごえるかぜ (6.7%~8.0%)
アクアブレイク(26.2%~30.9%)
行動・からをやぶる2積み優先
ポットデスが1番カモれる相手。基本的に倒されることはありません。しかしミラーコートの存在から、からをやぶる2回が強要されます。裏に鉢巻パオジアンなどがいることが多いため、立ち回りに気をつけてください。
テツノカイナ
特化A252振り想定 ポットデステラス無し(ドレインパンチのみ等倍計算)
サンダーダイブ(66.5%~78.6%)
ドレインパンチ(50.4%~59.1%)
れいとうパンチ(33.5%~39.6%)
ボルトチェンジ(12.7%~16.2%)
行動・からをやぶる→ちからをすいとる
後出しからでも間に合う相手。対面した際には搦め手が非常に少ないので安心できます。ボルトチェンジで対面操作されるため、早めにからをやぶるを積みましょう。れいとうパンチでのこおりはポットデスがお湯を沸かすのを祈ります。
アーマーガア
A無振り想定 ポットデステラス無し(ボディプレスのみB252等倍計算)
アイアンヘッド(28.9%~32.9%)
ボディプレス (29.5%~34.9%)
ブレイブバード(40.3%~48.4%)
とんぼがえり (8.0%~9.4%)
行動・からをやぶる→分岐
挑発持ちが多いですが案外挑発は撃たれません。アーマーガア目線では下から挑発が確定しているからです。そのため2連からをやぶるチャンスが多いです。ミラーアーマーでちからをすいとるも使い放題なのでどんどん破ってしまいましょう。アシパ連打してもゴリ押しが効くので余裕があります。
ウルガモス
C252想定 ポットデステラス無し
ほのおのまい (43.0%~51.1%)
ギガドレイン (26.2%~32.3%)
かえんほうしゃ(48.4%~57.1%)
※C+1ほのおのまい→D-1ポットデスはC76振りまでならテラス無しで確定耐え
行動・からをやぶる→水テラスからをやぶる
対面からなら基本負けない相手。からをやぶる→水テラスからをやぶる→アシストパワーで基本殴り勝てます。相手の調整によってはテラスも温存できるので攻撃を食らう場面があればしっかりダメージ計算しましょう。
ディンルー
A無振り想定 ポットデステラス無し
じしん (41.0%~49.0%)
ヘビーボンバー(32.9%~39.0%)
しっぺがえし (81.9%~98.0%)
行動・からをやぶる→ちからをすいとる
吹き飛ばしさえなければ圧倒的に積むのが楽な相手です。相手の構築にいる際には自分の手持ち2体を対価に支払っても積む価値があると思います。じわれ・挑発と油断ならない技も覚えているので注意。挑発を受けたら負けない程度にアシパを連打してターンを稼ぎましょう。しっぺがえし持ちも増えてきたので体力管理に注意。
エンテイ
特化A252想定 ポットデステラス無し(しんそくのみ等倍計算)
せいなるほのお(57.1%~68.5%)
しんそく (30.9%~37.0%)
ストーンエッジ(38.3%~45.3%)
じならし (22.9%~27.5%)
くさわけ (19.5%~23.5%)
行動・からをやぶる→ちからをすいとる
初速で上を取られますが鉢巻でも耐えるのでやりやすい相手です。相手側はこちらを役割対象だと思っているので交代も殆どされず、チョッキが多いのであまり搦め手も飛んできません。この対面はテラスタルを切ると逆に危なくなります。
【Aランク】
ウーラオス(れんげき)
特化A252計算 ポットデス水テラス
すいりゅうれんだ(36.3%~44.3%)
アクアジェット (12.7%~15.5%)
インファイト (75.2%~89.3%)
ドレインパンチ (47.0%~56.4%)
とんぼがえり (29.5%~34.9%)
アイススピナー (16.7%~20.2%)
行動・水テラスからをやぶる→ちからをすいとる
水テラスポットデスの役割対象です。挑発がなければ絶好の起点。最悪剣舞を積まれた状態でも立ち回りでなんとかなります。初手インファイトを押されても大体勝てるのでそこまで問題はないです。格闘技をのろわれボディで止めてしまった場合はからやぶ2積みは諦めた方が良いです。
ウガツホムラ
特化A252計算 ポットデス水テラス
フレアドライブ (34.3%~40.3%)
げきりん (68.5%~81.3%)
じしん (38.3%~45.7%)
晴れ古代活性フレアドライブ(89.3%~105.4%)(乱数37.5%)
行動・余裕ができるまでちからをすいとる連打。攻撃が止んだらからをやぶる。
晴れがなければ起点よりのポケモン。竜舞の積み合いにも勝てます。最速+1ウガツホムラは抜けないのでS関係に注意。相手は非常にのろわれボディが重いので隙自体は作りやすいです。
ハッサム
特化A252計算 ポットデステラス無し(インファイトのみ等倍計算)
バレットパンチ (38.3%~45.0%)
とんぼがえり (22.6%~26.2%)
はたきおとす (55.1%~65.8%)
ダブルウイング (51.1%~60.5%)
インファイト (50.4%~59.8%)
行動・初手からをやぶる→水テラスちからをすいとる
この対面ははたきおとすの上からからをやぶる→水テラスを切ってちからをすいとるで大体勝てますが、どろぼうハッサムにだけは負けます。それをケアしたい方は始めから水テラスを切ってください。
チョッキハッサムにもしっかり殴り勝てるので安心。水・悪テラスどちらもいるので選択技には注意。
キョジオーン
A無振り計算 ポットデステラス無し(ボディプレス特化B252計算)
しおづけ (16.2%~18.7%)
ボディプレス (34.3%~40.3%)
じしん (25.5%~30.3%)
行動・初手からをやぶる→ちからをすいとるを絡めながらまもるに合わせてもう1度からをやぶる→アシストパワー
みがわりさえなければ絶好のカモです。逆にみがわりがあると負けます。
必ず一回は積めるので相手の裏を見て再度積むか決めます。守るに合わせて2回目を積むのがベスト。呪い型には対面で勝てはします。
キラフロル
C252計算 ポットデステラス無し
パワージェム (41.0%~49.0%)
ヘドロウェーブ (24.2%~28.9%)
キラースピン (4.0%~4.7%)
エナジーボール(30.9%~37.0%)
メテオビーム (92.7%~109.4%)(乱数56.25%)
行動・初手からをやぶる→アシストパワー→アシストパワー
負けるルートは2つ。初手草テラスエナジーボールかパワフルハーブメテオビームの2択です。ポットデスを使う際にはこの事故を避けるために鈍足岩・草弱点を入れるのは気をつけた方がいいでしょう。逆に襷型は絶好の起点です。スカーフ型も最速でもS+2で上を取れます。
パオジアン
特化A252計算 ポットデス水テラス
つららおとし (33.5%~39.6%)
ふいうち (55.1%~65.2%)
せいなるつるぎ (47.7%~56.4%)
こおりのつぶて (16.8%~18.7%)
サイコファング (45.0%~53.1%)
かみくだく (63.1%~75.2%)
-1うっぷんばらし(79.2%~93.3%)
行動・水テラスからをやぶる→ちからをすいとる連打→A-3辺りになったら水テラバースト→水テラバースト
ポットデスの明確な役割対象2。このポットデスのHBラインはB-1状態で特化パオジアンのふいうち確定耐え、パオジアン側がA-1で特化悪テラスかみくだくを15/16で耐える調整です。
襷型ならパオジアン前で2回からを破ることを意識し、鉢巻なら一度引かせて上からAを下げられる展開を目指します。絶対零度とかみくだくのBダウンは割り切り。
とにかくちからをすいとるを入れることを意識。一撃でやられない立ち回りをしましょう。草テラスタルや電気テラスタルが多い環境では注意が必要です。ちなみにA-1うっぷんばらし+A-1つぶては特化だと耐えないですが数が少ないので考慮していません。
セグレイブ
特化A252想定 ポットデス水テラス 連続技5回想定
つららばり (40.3%~50.4%)
スケイルショット(83.9%~104.1%)(乱数1.47%)
じしん (45.7%~53.7%)
きょけんとつげき(81.3%~96.7%)
行動・ちからをすいとる→からをやぶる→水テラスちからをすいとる
初手ちからをすいとるから入ります。襷型でもなければ初手剣舞はなく、竜舞なら最速でもS+2で上から動けます。HP満タンでもちからをすいとるを入れながら行動し、一致技+こおりのつぶての範囲から外れたときに攻めに転ずるイメージです。
ドラパルト
AC252想定 ポットデステラス無し
ドラゴンアロー (56.4%~65.8%)
とんぼがえり (12.7%~12.7%)
ふいうち (51.1%~60.5%)
シャドーボール (68.5%~81.9%)
りゅうせいぐん (56.4%~66.5%)
霊テラバースト (88.6%~104.7%)(乱数25%)
2倍たたりめ (112.8%~132.7%)
行動・水テラスからをやぶる→ちからをすいとる
アタッカー型ならまず負けませんが、電磁波たたりめ型には非常に弱いです。対面する前に先に型確認をすること。電磁波さえ受けなければ襷型にも勝てます。こだわり鉢巻ドラゴンテラスドラゴンアローは流石に耐えないですが、ポットデス側の立ち回りが確立されているのでAランクとしています。
ランドロス(霊獣フォルム)
特化A252想定 ポットデステラス無し
じしん (68.5%~80.6%)
とんぼがえり (15.5%~18.7%)
がんせきふうじ (27.5%~32.9%)
飛行テラバースト(72.5%~86.0%)
行動・からをやぶる→ちからをすいとる連打→A-2でアシストパワー→ちからをすいとる→アシストパワー
HDやスカーフが多い現状では有利よりですが、剣舞や挑発などが増えてくるとランクが落ちる枠ではあると思います。基本的には殴り勝てますが、地割れ持ちもそこそこいるので試行回数を稼がせない方が良いです。
ガオガエン
特化A252想定 ポットデステラス無し
はたきおとす (76.6%~90.0%)
フレアドライブ(68.5%~81.3%)
とんぼがえり (13.5%~16.2%)
DDラリアット (98.0%~116.8%)(乱数87.5%)
行動・水テラスからをやぶる→ちからをすいとる→水テラバースト
一見テラスを切らなくても戦えるように見える相手。実際には火力に振った型は少ないですが事故死も少なくない対面です。テラスを切ると裏に負けてしまう場合以外は切って戦ったほうがいいと思います。すぐ控えに引っ込むのでHP管理はしっかりとしておきましょう。
ドオー
A無振り想定 ポットデステラス無し
じしん (30.3%~36.3%)
どくづき (12.0%~14.0%)
アクアブレイク (17.5%~20.9%)
行動・からをやぶる→アシストパワー
1年前はCランクでしたがちょすいばかりになったのでAランクになりました。あくびやどくどくがあるので状態異常被弾は覚悟しましょう。からやぶを2回以上積んでも問題ない対面ですが、黒い霧持ちも一定数いるので毒をくらった場合は注意。
【Bランク】
テツノドクガ
C252想定 ポットデステラス無し
ほのおのまい (44.3%~52.3%)
ヘドロウェーブ (25.5%~30.3%)
エナジーボール (32.9%~39.0%)
マジカルシャイン(29.5%~34.9%)
オーバーヒート (70.5%~83.3%)
C+1メテオビーム(65.2%~77.2%)
からやぶ1回で抜けないSブースト、そこそこいるチョッキ、どくどくや吹き飛ばしが厄介。とはいえテラスを切られなければまず負けない相手です。素直に行動するのが相手には一番辛いはず。アシストパワー連打が安定します。
イダイトウ♂
特化A252計算 ポットデス水テラス
150おはかまいり (114.1%~134.3%)
150おはかまいりA-1 (75.2%~90.0%)
アクアジェット (15.5%~18.7%)
アクアジェットA-1 (10.7%~12.7%)
ウェーブタックル (45.7%~53.7%)
乱数勝負。それだけです。おはかまいりの高乱数を引いてしまうと負けますが、それ以外なら勝ちます。とはいえ特化でもA-1おはかまいり+A-1アクアジェットをポットデスは9割近くの確率で耐えるため、勝率は高め。一度おはかまいりをのろわれボディで縛れればほぼ確定勝ちです。襷やイバンのみと行動保証アイテムをよく持っているため、常にHPは多めを保ちましょう。
ガブリアス
特化A252計算 ポットデステラス無し 連続技5回想定
じしん (62.5%~74.5%)
スケイルショット(83.7%~100.7%)
アイアンヘッド (34.3%~40.3%)
げきりん (75.2%~89.3%)
がんせきふうじ (25.5%~30.3%)
陽気か意地っ張りかが非常に重要な相手。ポットデスのSラインは+2で+1いじっぱりガブリアス抜きなため、性格で上から2回動かれるか分岐します。
からを破っていてもちからをすいとるから入るのが無難です。スケイルショットを縛れればある程度有利に戦えます。みがわりや剣の舞には注意。
カイリュー
特化A252想定 ポットデステラス無し(しんそくのみ等倍計算・連続技5回想定)
ノマテラしんそく(51.1%~61.1%)
じしん (43.0%~51.1%)
スケイルショット(83.9%~100.7%)
げきりん (77.2%~91.3%)
飛行テラバースト(68.5%~81.9%)
アイアンヘッド (34.3%~41.0%)
アクアジェット (17.5%~20.9%)
りゅうせいぐん (62.5%~73.2%)
エアスラッシュ (28.2%~34.3%)
ほのおのうず (9.4%~11.5%)
いくら何でも型が多すぎるため、相手の手持ちを見て判断します。キョジオーン入りは耐久、Sブーストカミと組まれているのは積みエース、初手に来るのは鉢巻などです。正直それでもよくわかりません。
とりあえずアンコールで積まない選択を心がけましょう。幸い最速+1カイリューよりも+2ポットデスは速いです。ただし死に出し2体目で出てきたカイリューは別。経験上鉢巻の可能性が高いのでちからをすいとるから入ります。
イーユイ
特化C252想定 ポットデス水テラス
オーバーヒート (50.4%~59.8%)
あくのはどう (62.5%~74.5%)
かえんほうしゃ (34.9%~41.7%)
サイコキネシス (47.0%~55.8%)
ふんえん (30.9%~37.0%)
テラスタルを切ることを強いられる相手。相手が炎テラス以外のテラスを切ると厳しめ。とにかく水テラバーストで削りきるのを祈ります。等倍火力ならある程度余裕があるため、最速こだわりスカーフよりも特化こだわりメガネのほうが苦手だったり。あまりにも拘りアイテム持ちが多いため、のろわれボディが発動するだけで大体勝てます。
炎オーガポン
特化A252想定 ポットデステラス無し
ツタこんぼう (71.2%~84.6%)
ウッドホーン (53.1%~63.1%)
じゃれつく (43.0%~51.1%)
がんせきふうじ(28.9%~34.3%)
はたきおとす (92.7%~110.1%)(乱数56.25%)
パワーウィップ(85.3%~100.7%)(乱数6.25%)
じゃんけんです。相手が出せるのはテラスツタこんぼう・ウッドホーン・はたきおとすの3択。こちらは水テラスを切るか切らないかで分岐します。
個人的にはからやぶ前はテラスを切らない択・テラス後は水テラスを切る択を取ることが多いです。とはいえ、積めていれば耐久無振りのオーガポンは割とアシストパワーで倒せたりします。
ツタこんぼうが急所に当たりやすいせいで不利を取りやすいため、結構お祈り勝負になりやすいです。
トドロクツキ
特化A252古代活性想定 ポットデス水テラス
はたきおとす (83.3%~98.7%)
アクロバット (63.1%~74.5%)
じしん (57.1%~67.8%)
アイアンヘッド(22.9%~26.9%)
げきりん (102.7%~121.5%)
ガン不利に見えますが、からやぶを積めていれば1撃は止められるため、しばらくするとからをやぶるVSりゅうのまいの積み合い合戦が始まります。
C+4水テラバースト+C+6テラバーストで倒しに行くことが多いですが、プレイングに依存するのが困りもの。お相手がテラスを切ってくれれば逆に有利対面になります。
岩オーガポン
特化A252想定 ポットデステラス無し(でんこうせっかのみ等倍計算)
ツタこんぼう (71.2%~84.6%)
はたきおとす (92.7%~110.1%)(乱数56.25%)
ウッドホーン (53.1%~63.1%)
パワーウィップ(85.3%~100.7%)
がんせきふうじ(43.0%~51.1%)
でんこうせっか(18.7%~22.1%)
炎オーガポンがじゃんけんならば岩オーガポンはお祈り対面になります。はたきおとすとテラスツタこんぼうがちょうど5分程度の乱数であり、急所率を考えると分が悪いです。しかし頑丈を潰せていると途端に有利対面になります。
水オーガポン
特化A252想定 ポットデステラス無し
ツタこんぼう (71.2%~84.6%)
ウッドホーン (53.1%~63.1%)
水オーガポンはかみ合いの対面になります。相手目線みがわり・やどりぎのタネ・アンコール・ツタこんぼう・ウッドホーンどれを選ぶのもあり得ますが、基本的にポットデス側はアシストパワーが安定です。急所率を考えるとやや分が悪いため、事前にからを2回破っておきたい相手です。
オオニューラ
特化A252想定 ポットデステラス無し(インファイトのみ等倍計算)
インファイト (75.2%~89.3%)
フェイタルクロー(25.5%~30.3%)
シャドークロー (59.1%~69.8%)
アクロバット (46.4%~55.1%)
ほのおのパンチ (31.5%~37.6%)
フェイタルクローとの運勝負です。毒を引いたら勝てます。麻痺だと運が悪ければ、眠りを引くと大体負けます。
オボンは貫通でき、襷軽業もちかすいを絡めて動きます。サイコシードに対しては下からからやぶを2回積みにいきます。
アローラキュウコン
C無振り想定 ポットデステラス無し
ふぶき (32.3%~38.3%)
ムーンフォース(28.2%~32.9%)
フリーズドライ(20.9%~24.9%)
こごえるかぜ (16.7%~20.2%)
威力140のアシストパワーでは一撃で倒せないため何らかの仕事をされます。基本アンコールなので相手の後ろに悪タイプが控えている場合にはテラバーストで倒しにいきましょう。壁を貼られてもポットデスは耐久も壁ごと破壊もできるためそこまで被害は大きくないです。
イエッサン♂
C252サイコフィールド想定 ポットデステラス無し
ワイドフォース (69.2%~82.6%)
マジカルシャイン(24.2%~28.9%)
シャドーボール (48.4%~57.8%)
サイコショック (51.1%~61.1%)
最速スカーフイエッサン♂をS+2ポットデスは抜けません。トリックかエスパーテラスワイドフォースかアンコールのじゃんけんが発生します。
前者はアシストパワーで勝ち。後者はもう一度からをやぶると勝ちです。アンコールが怖いので基本アシストパワーで倒しにいきますが、スカーフ型が主流になると動きが変わる対面だと思います。
グライオン
A無振り想定 ポットデステラス無し
じしん(36.3%~43.0%)
どくどくを入れられてからやっと読み合いが始まります。HD特化鋼テラスでもからやぶ2積みアシパは耐えませんが取り巻きが厄介。リスクを考えるとまもるを使われるのがわかっていてもアシストパワー連打が良いと思います。
ウーラオス(いちげき)
特化A252想定 ポットデス水テラス
あんこくきょうだ (71.2%~84.6%)
インファイト (75.2%~89.3%)
ふいうち (44.3%~52.4%)
ドレインパンチ (47.0%~56.4%)
とんぼがえり (29.5%~34.9%)
悪テラ鉢巻ふいうち(88.6%~104.7%)(乱数25%)
この対面は極めてシンプル。①相手が襷であり、②相手のテラスが残っている場合に確定で負け、それ以外なら勝つ対面です。
最速スカーフはオーガポンを確定で倒せないため今の環境では考慮しません。よって負ける要素は悪テラスあんこくきょうだがポットデスに被弾することのみ。対策なしでは負けるため、一撃ウーラオスのような構築(キラフロル・テツノツツミと組まれている等)にはステルスロック撒きを選出することで対策します(が、上の例の場合厳しいポケモンが多いので選出しない方が良いです)
【Cランク】
コノヨザル
特化A252想定 ポットデス水テラス
ふんどのこぶし×1(28.9%~34.9%)
ふんどのこぶし×2(57.1%~68.5%)
ふんどのこぶし×3(85.3%~101.4%)(乱数6.25%)
ドレインパンチ (43.0%~51.1%)
がんせきふうじ (22.9%~27.5%)
ふんどのこぶしも怖いですがそれ以上に絡め手が怖い対面。投げつける・挑発・地ならしやアンコールなど全て致命傷です。まけんきなのでちからをすいとるでの様子見はできません。
チョッキかチョッキ以外で行動が分岐するため偵察が重要。チョッキなら目の前でからをやぶるを2回積み、他はアシストパワーを連打します。
ブリジュラス
特化AC252想定 ポットデステラス無し(ボディプレスのみ等倍計算)
りゅうせいぐん (71.2%~84.6%)
ラスターカノン (44.3%~52.4%)
+1エレクトロビーム(71.9%~84.6%)
あくのはどう (59.1%~69.8%)
ボディプレス (30.3%~36.3%)
アイアンヘッド (44.3%~52.4%)
10まんボルト (33.5%~39.6%)
頑丈型は不利・持久力型でも微不利です。ステラテラス眼鏡とパワフルハーブ型には事前にステロを撒かないと負けてしまい、ステロほえるドラテミラコ電磁波とポットデスを止める手段には事欠きません。ディンルーと同じくこちらのポケモンを全て消費し交代技をケアしたいです。ステロ+からやぶ2回でチョッキ以外なら大体倒せるため出てくる前に準備を終わらせておくのも手。一応Aが高めなのでちからをすいとるの回復量が多めなのは嬉しいです。
サーフゴー
特化C252計算 ポットデス水テラス
ゴールドラッシュ(34.3%~40.3%)
シャドーボール (46.4%~55.1%)
10まんボルト (68.5%~81.9%)
2倍たたりめ (74.5%~88.6%)
サイコショック (34.3%~41.0%)
対面する分にはそこまで問題ないですが、裏から出てくると困るポケモンです。ちからをすいとるが無効化されるという点が非常に厄介。ウーラオスやパオジアンに対してちからをすいとる連打中に出てきて妨害された後に一撃耐えられて削られ、裏の先制技圏内にされる危険性があります。電磁波やトリックで全抜きを阻害してくるため、実質ストッパーになってしまうことも多いです。
サーフゴーがいる構築には展開する前にポットデスの圏内に入れておくことが重要です。少しでも相手に先に繰り出してもらい、ポットデスに対して行動させないことを目指しましょう。
ハバタクカミ
C252計算 ポットデステラス無し
ムーンフォース (51.1%~60.5%)
シャドーボール (86.0%~102.2%)(乱数12.5%)
2倍たたりめ (137.0%~162.5%)
マジカルフレイム (26.9%~32.3%)
パワージェム (28.9%~34.3%)
10まんボルト (32.3%~38.3%)
妖テラドレインキッス(43.0%~51.1%)
ポットデスを倒したポケモンナンバー1。アシストパワー1積みでワンパンできないため基本的に不利な相手です。からやぶを一回積んだ後にSブーストに遭遇した場合、もう一度そこからからをやぶるをします。みがわり型や電磁波たたりめには裏目ですが割り切るしかないです。
眼鏡や襷も苦手であり、とにかく削っておきたい相手。電磁波や挑発をポットデスに入れられないようにサポートは必須です。唯一瞑想ドレインキッス型に対しては微有利を取れます。対面からでも水テラスを切ればテラス+1ドレインキッスを耐えるため、からをやぶるを2回積んで返り討ちにしてやりましょう。
モロバレル
C無振り計算 ポットデステラス無し(A個体値0想定)
リーフストーム(39.0%~46.4%)
ヘドロばくだん(14.0%~16.2%)
クリアスモッグ(8.0%~9.4%)
+2イカサマ (51.1%~60.5%)
通常は威力140アシパでワンパンですが、相手がモロバレルにテラスを切って来る場合不利を取ります。
イカサマもキノコのほうしも面倒ですが、最速起きで案外ゴリ押せたりもします。厄介なのがクッション性能。拘りパオジアンやハバタクカミに繋がれると非常に面倒なため、できる限りポットデス展開前にサイクル下で後出しできない状況を作っておきたいです。
アシレーヌ
特化C252想定 ポットデステラス無し
ムーンフォース (52.4%~62.5%)
うたかたのアリア(50.4%~59.1%)
アクアジェット (16.2%~18.7%)
サイコノイズ (28.2%~33.5%)
エナジーボール (33.5%~39.6%)
チョッキの個体があまりにも多いため不利です。相手は140アシストパワーを2回耐え、こちらは攻撃2発+先制技をほぼ耐えません。
激流うたかたのアリアを期待して二回目に水テラスを切ることもできますが、相手目線ムンフォで確定2発なため切り替える理由がありません。一応D-1ムーンフォース+B-1アクアジェットをポットデスは8割ほどの確率で耐えるので狙いに行くのもなくはないです。H252チョッキ程度なら260アシストパワーで確定1発です。
…お気づきでしょうか。上の論、アンコールで瓦解します。なので裏から出てくるアシレーヌとかみ合いで負けてしまいます。ですので事前に相手の構築をある程度確認できる先発がいるとかみ合いで負けることを軽減できます。
ハピナス
ハピナスC4振り想定 ポットデステラス無し
ちきゅうなげ (33.5%)
シャドーボール(29.5%~36.3%)
かえんほうしゃ(16.7%~20.2%)
みわくのボイス(14.7%~18.2%)
悪テラスなら確定負けです。そうでなければ積み合いの速度の差で割と勝てます。
流行の鋼テラスには相手のプレイング次第と言ったところ。必ずからをやぶるを3積みして戦わなければいけないわけではないので隙を見て殴りましょう。
キノガッサ
特化A252想定 ポットデステラス無し(マッハパンチのみ等倍想定)
タネマシンガン2回(45.7%~56.4%)
タネマシンガン3回(68.5%~84.6%)
タネマシンガン4回(91.3%~112.8%)(乱数78.23%)
タネマシンガン5回(114.1%~141.0%)
マッハパンチ (38.3%~45.0%)
がんせきふうじ (37.6%~45.0%)
襷を潰していなければ9割方負ける相手です。水テラスを切った後に裏から出てこられると最悪。マッハパンチも割と致命傷です。タネマシンガンの乱数が怪しく、キノコのほうしもあるので対面からではまず勝てません。
ポットデスだけでは対策できないのでステロやまきびし持ちのポケモンを採用して構築単位で対処します。一応等倍テラス程度なら140アシストパワーで一撃です。
ヘイラッシャ
A無振りB特化252想定 ポットデステラス無し
ウェーブタックル (45.0%~54.4%)
ゆきなだれ (30.3%~36.3%)
アクアブレイク (32.9%~39.0%)
ボディプレス (30.9%~37.0%)
てんねんにより260アシストパワーを耐えてくる怪物。確実に一回行動されます。あくびも厳しいですが、やはり群を抜いて地割れがキツい。運が良ければ無償で突破できますが確率的には不利より。あくびを挟まれた後に後続に繋がれると非常に面倒なので、他の手持ちで処理するか出させない構築作りをしたい程度には苦手です。
テツノカシラ
特化C252想定 ポットデステラス無し(ワイドフォースのみ
サイコフィールドあり・C実数値164で計算)
タキオンカッター (56.4%~65.8%)
サイコノイズ (41.0%~49.0%)
ワイドフォース (73.2%~86.6%)
テラバースト (44.3%~52.4%)
ボルトチェンジ (25.5%~30.3%)
この型のポットデスが知られているかで勝敗が変わるポケモンNo1。テラスタルを切ってもらえないとガン不利です。
ブーストエナジーでSが上がる調整なら「とりあえずめいそう」でも負けます。260アシストパワーも耐えます。なんなら眼鏡タキオンカッターも耐久が怪しいレベルです。
が、先に展開できていればテラバースト連打でも勝てる相手ではあります。ギミックと切り離せば相手できなくもないため、先に展開を通す、できなければ妨害するのを心がけましょう。
カバルドン
A無振り想定 ポットデステラス無し
じしん (42.3%~50.4%)
テラスを切られたら負けなのでポットデス目線はモロバレルとほぼほぼ同じです。問題は組まれている相手に積みエースが多いため、こちらを止めるためにテラスを切ってでもあくび・吹き飛ばしをしてくる点にあります。
理想を言えばカバルドン展開を通す前にエースを機能不全にすることですが難しいのが現実。構築にメタを仕込むか受けられない火力を押しつけ続け、ポットデスの展開前に少しでも削っておくのがポイント。素の水テラバはカバルドンに対して半分入ります。
タケルライコ
特化C252想定 ポットデステラス無し 控えめ計算
じんらい (41.0%~49.0%)
りゅうせいぐん(76.6%~90.7%)
10まんボルト (53.1%~63.1%)
ほうでん (47.0%~56.4%)
りゅうのはどう(50.4%~59.1%)
ヘビーボンバー(24.2%~28.9%)
対面でも中々厳しい相手ですが、より困るのがブーストエナジー持ちの場合最後に出てくることが多い点です。水テラスを切らされた後に出てくると悲惨。そのままじんらいで上から制圧されて負けます。
とにかくポットデスにテラスタルを切らなくても良い構築以外には出さない方が無難です。ドドゲザンの前でテラス無しで戦うようなものなので…
テツノツツミ
C252計算 ポットデステラス無し
ハイドロポンプ(55.1%~65.2%)
フリーズドライ(34.9%~42.3%)
れいとうビーム(45.0%~54.4%)
テラバースト (40.3%~48.4%)
Sブーストアンコールがあまりにも刺さるため、順当に行けば勝てない相手。エルフーンと違って一度引くと素早さが戻る分まだマシですが、受けが成立しづらい問題があります。ポットデスがいるとほぼ間違いなく選出されるため、基本的には裏選出を通しに行くのが良いです。どうしても通したい場合は、相手に一切デバフを入れずに相手に展開してもらった後ポットデスを通しに行きます。テツノツツミが相手のラス1に残ることは基本無いためチョッキジバコイルなど受け先を用意すれば一度引かせるだけで勝てます。
ミミッキュ
特化A252いのちのたま込み計算 ポットデス水テラス
じゃれつく (58.4%~69.2%)
かげうち (26.2%~31.5%)
シャドークロー(44.3%~53.1%)
ウッドハンマー(102.7%~122.2%)
ばけのかわがありますがからやぶ後の対面なら択勝負にまでは持ち込める相手。面倒なのは後続が残っている状態で、その場合トリックルームやでんじはなどの切り返し行動を止められません。
ミミッキュがいて選出する場合はトリルエースっぽいポケモンに抵抗できるポケモンを置くことが絶対条件です。ミミッキュを含め2体は削れるため、いっそのこと先発に置くのも手だったり。コノヨザル+ミミッキュ+アカツキガチグマみたいな構築には選出は諦めましょう。
ガチグマ(アカツキのすがた)
特化C252計算 ポットデステラス無し
ブラッドムーン(81.3%~96.7%)
ハイパーボイス(52.4%~62.5%)
しんくうは (15.5%~18.7%)
ムーンフォース(37.0%~43.7%)
だいちのちから(52.4%~62.5%)
こいつにしんくうはが与えられたのを世界一呪っている自信があります。ポットデスがブラッドムーン+しんくうはをほぼ耐えません。そしてチョッキだと140アシストパワーを耐えてきます。つまり純粋に殴り負けてしまう相手なのです。
対面からもあくびのせいで起点にできず、火力も申し分なしなのでからやぶ前のポットデスとこいつを対面させてはいけません。ガチグマに弱くないポケモンで選出を固めないと負けます。基本からやぶを2回積めれば勝てますが、対面軸に入れられていることが殆どなのでS・Aのポケモンの選出を構築段階で強要させてください。
ポリゴン2
C無振り計算 ポットデステラス無し(トライアタックのみ等倍計算)
トライアタック(28.2%~34.3%)
シャドーボール(37.6%~45.7%)
ほうでん (18.7%~22.9%)
れいとうビーム(21.5%~25.5%)
+2イカサマ (51.1%~60.5%)
被ダメージはそれほどでもないですが、確定3発なのでダメージレースで厳しい相手。ミミッキュと同じくトリルエースと合わせてヤバさが増します。
実は対面からやぶを対面で2回積めなくもない相手。トリルに注意しながら水テラスを切って一撃で制圧できればベスト。
マスカーニャ
へんげんじざい込みA252計算 ポットデステラス無し
トリックフラワー(54.4%~64.5%)
はたきおとす (100.7%~118.2%)
トリプルアクセル(62.5%~74.5%)
とんぼがえり (18.2%~21.5%)
ふいうち (72.5%~86.0%)
じゃれつく (46.4%~55.1%)
①襷が多い
②ポットデスのメイン技を両方半減
③テラスを切っても切らなくても弱点を突かれる
④確定急所+しんりょくという超火力
⑤拘り持ちも一定数いる上、トリックもできる
⑥先制技持ち
⑦毒菱を撒ける
挙げれば挙げるほど出てくるポットデスの苦手な部分を体現したような存在です。幸いなのは耐久が低いため、よほどの選出でなければ3タテされることはないこと。襷さえ削ってしまえばテラバーストでも倒せる相手のため、マスカーニャが重くなりすぎない選出をすればなんとかなるライン。麻痺をいれてしまえば対処がぐっと楽になります。
ドヒドイデ
AC無振り想定 ポットデステラス無し
アクアブレイク(22.2%~26.9%)
どくづき (10.7%~12.7%)
どくびしを撒かれた瞬間相手がくろいきり安定になるのでその試合はガン不利になります。ドヒドイデを妨害するか起点にできるポケモン、またはどくびしを回収できるポケモンを必ず選出しましょう。
テラスを切られなければHDでも無い限り140アシストパワーでワンパンですが、問題はテラスを切られた場合。くろいきりとからをやぶるによる無限の択が後に発生するので選出するときは覚悟して出しましょう。長い長い択が続きます。
ジャローダ
C252想定 ポットデステラス無し
リーフストーム (47.0%~56.4%)
+2リーフストーム(93.3%~110.8%)(乱数62.5%)
+4リーフストーム(139.6%~165.2%)
りゅうのはどう (20.2%~24.9%)
一致テラバースト (32.3%~38.3%)
襷でなくとも140アシストパワーを耐えて麻痺を入れてくる相手。挑発ややどりぎのタネまであるので非常に危険です。どうあがいてもこのポケモンを起点にはできないと思います。
ラス1勝負になれば負けないのでとにかく相手にリーフストームを展開させないようにすること。相手の方がこちらよりはるかに効率よく積んできます。
ラティオス
C252想定 ポットデス無振り
りゅうせいぐん(67.2%~79.2%)
ラスターパージ(49.0%~58.4%)
サイコショック(45.0%~54.4%)
サイコノイズ (39.0%~46.4%)
クイックターン(18.2%~21.5%)
水もエスパーも通らない上にとくぼうが高く、トリックもあり、サイコノイズでちからをすいとるまで封じてくる相手。S+2でも準速スカーフラティオスを抜けないのも痛手であり、何から何までポットデスをいじめてきます。
選出する際は複数回からをやぶるを積めそうな場合のみにしましょう。順当にいくとあらゆる型に敗北します。タイプ相性上は有利なのに…
ラティアス
C252想定 ポットデス無振り
りゅうせいぐん(60.5%~71.2%)
ミストボール (44.3%~52.4%)
サイコショック(58.4%~69.2%)
みわくのボイス(24.9%~29.5%)
ドレインキッス(15.5%~18.7%)
ラティオスよりさらにしんどい相手。理由は単純で260アシストパワーをちょっと耐久に回すだけで耐えるからです。
瞑想型も眼鏡型も多いので非常に厄介。基本的に後出しでもしてもらえないと勝てないので圧倒的不利対面です。
草オーガポン
特化A252想定 ポットデステラス無し(でんこうせっかのみ等倍計算)
ツタこんぼう (59.1%~70.5%)
テラスツタこんぼう(79.2%~94.0%)
パワーウィップ (71.2%~84.6%)
ウッドホーン (45.0%~53.1%)
はたきおとす (76.6%~91.3%)
とんぼがえり (14.0%~16.7%)
じゃれつく (35.5%~42.3%)
でんこうせっか (16.2%~19.5%)
オーガポンの中でも群を抜いて厳しい相手。テラスを切られるだけで上を取られ、S+4でもスカーフ+テラスで上を取られます。その上テラスツタこんぼうが基本どの状態でも致命傷です。アンコールもされます。鉢巻はたきおとすもされます。まけんきなのでちからをすいとるを撃つとより悲惨なことになります。どんな試合運びをしようがしんどいです。鉢巻が激減する世界線が見つかるまで選出は避けましょう。
【さいごに】
ここまで書いておいて実は私自身ポットデス軸の正解をわかっていません。私が普段性別不明ポケモン統一という狭い選択肢の中で戦っており、ポットデス自体も使用者が少ないからです。
ですのでポットデスの構築はまだまだ開拓の余地があるのは間違いないです!しっかりと独自の強みがあり、広い相手に戦っていけますからね。
この記事でポットデスについて少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。
最後に、長い長い記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
何か質問などございましたらお気軽にお声がけください。
X(旧Twitter)→@aonoyu09
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?