【創作BL】年下わんこと拗らせ愛 第二章
「レオ、俺の家に着いたら最初にやることは分かるな?」
「え、っと……お、お邪魔します……?」
先に玄関に上がった千景は仁王立ちで玲於を迎える。家の下まで車で二人を送ってくれた竜之介は何か困ったことがあればいつでも連絡をして来いと残して帰路に着いた。玲於の持ち物が鞄一つ分だけという事もあり、荷運び等これ以上付き合う必要が無かったからだ。千景は上がってコーヒーでも飲んでいけば良いと提案はしたが、それはまたの機会にすると振られてしまった。千景が妙に今の玲於を気に入った事も早々に立