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40w/出産!

大きいお腹でそろそろ身体もしんどいので、
予定日翌日から入院、その翌日から誘発というかたちで計画出産のスケジュールを組みました。

予定通り誘発当日に生まれましたが、出産はいろいろあるなぁと実感した日でした。。

7/8(月) 出産前日

14:00
入院。
2時間後の診察にて、子宮口の開きが小さいためバルーンを挿入。

17:00
生理痛のような鈍痛がはじまる。
その後、座っていると圧迫されて痛い感じになる。
ここから子宮がキューッとなる痛みが20-30分間隔で来る。

20:30
トイレで鮮血に気づく。
おしるしか?と思いナースコールするが、量、形状からバルーンによる刺激かもとのこと。
お腹の張り、痛みの感覚が狭くなったらナースコールするよう言われるも、これ以降は張りが気にならなくなりそのまま就寝。

7/9(火) 出産当日

6:00
起床後、身支度をして待機室へ移動。モニターで胎児のチェック。
状況によって帝王切開に切り替える可能性もあることからこの日は絶食。

7:00
子宮口を柔らかくする薬を1錠飲む。
30分ほどで張りが増えてきて、3分間隔になる。

8:00
いよいよ点滴開始。
直後、診察で子宮口4-5cmまで開いていたことが判明!
進みが早いかもとのことで自宅(病院まで2h弱かかる)にいる夫を呼ぶ。
おなかの張りよりも腰痛が強くなる。

11:00
夫到着。が、まだ3分間隔。。
進みが遅いので到着早いかもと言われる…困惑。

11:30
進みが悪いので人口破水される!
ここから一気に陣痛が強くなるが、同室の方の手術準備のため夫が退室させられひとり悶える羽目に…
(時折助産師さんが腰を擦ってくれたけれど、手術の方でバタバタしていてやや放置気味だった)

13:00
子宮口が7cmほどまで開いたところで夫の入室許可がおりる!
いきみが出てしまうので尻を押してもらう。
これが噂のいきみ逃しか…!という気持ち。
確かに、いきみたいのにいきめないのが辛すぎる。

いきみ逃しに役立ったのはテニスボール。持ってきて本当に良かった!
最初は押し方が弱くて物足りなかったけど、助産師さんに適切な力加減を指示してもらったのでいい具合になる!夫、うまい!

14:15
まだ耐えないといけないのか、もうどうしてもいきんでしまう!と思っていたら、いつの間にか子宮口全開になっていた。

やっと分娩室に行ける!という喜びもつかぬ間、赤ちゃん下がっていないから歩いていくように言われる。地獄。
夫も、この状況で自力で歩かされることに驚いていた。

1分ごとに起こる陣痛に耐えながら移動する。つらすぎる。
たった10mほどの距離の分娩室がものすごく遠く感じる。
時折くる陣痛といきみに耐えられず助産師さんの手を全力で握ってしまったけど、良いよ、握って耐えてと言ってくれたのがとてもありがたかった。

なんとか分娩室到着。
やっといきめるのかと思っていたが、ここから1-2時間はかかる旨が伝えられて絶望する。

分娩台の上で 仰向けでいきむ→横向きでいきみ逃しながら体力温存→また仰向けでいきむ… を繰り返す。これが本当に長い。

夫にテニスボールで全力で押してもらいながらいきみを逃す(心配になるぐらいものすごい体重かけて押していたらしい)。
テニスボール、マジですごい。この苦しさでもいきみが逃せる…!
押し続けるのも疲れるのか、ボールが緩むときが。途端にいきみたくなるので、押し続けるようお願いして、何とかやり過ごす。

15:40
ようやく分娩台の足が上がり本格的ないきみ開始!
…が、赤ちゃん全然降りてこないので吸引+お腹を押してもらうことになる。
ここから医師や助産師さんがバタバタしだし、部屋に10名ぐらいが待機する大所帯になった。すごい光景。

波が来るたび何度もいきむが、なかなか産まれない。
横で鳴り続ける赤ちゃんの心音を糧に踏ん張り続ける。

16:14
体力限界の中、ふりしきる力で最後のいきみ。
ようやくでてきた…!!!
産まれてすぐの泣き声がなくて心配したけど、数秒後に産声が聞こえたときは本当にホッとした。良かった生きてる。
夫も感動して、泣きながらお疲れ様と言って頭をなでてくれた。長丁場に付き合ってくれた夫にも感謝しかない。

実はここからがさらに地獄…
会陰切開したものの、膣がさらに裂けて大変だったようで、後産のあと縫合に30分ぐらいかかることに(それ以上かかってたかも)。
めちゃくちゃ痛かった。カンガルーケアところじゃない。
赤ちゃんを抱きたい一心で必死に耐える。夫が付き添ってくれたのがとても心強かった。。

縫合がようやく終わる。ホッとしたのと疲れで目を閉じていたら助産師さんにかなり心配されてしまった(縫合時の出血がひどかったようで、貧血状態だったらしい)。
目をつぶりながら、はやく赤ちゃんに触れたいとずっと思っていた。

きれいにしてもらった赤ちゃんがコットに乗せられ隣にやって来る。
夫と3人だけの幸せな時間を過ごす。
片腕で抱っこできたときは本当に嬉しかった。
小さな手、小さな爪、ふわふわの体、柔らかいほっぺ…
かわいい我が子、大切な私の子、産まれてきてくれて本当にありがとう。

記事を書きなから、産んだときの気持ちが蘇ってきて泣いてしまった。。
出産は本当に命がけだし、奇跡の連続なのだと改めて実感した一日でした。

陣痛中はつらくて、もう二度と経験したくないと思ったけれど、取り出された子を見たあの瞬間を思い出すと、不思議とまた味わいたい気持ちになります。

これから大変だと思うけど、夫とともに愛する我が子との日々を楽しみたいと思います。

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