【雑感】夏が始まって終わる、日常の充実感、等
すっかり月1回のペースになった日記も気づけば8月分を滑り込みで書かなければという日まで迫ってきていた。これからはコンクールや結婚式など今年後半の大イベントが連続するので、もう少し更新ペースを上げていきたい。
今回も30分間で書けるところまで書いてみよう。毎日30分とか15分とか決めてばばっと書いて、日ごろ思ったことがこぼれていかないように記していきたい。
夏が始まって終わる
今年の夏は例年以上に盛りだくさんの夏だった。スケジュールを見返してみても毎週のように出来事があり、その中でもお盆の夏休みと昨日まで行ってきた夏合宿はとにかく夏を感じる要素がこれでもかと詰め込まれていた。
お盆の夏休みは夫婦お互いの実家を行き来して里帰りと親戚のみんなにお互いを紹介できたことがとても嬉しかった。お盆ということもあり各家族の各世代の親戚がとてもタイミングよく集まっていて、誠に恐縮ながら人数の関係から結婚式にご招待できないみんなにも会うことができて嬉しかった。
家族伝いに自分の結婚については話が回っていたようだけど、数年~十数年ぶりに会えた親戚のみんなと直接会って話ができると、しみじみと新しい家族になるのだなあという実感が湧く。そしてお互いの家族親戚がこれから繋がっていくことを考えると一気に何十人も家族が増えるようにも思えて、やっぱり結婚するということはとても大きな出来事だということが感じられてくる。
こちらの実家では庭で花火をしたり、奥さんの実家ではお昼に素麺をみんなで食べたり近所を散歩するなど、何気ないようでいて夏を凝縮したような一瞬一瞬があったことも嬉しい。突然の通り雨が激し過ぎてファミリーレストランの駐車場から店内まですら歩けずに車の中で雨をやり過ごす、とか。
それから、昨日まで行ってきた夏合宿も本当によかった。結婚してから特にここ最近は時間と疲労の問題で練習を早退する日々が続いていたけれど、久しぶりに毎時間フルで歌うことができてとても充実していた。
河口湖は真昼の陽射しこそ暑さを感じるが日陰は気持ち良いし、湿度や風の吹き方が埼玉・東京とは全く違った快適さがあった。ご飯も美味しく、初日はBBQ・2日目は花火からの宴会、翌日午前は二日酔いでグロッキーになってしまったのは反省だが、3日目のハーブ庭園からワインセラーからほうとう作り体験までアクティビティもずーっと大満足だった。
もう創団から5年?が経過していて、人数の入れ替わりがある度に3歩進んだと思えば2歩下がるような気持ちになってしまうこともありつつ、やはり合宿という非日常の時間の流れの中でみんなで集中して歌に向かい合うのは実に貴重な時間だった。事情により合宿に参加できなかったメンバーもいたけれど、ここからさらにメンバーが増えて残り2週間弱でコンクールに向けてパワーアップできるのではという期待感が大きい。
およそ2週間後にはコンクールで歌い終わって打ち上げも終わって翌朝のまだ眠気が残っている自分が思い返したときに、結果はどうあれあの夏合宿を経たからこそ今があると思えるような、そんな夏合宿だった。LINEのアルバムがあっという間に1,000枚を超えて②まで作成されたことにもその実感値が表れている。
日常の充実感
そんな夏が過ぎようとしている中で、再び日常の生活に戻っていくことがどこかうら寂しい気持ちを含んでいる。もちろん充実した旅行やお出かけの帰り道に感じるような、こんな楽しい時間がもう終わってしまうのかという寂しさもあって、その他にもどこか漠然とした不安感や寂しさも紛れている。
帰る家があって待っててくれる家族がいて、かつて通院していたころの大変さとは違っている気がするのだが、どうにも「寂しさを感じる」と言葉にするとそれが確固たる実態を持ってしまうような危惧もありなかなか書きづらいが、事実は事実として見極める必要もある。
日々の生活や結婚式に向けた準備は前向きな不安というか、まだまだどうなるか油断は禁物ながらも楽しんでやっていきたいという気持ちが大きいので、あとは仕事か。
自分が何を得意として好きだと思えるのかよく分からないまま、何をやっているかよく分からない仕事について、気づけばいつのまにかこの年齢まで食いつないでいってしまっている、そんな不安定さ、不確定さ、心細さを漠然と意識してしまっている。
この要素にも向き合っていかないとなあ。まずは目の前の仕事をひとつひとつ対処していって実績を積むことができれば自信が培われていくのだろうか。細部は異なるかもしれないがニンジャスレイヤーに書かれていた、シリアスにもコミカルにも振り切れ過ぎず、棒をもって綱渡りを進んでいくような、そんな着実な歩みを進めていきたい。