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【感想】【雑感】少し左ききのエレン、バキ30周年、ヤンジャン、他

また時系列では昨日の日記を今日書く。昨夜は書けるかと思ったが夜食・風呂・洗濯などこなしている内に丁度良い時間になったので今寝るぞと決めて寝た。睡眠時間のリズムほど崩れると取り返すことが難しいものはないので、寝たいときに寝る生活を続けている。いつでもぐっすり眠れるタイプの人は良いな。何人か出会っているけれど誰もが基本的に肌艶があって性格的にも太さがある。やはり精神性の違いなのか、もう生き物の特性が違うのだろう。

少し左ききのエレン

寝れないではなく眠気に勝ちやすいと考えたら多少ポジティブかも。徹夜で集中できる深さがあるとみて。左ききのエレンにあった集中力の深度・到達するまでの速度・持続力でいうと、自分は深い・遅い・長いのタイプだと感じている。広告代理店の手法やビジネス書とかにあるような内容を嚙み砕いて話の中に自然と紛れ込ませる手法が上手い漫画なんだよなー左ききのエレン。

cakesのHYPEではアントレース vs 光一の戦いが佳境を迎え、ついに光一がプレゼンをするところで一旦番外編が挟まれて止まっている。自分はリモートプレゼン未経験だけど相当やり辛そう...恐々とする心地である。相手の反応が直接伝わらないと次の話の内容を瞬時に決めていくことが難しいので、光一がどう打開していくか予想がつかないし、打開できるか結局ダメなパターンもありうる漫画なのでその点も予想できない良ポイントだ。

ジャンプ+の方はいよいよクライマックスの撮影会が始まろうとしている。画力の違いもあって少々ひいき目になるが、あかりと佐久間威風のボスキャラ感が最高の魅せ方をされていてやはり迫力が違う。威風の引用ネタもジャンプものだけでなく範馬勇次郎まで入ってきて好き放題やっている感がとても良い。ストーリーとしてはcakesの原作で描かれているとはいえ、そちらにはいなかった岸あやのなどジャンプ+ならではのキャラクターがどう絡んでいくのか、きっと原作とは違った内容で展開していく期待感が大きい。土曜日が待ち遠しい1作です。

バキ30周年

ついにバキが30周年!本当におめでとうございます。バキとの出会いは中学生のころで、テニス部の先輩から紹介されて読んだら一気にのめり込んで今日に至る。なので自分としては約20周年になる。自分が生まれて数年後には炭酸抜きコーラとおじやと梅干しにバナナ、末堂との闘いが始まっているとすると感慨深い。

バキは折に触れて漫画喫茶で読み返したりコンビニでたまに発売される極太のシリーズまとめ単行本で読んだりと、結構何度も読み返している気がする。ある時点ではハンターハンターが終わるのが先かバキと勇次郎が戦うのが先か...なんて時期があったり、人によってどの段階までが良作・それ以降は迷作という意見を見かけることもあったりするが、なんだかんだでどのシリーズも好きである。ピクル編で恐竜の置物から正拳突きで出てくる独歩とか今でも一瞬で思い出せるし、やっぱり江珠のラストシーンとその後のおんぶで帰る描写は今見ても涙腺が緩むと思う。

あれ程もの凄いバトルを繰り返しているバキシリーズでも死を迎えたのは江珠と列海王のみ?誰か見逃していたら申し訳ない(天内とかジャガられた彼は生きている前提)。地上最強の親子喧嘩を終えたことでバキシリーズにも決着がついたのかと思いきや、その後の武蔵編でまさか列海王が亡くなるとは...バキ史上でも一番ザワついたエピソードだった。ただ、武蔵に対する咬ませ犬としての終わり方ではなくて列海王らしさをすべて出し切った上での臨終であったから個人的には否定はしない。本編での活躍が見れなくなってしまったのはとても寂しいけれど、異世界転生したり克己の腕となってこれからも存在感を発揮するだろうから。

ほんと板垣先生はそういう面で読者の想像を遥かに超えてくるから凄い。週刊で追うのは一番大変な漫画であることは間違いないが、単行本で一気読みしたときの熱中度や毎回期待を超えてくる怒涛の展開は唯一無二である。最凶死刑囚編もゲバルも武蔵も全部好きで、いまの相撲編もどうなるやらといった状況ではあるがここでのジャックハンマー再登場という展開がきたので俄然アガってきた。チベタン・マスティフとは4週間ぐらいで決着がつけば良い方だと予想している。

あと、お祝いイラストで石黒先生が熊狩りの安藤さんを描いてたのがさすがでした。渡辺先生のバキが意外とハマっていたのも良かった。他誌の作家陣からも祝福イラストが届いていたそうなので、どこかですべて公開されないかな。

ヤンジャン

今週のヤンジャンも読んだ。キングダム・ゴールデンカムイ・BUNGO・九龍ジェネリックロマンス・シャドーハウスが載っていると厚みが感じられる。これにジャンケットバンクがあればベスト布陣だろうか。他にも複数作品読んでいるのでヤンジャンが一番安定して面白い気がする。

ゴールデンカムイはラストスパートに向かってどんどん盛り上がっていくなーついに五稜郭へ突入してきた第七師団 vs 杉本というシーンで惜しくも来週は休載。今週熱いバトルを繰り広げたキラウシと鯉登パパも無事であってほしい。ゴールデンカムイは長く活躍してきた登場人物もバンバン退場する可能性があるので気が抜けない。

尾形もついに出てきた!もしかしたら尾形は作中で一番好きなキャラ(杉本&アシㇼパ除く)かもしれない。トリックスター的な自由奔放キャラクターかと思いきや内面は父親や異母兄弟との確執でドロドロ、まさに猫のような思いつきで「今ここでアシㇼパを撃ったら」なんてすべてを引っ繰り返そうとしてしまう危うさ、そして狙撃手としての徹底的なプロ意識と能力。尾形推し。

鯉登少尉や月島軍曹など全員が全員いろんな過去を背負っていて、ラストに向けてそれぞれの決着が描かれていくのだろうと思うと本当に楽しみな作品である。

黒鉄のヴァルハリアンも結構中盤の掲載位置をキープしていて嬉しい。リクドウが大好きだったので全然違う舞台設定の漫画になって少し心配していたが、原作無しでここまでいけるのは流石の松原先生です。バトルシーン、キャラクターの書き分け、特に熱血キャラと飄々としたキャラに加えて渋いおじいちゃんまで出てきているので、どうかこのままの勢いで走り抜けてほしい。

話は変わって少年マガジンについて、ブルーロックは終わるような気がするから掲載位置が最後の可能性があるけど、黙示録の四騎士が最後から二番目なのは気になる。鈴木央先生も大好きな作家の1人なのでどうか描きたいものを描けるだけ、いっそ守護枠といえばいいのか保守枠といえばいいのか七つの大罪の貢献度をもって途中打ち切りは勘弁してほしい。四大週刊誌で連載した実績もあるのだし!

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