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46歳♂ぐだぐだ転職記4|これまでの選考歴

2023年6月から各種転職サイトに登録しはじめて具体的な転職活動を開始。自分の場合は履歴書と職務経歴書を作ってからいきなり気になる企業に応募し始めてしまったけど、これはオススメしない。

転職活動の初動で応募してはいけない

どのエージェントに聞いても、一度応募したポジションに再応募するためには最低1年は空けてくださいと言う。できれば2〜3年空けろという人もいる。企業側からしても、一度落した人が別ルートから再チャレンジしてきたり、ちょっとだけ書類を修正して送ってきたところで応募者の熱意を認めようとは思えないだろう。「身の程知らずな人」「言っても分からない人」枠に入れられて終わり。

となると、転職初期の初心者のうちに本命企業に応募して落ちてしまったら、次のチャンスまでかなり長く待たなくてはいけなくなる。よほど長いフェーズで転職を考えていない限り、応募のチャンスが失われるのに等しい。

だから、本命企業があるなら、転職活動や書類の書き方にある程度慣れてから応募する方がいい。目の前の(自分が内定できるかもしれない)求人が他の人に取られるかもしれない!と焦るのも無理はないが、振り返ってみれば、これはサバンナに放り込まれておきながら、水探しや休憩所作りもしないうちから猛獣を狩りにいくのに等しい行為だった。

サバンナならそれは自殺行為だとわかるのに、転職になると自殺行為だとわからなくなるのは、ひとえに自分の認識の弱さ故。たしかにそれまでの職場ではプロフェッショナルだったかもしれないが、転職市場においては自分がズブの素人にすぎないと認識しなくてはいけない。

清く正しいビジネスマン街道を歩んできた人は違うかもしれないが、ビジネス市場において「自分は何者です」と一言で言えない自分のようなキャリアの場合、「採用者は自分を何者だと認めてくれるか」を見極めるためにもこのプロセスはあった方がいい。自分で予算や人が足りない分を手を動かして補ってきた分、自負も籠めて「何でも屋です」と言いたい気持ちもあるのだが、ほとんどの求人で求められているのははっきり看板やタグを付けられる職種。「デザイナーもできるライターで、営業、編集、企画もできます」ではなく「ライターです」「デザイナーです」「法人営業です」という看板の、どれを掲げてどう評価してもらうかを考えなくてはいけない。この看板は、応募先に応じて変えてもよいだろう。

一日100件〜200件の求人を眺めて数週間。山ほどの求人を見ることで、狙う職務に共通して使われるキーワードが見えてくる。それを職務履歴書へのブラッシュアップに反映していくと、そのうちに書類選考にも通るようになっていった。

これまでの通過歴

自分が応募して、書類面接から先に進んだものは以下のとおり。

  1. 【6月下旬】広告営業職(ミイダス経由。一次面接まで。30名規模のイベント制作企業)

  2. 【7月下旬】求人広告デザイナー職(リクナビNEXT経由。一次面接止まり。10名規模の広告制作企業)

  3. 【7月下旬】ドイツ製家庭用品のマーケティング職(リクナビNEXT経由。一次面接止まり。50名規模の輸入販売企業)

  4. 【8月上旬】建設資材のカタログ制作職(リクナビNEXT経由。一次面接止まり。1000名規模の上場企業)

  5. 【8月中旬】検査資材の営業職(doda経由。最終面接合格→第一志望だったが企業事情で採用中止に。50名規模のバイオヘルス/未病スタートアップ企業)

  6. 【8月下旬】ゲームソフトの印刷物制作職(ロバート・ウォルターズ経由。内定→辞退。30名規模の輸入ゲーム販売企業)

  7. 【11月下旬】通信講座運営会社の企画職(リクルートエージェント経由。一次面接止まり。1000名規模の上場企業)

  8. 【11月下旬】マーケティング職(ミドルの転職経由の企業スカウト。カジュアル面談調整中。50名規模の自動車関連企業)

  9. 【12月上旬】コンサル職(ミドルの転職経由の企業スカウト。カジュアル面談終了後、一次面談調整中。200名規模のITマーケティング企業)

  10. 【12月上旬】制作プロデューサー(doda X経由のエージェントスカウト。書類選考中。1000名規模のコンテンツ製作会社)

  11. 【12月上旬】新規事業責任者(リクルートエージェント経由。一次面接調節中。10名規模の国内ニッチ分野メーカー)

  12. 【12月上旬】コンサル会社の営業職(OpenWork経由のエージェントスカウト。書類選考中。200名規模の上場企業)

  13. 【12月上旬】マーケティング職(ミドルの転職経由の経由。のエージェントスカウト。書類選考中。20名規模の国内フランチャイズ展開企業)

面白いことに、2、3、4番目のときも、5、6番目のときも、数日のうちに一挙に連続で書類選考通過の連絡が来た。
8〜13番目は現在進行形の話だが、おとといから今日までの3日間で急に状況が動いている。8、10、12、13番目はまだ書類選考の結果すらわからない状況だが、いずれも、企業とかなり懇意にしているという人材エージェントからの、自分とのフィット具合をよく判断した上でのスカウト案件。従前には受けたことのないタイプのスカウトだったので、合否はどうあれ成り行きを楽しみにしている。


◾️追記◾️
この記事を書いた12月13日夕方、もう一件の書類選考通過通知が届いた。

14.【12月中旬】マーケティング職(リクルートエージェント経由。一次面接調整中。100名規模の外資系ITソフトウェア国内支社)


職務経歴書のブラッシュアップ

応募自体はコンスタントに続けてきたので、まとめて通知が届く時期は急に通過率が上がったタイミングということになる。理由として考えられるのは、職務経歴書。書類を大幅に書き直しブラッシュアップをしたあとに、このような通過率アップのフェーズがやってきた。
まだ手探りだが、やはり通過しやすい書き方、コツというのがあるのだろう。ここ3日の連絡率の高さを思うと、マッチングがたまたま合ったのではなく、書類のレベルが上がったのだと思う。

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