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2020年振り返り~結婚・シェアハウス・退職~
2020年も終わりですね。
今年一年も大きい出来事がたくさんあったなあとしみじみしています。去年の時点では想定していないことも数多くありました。
せっかくなのでポエムっぽく、大きな出来事を振り返ってみたいと思います。
※運営しているシェアハウスの住民が振り返り記事を書いています。こちらもぜひ読んでみてくださいね。
意識高い管理人として、私も負けてられないなという気持ちで振り返っていきたいと思います。
ざっくりマインドマップで書きたいことを洗い出します。
結婚
今年の2/29に結婚しました。
2/29はうるう年なので結婚記念日は4年に1度ですが覚えやすいということで意見が一致。面白いことに乗っかってくれる相方で良かったです。
相方とは
△知り合って3ヶ月でお付き合いし
△お付き合いから1年でプロポーズし
△プロポーズから3ヶ月で結婚
と、初対面から結婚まで割と速いペースかなと感じています。
個人的には結婚のタイミングなんてあってないようなものと考えていまして、タイミングなんて待っていたら永遠に来ないというのが持論です。
『ある程度仕事ができるようになってから昇進する』
『ある程度技術ができるようになってから転職する』
『ある程度相方のことがわかってから結婚する』
とか言ってたら、いつまでもその時は来ません。
じゃあいつやるの?
今でしょ!
いや、ほんとに。
なので、お付き合いして1年の記念日にタイミングを合わせただけでした。
どちらかというと私のような
△スタートアップで働いていて低収入だったり
△フリーランスで収入が不安定だったり
△旅するエンジニアとしてふらっと旅に出てしまったり
△ADHDかつ身体的持病を持っていたり
こんな男についてきてくれた相方のほうが肝座っています。すごい。
ただ、結婚前に「ふたり会議」というWebサービスを使ってお互いの価値観を認識しておいたのは重要だったと感じています。
具体的には
・結婚しても働きたいか
・婚約指輪はほしいか
・結婚式はしたいか
・子供は欲しいか。欲しい場合は何人欲しいか
・お金の使い方はどうするか
これらの内容を結婚前にすり合わせていたことで、互いに重要視している価値観がわかったのはとても良かったです。特にお互いの価値観がずれていたことが発見できたのは本当に良かった。これをしていなければ私は婚約指輪の購入も結婚式もしていなかったでしょう。相方を落胆させずに済んでほっとしています。
ちなみに婚約指輪・結婚指輪は毎年クリスマスを賑わせている4℃です。Twitterではプレゼントに4℃をもらったと悪い意味で話題になっていますが、お互いの価値観が合っていれば良いのではないでしょうか。
結婚式
私は結婚式はしてもしなくてもいいという価値観でしたが、相方が結婚式はしたいとのこと。ちょうど去年、お互いが好きなゲーム「モンスターハンター」のブライダルフェアに応募したら当選し、ちょっと見学という温度感で式場に行ったらまんまと契約をしてしまっていました。
まだお互いのご両親に結婚のご報告もしていないのに。
というのも
△相方が好きなモンスターハンターをテーマにした式を挙げれる
△相方が好きなディズニー映画「ラプンツェル」の公式ドレスを着れる
と、相方の夢を叶えてあげるのにうってつけの式場でした。
とはいえ、結婚式は家族だけで行いたい。だけど家族はモンスターハンターを知らない。
なので結婚式は家族だけで。1.5次会として気兼ねなく友人をお招きしてモンハンスタイルでパーティすることにしました。1.5次会であればご祝儀無しで会費だけで済むので友人の負担も少ないというのも良かったですね。
これはモンスターハンターに出てくる大剣「エピタフプレート」でケーキ入刀です。エピタフプレートってそんなメジャーな武器でしたっけ?
また、1.5次会の会費は電子決済も受け付けるようにしました。
支払い手段は
△現金
△PayPay
△LINE Pay
△Kyash
△Amazonギフト券
の5種類です。QRコードを印刷して受付に展示しました。
ご招待させていただいた方々は我々と近い属性のため、IT系のバイアスが強めです。さて、結果はどうなったでしょうか。
現金は4割超えと相変わらず強かったですね。続いてPayPay。こうしてみるとPayPay凄いですね。電子決済としてデファクトスタンダードになってきました。
私もPayPayはばらまきキャンペーンに乗っかっていなかったのでいまさら使うのは気が引けていました。ですが個人店での導入が多いことと、ネット銀行を連携することで使い勝手がよくなったことで今ではPayPay払いが主流になっています。キャッシュレスサービスとしては後発なのにここまでシェアを持っていくのは流石です。
悲しいのはKyash。私もヘビーユーザーだったのですが結婚式の一週間ほど前に仕様変更が入り、有料のクレジットカードを作っていないと個人間送金ができなくなってしまいました。結果、Kyashでの支払いは0人となりました。
さて
結婚式はやってよかったか、と聞かれたら間違いなく『やってよかった』です。
もちろん、費用はとてもかかりました。ほとんど演出無しでしたがそれでも挙式と1.5次会と二回分の衣装や場所代などで数百万の支出です。
それでも人生に一度のイベントとして楽しめましたし、ご両家にもちゃんと筋を通すことができましたし、友人たちと馬鹿騒ぎできたのが最高でした。
あと、日本ではドレスを着る機会が少なすぎます。こんなにきれいなのにもったいない。もっと我々庶民でも気軽にドレスを着てパーティできるような場所を作りたいですね。
シェアハウス運営
今年3月には自分が住んでいる家をシェアハウスとしてオープンしました。
自分が住んでいる家をシェアハウスにしたと話すと、そんな大きい家に住んでいたの?とよく驚かれます。
実は、当初は2組のカップルで住む予定だったのです。
この物件はフルリフォームされていて非常にきれいで、一目惚れで友人と即契約をしてしまいました。そしてお互いの相方に同棲しよう、と話を持ちかけたところ
△結婚前に同棲はちょっと…→結果、別れる
△結婚前に同棲のお許しを相方のご両親にご報告する→めちゃくちゃ怒られて認めてもらえず
ということで、4人で住む予定だった物件は中年男性2人が住むことになりました。
そして、うち1人の友人も退去することが決まり、当初予定していた4人分の家賃を私一人で支払うことに。物件の契約を解約するかと悩んでいましたが、設備投資もしたのにこれから引っ越すのももったいない。であれば思い切って、かねてより興味があったシェアハウス運営として出発してみました。
3月にオープンしたものの、コロナ禍により大苦戦。最初の数ヶ月は入居者0でギークハウス史上最短でのクローズになるかと噂されていました。ですがなんとか一人、また一人と入居してくれることに。なんとか運営を維持できています。
そのあたりの詳しい内容は以下で触れています。
こちらも良い経験になりましたね。現在も住民と非常に楽しい毎日を過ごしています。
スタートアップのCTO退職
今年の11月末にCTOを務めていた医療系スタートアップの企業を退職しました。去年の8月からなので約一年半。退職の仕方としては非常に良くない辞め方をしてしまい、関係者各位にはご迷惑をおかけしてしまいました。
スタートアップの立ち上げからプレシード・シードを経験してきましたが、本当に楽しかったです。
CTOという立場でしたが、
△経営
△マーケティング
△カスタマーサポート(サクセス)
△人事(全職種)
△会計・労務などバックオフィス
△組織づくり
△業務改善
など様々な経験をさせていただきました。
また、医療関係者というITとは無縁の方々に対して
△PC操作
△ITスキル
△スタンドアップミーティング
△振り返り
などIT人材以外のスタッフへエンジニア文化を浸透させてうまく回っていたのも感慨深いです。
退職理由としては詳しくは話せませんが、代表との信頼関係の構築ができていなかったなと。
また、勤めている間、ずーーーーーーーっと自分の気持ちに嘘をついてまでずるずると働いてしまったのは本当に良くなかった。悩んでも悩んでも「これも自分のためだ。経験だ」と自分を正当化していました。
ちょうど、「影響力の武器」という本を読んでいまして
一貫性とコミットメント
という章が完全に私の状況にハマっていました。ハマっているとわかっていて、自己認識した上でそれでも続けていました。
退職を告げた後に戻ってきてほしい、と嘆願されましたがここで戻ってしまったらおそらく私はもっと強い「一貫性とコミットメント」を築いてしまい、どんなに状況が悪くなったとしても自己正当化してしまっていたでしょう。
この本は自分の身を守るにもとても有用な良書なのでおすすめします。
なお、悪用厳禁です。
さて、
退職した後、友人に
と言われたのが感慨深いです。鋭い。人生を振り返ってみると、たしかに搾取されていることが多いんですよね。CTO以外でもよく搾取されてきた人生でした。搾取というか、利用されることが多いんですね。なぜだろう。
おそらく私に関わると利用したくなってしまう属性を私が持っているのかもしれません。メンヘラみたいな。だめんず・うぉ~か~を作ってしまうというか。実際、状況はメンヘラと同じ状況でした。
ということで、搾取する/されるではなく、今後は自分で事業をしようかと考えています。そうすれば搾取されなくなるのでは。甘いか、甘そうだ。
自分で事業をするにしても出てくるアイデアはなかなかマネタイズが難しく、事業として成立させるのは大変だなあ、世の中の起業家は凄いなあと感心するばかりです。
現在は複数の企業様からいろいろな形でお仕事の話をいただいており、数社お手伝いさせていただいています。
ただ、私はエンジニアですが「エンジニアとしてただの開発リソース」として働くのではなく、他の職種も含めてエンジニアリングを絡めたお仕事をしていきたいです。それこそマーケティング/人事/カスタマーサポート/接客業とかとか。
なので「開発案件をお願いしたいのだけれど」という案件はよほど困っていないと請けない可能性が高いです。これはただの私のわがままですね。
それでも開発作業をしていかないといつかエンジニアとしては終わってしまう可能性があるので、時間を作って素振りをしていきたいところ。
今後も関係者各位のみなさま、お仕事などで引き続きよろしくおねがいします。
身体
身体については去年から継続していて変化を実感しているところです。
ジム
去年からジムに通うようになりました。
といってもそんな意識高くストイックな感じではなく、ジムに温泉とサウナがあっていつでも整うことができるのでそれが目的で、筋トレはおまけみたいなものです。
家から徒歩5分なのでお風呂代わりに利用しやすい。ジム自体はそんなにマッチョなかたが多くなく、ご年配の方が占めています。
24時間営業ではないので「閉まる前に行かなきゃ!」と制限がある行動のほうが私には向いている気がしますね。
そんな筋トレエンジョイ勢でしたが、12月に体組成計で計測したところ以下のような結果になりました。
体重は1kg増加しましたが
・筋肉量→2.7kg⏫
・体脂肪率→2.5%⏬
とかなり良い結果が出ました。いや、まだぷよぷよの身体なのでかなり疑っていますが…。
とはいえ、持病で筋肉が全然付かない身体だったのがようやく人並みの筋力になってきました。最近はバイタリティも高く、我ながらエネルギーに満ちあふれている気がするので絶好調ですね。年齢は40歳ですが気持ち的には20代前半です。
退職したことにより時間も自由になったことも関係しているかもしれません。ここのところストレスレスで本当に最高です。
持病
私は先天的な持病があります。詳細についてはまた別記事で書きますが、遺伝子の病気です。
以前までは京都まで通院していましたが、仕事が忙しくなりリモートワークも難しかったため病院を都内へ変更しました。おかげで通院もしやすくなり無理のない範囲で治療できています。
この病気は筋肉が付きにくく、身長も伸び続けてしまうというものでしたが数年治療してようやく効果が実感できてくるようになりました。筋肉も人並みに付き、身長もストップ。治療する前は2m超えのおじいちゃんを目指していましたが、骨粗しょう症になる可能性が高いとのことで目指さなくてよかったです。
この治療は子供がいらなくなったら辞めても良いとのことでしたが、身体的にはバイタリティが上がって調子が良いのでずっと続けていこうと考えています。毎日数本の自己注射をするのは大変ですが、得られるものは大きいです。
ADHD
去年にADHDと診断されてから引き続きコンサータを服用しています。昔は過集中になって夜は脳がオーバーヒートして辛かったのですが、ここ数ヶ月は普段とあまり変わらなくなってきました。それはもしかしたら効果が薄くなってきたのかもしれませんが、薬の有無での変化がよくわからないんですよね。何かしら定量的に計測できるといいのですが。
このあたりお詳しい方、ぜひお話させてください。
相変わらず興味・関心が強く、目に飛び込んでくるもの全部に手を出してしまっています。そして優先順位がどんどん更新されていきます。本当は先入先出法でタスクをこなさないといけないのに、先入後出法になってしまうのでちゃんと治したいのですが治らない。小さい細かいタスクはばんばん打ち返せるのですが当初に立てた目標に全然着手できません。
もう自分自身では解決できないのかもしれないですね。誰かにマネジメントしてもらったほうが良さそうです。
こちらも解決策をご存知の方がいたら教えてください。
来年の目標
目標を立てても思い通りには進まないので、目標を立てる意味があるのだろうか。せめて1月までなら目標を設定できそうです。
身体について
健康診断を4年ほど受診していないので病院へ行って検査してきます。また内視鏡検査もしておきたい。胃と大腸が怖い。
仕事について
仕事についてはどうしようか検討中です。
計画性の無いADHDで、面白いことにどんどん飛びついてしまう性格なので、なるべく自分の時間に余裕を持たせていつでも受け入れれるようにしておきたいところ。
プライベートについて
コロナが落ち着いて海外へ行けるようになったら新婚旅行へ行きたい。
計画的偶発性理論について
私はよく周りの方に
「機会を掴むには機会を得る回数をいかに増やすかが重要。
そして機会を得る回数を増やすには時間とお金に余裕がある状態が必要。
あとは、なんでも興味を持って飛び込んでいく勇気があれば人生楽しい」
みたいな話をよくしています。
仕事で毎日忙しいとか、貯金が無くてすぐに働かなくてはいけないなど、余裕が無い状況を脱するのは難しいと考えています。
そのため、時間と貯金はある程度余裕を作れるようにキャリアパスを構築してくことを重要視しています。とりあえず3ヶ月は遊んで暮らせる貯金を作ってから行動しましょう、とか。3ヶ月あれば失業保険も受給できますからね。
キャリアパスについては尊敬するエンジニアの方が以下の話をしていました。計画的偶発性理論というものです。
これは私が言いたかったことがきれいに言語化されていてすっきりしました。ぜひこの理論を意識してみてください。
一年を振り返って
今年も濃い一年でした。変化があるのは人生楽しいですね。
来年も今年に負けないぐらい人生のコンテンツを積んでいけるようにがんばります!
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