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武士の知恵から学ぶカードゲーム~地の巻編【五輪書】

はじめに

宮本武蔵は五輪の書の「地の巻」で、自分の剣術(二天一流)の基本的な考え方を説いています。それは「勝つためなら、なんでも使う」という超合理主義な考えです。現在の試合であるなら、卑怯ともとられかねませんが、武蔵の時代は負け=死であったため何としても生き残るというのは当然の考えだと思います。


知識と技術、両方大切

宮本武蔵は武芸と学問(他の芸事)の両方を修める事が重要だと説いています。
カードゲームにおいても知識と技術両方を鍛えることが重要です。ここでいつ知識とはカードゲームのルールを理解することや、相手のデッキを性質や戦略を理解することなどがあげられます。これにより様々な選択肢から最適なものを選ぶ能力を養うべことが可能になります。
相手のデッキの性質を知るためには自分がそのデッキを使用してみることは有力な方法の一つです。また、そのデッキを得意とするプレイヤーに戦略や弱点などをアドバイスをもらい知識をつけることも効果的です。

武器(デッキ)の好き嫌いはしない

宮本武蔵は、多様な武器の使い手であり、その理論は「二刀流」に象徴されます。彼の教えは、一つの武器や技に囚われず、あらゆる状況で最適な選択をする重要性を説いています。武蔵は「どんな状況でも二刀流が最強」とは言っておらず、実際には「両手で剣を使うのは、かなり難しい」とも述べています。彼の合理的な考え方から、「勝つためなら、あるものは最大限活用しよう」との教えが生まれ、これは今日の私たちにも多くの示唆を与えます。

ここから学べることはカードゲームにおいて勝つことを第一の目的としたとき、一つのデッキに囚われず、状況によって最適なデッキを選択できるよう様々なデッキを使いこなせることが重要ということです。
カードゲームは定期的に新しいカードがリリースされるため、大会でのデッキは日々変化し続けています。その変化に対応したデッキ選択を行えるよう様々なデッキを使えるようにしておくことは勝利を目指すうえでは重要です。

九か条の戒め

武蔵は自身の兵法を学ぶ者へ「9つの掟」を記しています。

第一条 よこしまな心を起こさず、正しいことを考えること
第二条 兵法の道は鍛錬にあるということ
第三条 諸芸に触れること
第四条 様々な職能の道を知ること
第五条 物事の利害得失を見抜くこと
第六条 物事の本質を見極められる眼力をもつこと
第七条 目には映らないことも推理し、察知すること
第八条 微細な変化・動きを見逃さないこと
第九条 役に立たないことはやらないこと

これらはカードゲームが強くなるにも参考にしたい事柄ですが、カードゲームだけでなく、スポーツやビジネスといった様々な分野で結果を残したいときに参考にしたいですね!

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ではまた!


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