ちょっと惜しい?鳥を撃ちまくる横スクアクション「Bird Assassin」
この記事には、鳥を銃で撃つ場面や、流血表現、
ゲーム内容のネタバレが含まれているため、
そういった表現が苦手な方は
今すぐこのページを閉じてください。
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Bird Assassin。
「Assassin」って付いてるけどステルスアクションとかではない。
どっちかというと真正面から乗り込んで暴れ回るゲーム。
このゲームは定価198円で購入できる。
定価が安すぎるゲームは価格相応の内容だったりするのだが、
200円にしては良心的な内容だと思う。
どういうゲーム?
中年男性の祖父が鳥に射殺され、祖父の霊に頼まれて、
祖父の銃を手に取って復讐の旅に出るところからゲームが始まる。
(ちなみに後ろの鳥達はこの後射殺される)
操作は簡単。ADキーで左右に移動して、マウスで照準を動かして射撃。
祖父のお下がりの他に武器を持っていた場合、Tabキーで切替できる。
(チュートリアルステージでは全武器試し撃ちができるぞ)
スペースキーでジャンプ。
基本的には最強の敵である茂みやトラバサミを避ける為に使う。
このゲームの主なダメージ源は実はこれらのトラップ系がほとんど。
どれだけ強い銃を買っても、こいつらを根絶することはできない。
地面にしか配置されないので、足場に乗って避ける事はできる。
そして、こいつが敵。Bird。これは一番雑魚のニワトリ。
Birdどもの特徴として、彼らの攻撃圏内に入ると、
ものすごい形相で突っついてくる。
つまり、近づかれる前に撃つ必要がある。
こんなbird共を銃で駆逐しながら、ゴールまで進んでいき、
家に帰って遺体を換金して、
ステージクリア後に毎回立ち寄るお店(ステージセレクトからでも入れる)
で銃や装備を買い揃えて、またbirdどもの駆逐に向かう。
そういう単純なゲーム。
ちなみにこの密造酒っぽい名前が書いてあるお酒を買うことで、
左Ctrlを押すと1回だけがぶ飲みして回復することができる。
おおよそ半分くらい。
何が惜しいの?
このゲームの惜しい所は、個人的にはボリューム不足と見ている。
このゲームは武器・装備を3つ(アップグレード元を含めると4つ)
買うだけで、中年男性が最強になってしまう。それが下の4つ。
ミニガン。ゲーム内最強の武器。
ゲーム内最速のファイアレートでbird共を根絶やしにする。
スピードローダー。(隣の$2000の物を先に買う必要がある)
こういったアップグレード系は全武器に装備される。
ただでさえ速いファイアレートを更に速くする。
徹甲弾。1発の弾丸で、2羽のbirdを撃ち抜ける。
これらの武器を買い揃えてbird狩りに出かけると…
あ~もうめちゃくちゃだよ。一般中年男性がHeavyになっちゃった。
撃ってる間も中年男性が喋ってるんだけど、
ミニガンがうるさすぎて何言ってるか聞こえない。
こんな感じで大変気持ちいいゲームになるのだが、
これらの装備を買い揃えた頃には、ステージの進捗が、
はやくても3,40分くらいでこの辺まで来ている。
進行によっては進捗が前後する。
「でも、次のワールドとかあるんでしょう?」と思うかもしれないが、
このゲームに入ってるステージはこの1画面で全部なのである。
つまり、最強のミニガンを手にした頃には、ゲームが終盤まで進んでおり、
1度クリアしてしまうとミニガンでそこら中荒らし回るだけのゲーム
になってしまう。1,2ステージやった頃には飽きるだろう。
ちなみに、スコアとか、タイムとか、エンドレスモードとか、
やりこみ要素的なものもこのゲームには入っていない。
こういうモードがあれば、たった200円でも、
天下取れたかもしれないなあと思う。
さいごに
こんな1時間あれば終わるゲームでも、
ストレス発散ゲーとしてはそれなりに優れてると思う。
たまに起動して最初からやるとそのままクリアまで進んでしまう。
実際このnote用に画像を撮る際もクリアまで進めてしまった。
1人用のアーケードゲームみたいな作りなので、
温泉宿のゲームコーナーに1回200円で置いてあると、
「おっ、bird assassin置いてるじゃん!1クレやっとこ!」
と200円入れてしまうような魅力がある。
そんなゲームがsteamで販売してるので、もし興味があったら
買ってみてほしい。少なくとも200円の価値はある。
こんな拙い文章でも投げ銭してくれると喜びます。