さらば谷村新司の後はさらばFLAT fourのスバル、とはならないか?
一つ疑問.カラオケ好きな富士重工の社員たちは果たして谷村新司の代表曲=昴(すばる)を愛唱歌に選んだのでしょうか?
この曲がヒットしていた頃のレオーネは、まだ初代の4WDが初めてのモデルチェンジを受け、サンバーワゴンに軽で初めてハイルーフが追加された頃だったか…
ところで定期点検に愛車を預けたスバル店の整備ブースは朝からフル回転が続き休む間も見つけられそうに無い様です
インプレッサにフォレスター、レヴォーグとどのクルマもエンジンルームにはフラット 4が収まるこの会社だけの光景。スバル1000以来のスバル代名詞・・・・水平対向4気筒エンジン。1966年のデビュー時、国内では唯一、海外ではまだワーゲン・ビートルがベストセラーの地位を誇っていたエンジン形式。それを水冷にしてフロントに搭載した新型のスバルはいってみれば大衆向けのハイテクマシン。
軽から撤退した後はスバル工場で生まれるクルマは全てがフラット 4の筈。クルマやメーカーの個性を決定するのは多くの場合エンジンだったりします。
フェラーリの12気筒は専売でないにせよポルシェのフラット6や直6を得意としたBMWの場合はエンジンが大きな吸引力を持った。
モーターと電池の時代になるとどの電池をどのモーターに繋ごうと大差なく感じられるのがオチ
エンジンで個性を発揮して来たメーカーはEV時代をどう生き抜くのだろうか?
ホンダはいち早くエンジンに見切りをつけた。全電動化を標榜するメーカーは少なく無い。
目の前で整備を受けるスバル達は果たしてEVに置き換わってしまうのだろうか?
スバルの信条は長い間この水平対抗4気筒だった。ジャスティのCVTが広く日本車のデファクトになりアイサイトが衝突回避のお手本となってもフラット 4だけはスバルをスバルたらしめて来た真髄だ。
巨大な新型スバルEVソルテラにはフラット 4は見当たらない。エンジン無き時代にスバルはどのようにしてスバルらしさをアピールするのか?
それはタイカンを発売したポルシェにも当てはまる命題かも知れない。
スバルの重役,開発チーフは今必死でスバルの在り方を模索している頃だろう。そうこうする間にも無個性な中国産EVがどんどん生産されスバルの生産台数に肉薄して来る。スバルにはそんな無個性なクルマは意味がない。
中島飛行機の血筋をひくこの会社はこれからどんなクルマを送り出して来るのだろうか?フラット4を引き継ぐスバルのトレードマークは一体何か??
スバルをスバルたらしめるもの、電気の時代がやってきてどんなスバルらしさを打ち出してくるのだろうか?
その頃には力一杯、さらば昴よ〜🎵と歌えるようでありたい・・・・
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