石とお昼寝
こんにちは。
休日いかがお過ごしですか。
晴れてるし風がきもちいいし、お昼寝日和が続きますね。
そんな連休中日、今日はお昼寝の友を紹介します。
石です。
石と添い寝するのいいんですよ。
みんなでお昼寝するのも
とっておきのひとつを横に寝かせるのもいい。
手のひらに収まるくらいの小さなからだをお布団がふんわり包み込んで、
なんだか柔らかな生きもののようでかわいらしい。
さわるとひんやりすべすべしていて、石肌も見飽きることがありません。
ただ、ふと思ったんです。
お布団で寝かしつけられると何でもかわいくなってしまうんじゃないか?
だってお布団は偉大だから。ふんわり柔らかくて、あたたかくて安心する。言うならば大いなる愛だから…。
さっそく検証してみましょう。まずはこちら。
我が家の神棚(冷蔵庫)からだるまを拝借。
左右に鎮座している石は川で拾ってきました。
そしてだるまを
スヤァ……
しないな~!
イヤイヤ期の幼児ばりに目がギンギンしてるね。遊び足りなかったんだね。
寝なくてもいいから目つむってごろごろしようね。
お布団はだるまの幼児性を引き出すようです。
これは好みが別れそう。私は好きです。
形・素材:★☆☆☆☆
生きものっぽさ:★★★★☆
かわいさ:★★★☆☆
総評:意思の強さが全面に出ていてリラックス感は少ない。子ども好きな層にはグッとくるものがある
お次はこちら。
丸くて手にすっと収まるフォルムがなんとなく石に通ずるところがありますね。これは良い予感。
スヤ……
なんだこれとってもかわいくないですか。たまねぎの薄皮の透け感と、お布団の質感の対比が春のさわやかな光を演出しています。
一緒に横になってぽってりした輪郭をそっと撫でたい。
形・素材:★★★★★
生きものっぽさ:★★★★☆
かわいさ:★★★★☆
総評:新たまねぎのフォルムがつよい
最後はこちら
お布団にかかれば焼肉のたれすらかわいくなるのか。いざ!
さすがに違和感があるかな…と思ったそのとき。
ンッ……
なんかちょっとこれ以上はダメ!!!
形・素材:★★☆☆☆
生きものっぽさ:★★☆☆☆
かわいさ:☆☆☆☆☆
総評:多分水滴と「黄金」のフォントと果物のイラストがお布団とオーバーヒートしているんだと思います。続きはおとなになってから。
新玉ねぎをはじめ、想像以上の健闘が見られ、正直ちょっとこころが揺れました。ここで今一度石の添い寝シーンを見てみましょう。
ス〜
形・素材:★★★★★
生きものっぽさ:★★★★★
かわいさ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
総評:堂々の満点です。
石がただただ最高説もある
石の添い寝がなんでこんなにいいかって?それはね、普段の姿とのギャップです。ギャップに触れて生まれる恋心。
カーッ!!かっこいい!!
何にも例えようがない形も、一見地味だけど複雑かつ繊細な色味も、
波で削られるうちに現れる表面の模様も、全部計算されているかのよう。
スッとしてる石なんてそれはもう素晴らしいんですよ。
ね。長い年月をかけて自然が作り上げた彫刻という凄みが感じられます。
その凄みを頭の片隅に置いたまま、想像していただきたい。
布団にごろんと横になって、そのとなりに石を寝かしつけるところを。
以上です。よい夢を。
こちらは推しの海岸でたくさんの石とテトラポットにご満悦な筆者。
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