余命半年

ちょっといつもとテイストが違いますが、
これも通過儀礼の一つだと思いますので書かせていただきます。
私の父親が余命宣告を受けました。
それがあと半年。
正直、ほっとしました。
あと半年で彼との関わりは終わりです。
この出来事はある程度、想定できていました。
何故なら、自分の周りで外応が起きまくったからです。
全く切れなかったものが切れた。
これが2回。
弟が父親に浴びせた罵声。
そして私に対して人生で始めて言った『ありがとう』
これを紡ぎ合わせれば答えは何となく出ていた。
これが母親に起こるのか。父親に起こるのか。
それだけだった。
最大の要因は弟によるものだったので、
父親という選択になるのだろう。
これでイニシエーションと火消しを行わなくてはならない。
きっと自分の人生の中で通過儀礼となるのだろうから、
しっかりやりたいと思う。
あと半年。
ただ粛々と。

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