見出し画像

カニ

🦀。

ゾエア→メガロパ→稚ガニを経て、カニはあのフォルムになるのだ。昨日からきた新たしい熱風が僕の中に吹いた。そう、カニであります。

何故、カニがきたかというと、社内にカニ好きのスタッフが居て、何故カニが好きなのかを聞いてみたら、気になり始めたからでございます。

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

彼女は、会社用連絡ツールやLINEのアイコンにカニのはさみフライ(そう、カニではなくカニフライ)の写真を使うほどのカニ好き。彼女いわく、

・フォルムが好き
・食べるのが好き

らしい。タカアシガニとか大きくてテンションが上がるとの事です🦀

フォルムがかっこいいから好きで、高いボイルガニとか身がぎっしりしてて好きだと。なるほど、見た目も味もボリュームがあると。

更に質問してみました。

「水族館でカニ展があるとしたら行きたいですか?」

「カニ展面白そうですね!金がないのであまり水族館など行かないのですが、行ってみたらめっちゃ楽しそうですね!」

(...お金がないって水族館行くくらいのお金あるだろ...)というツッコミは心の中に閉まって、僕は思いました。

この人、割とカニ好きだ。カニの事が気になってきたじゃないか!...🦀

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

カニの生態を調べてみたら、メスは年に2回春と夏に産卵があるらしく、精子を体内に保管して、いいオスに出会えなかったらその保管した精子から子供を作るらしいです。2段階で子孫を残すスタイル、、カニってすごい。。

そして、僕の中でカニの一番好きな部分は、その成長過程。

ゾエア(プランクトンで浮遊)→メガロパ(底生生活)→稚ガニ(親ガニと同じ場所で生活)

かっこいい。名前が。ゾエアがプランクトンで、脱皮を繰り返して、メガロパになり、カニのフォルムへ近づいていくという、ゴジラの最大の敵、デストロイヤーの成長過程のような格好良さあります。(むしろカニの方が先w)

プランクトンなので、ウミガメの子供とかと違い(大きさとかの観点から)食べられやすいんです。そんな小さなプランクトンであるゾエアが、成体になる奇跡というか神秘さえ感じてしまうんですよね。

と、浅はかな知識でカニを語ってしまい、カニ漁に関わっている方々やカニ専門家・研究家、そしてカニ達に申し訳ない気持ちでいっぱいです。。

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

ズワイガニとタラバガニと有名なカニが居ますが、ズワイガニは、日本各地で呼び名が違く、タラバガニはカニではなくヤドカリの仲間という事も。

▼地域別呼び名
北海道...ズワイガニ
北陸...越前ガニ (メスの呼び名...セイコガニ)
山陰...松葉ガニ (メスの呼び名...親ガニや子持ちガニ、若松葉ガニ)
石川...加能ガニ (メスの呼び名...香箱ガニ)
京都...間人(たいざ)ガニ (メスの呼び名...コッペガニ)
兵庫...津居山ガニ  (メスの呼び名...セコガニ)
兵庫...柴山ガニ
兵庫...浜板ガニ

地域によって呼び名やメスの呼び名が違うのは面白いですね。魚とかも地域によって呼び名違うし、これは各地域で違う特徴のあるカニを識別するには面白いです。昔、仮面ライダー響鬼という仮面ライダーあったのですが、ライダーが戦うのは、怪人ではなく巨大な魔化魍(まかもう)と呼ばれる怪物を倒すのですが、これが同じ怪物なのに地域によって体色や大きさが違うんですよね。このライダー好きだったな。巨大な怪物がかっこよくて妖怪とか民俗学的な意味合いがあったり。外国にも地域別に呼び名が違かったりするものがあると思うけど、日本の表現の仕方が独特で、地域性が垣間見えるから面白いと思ってます。

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

と、ここまできていてお前の好きなカニは一体何なんだよ!と怒られるかもしれません。僕が好きなカニはズバリ

ガザミ

です。ワタリガニと呼ばれ、ズワイガニやタラバガニと違い、第5脚が遊泳脚と呼ばれ、泳ぐ為に平べったくなっているカニですね!何故好きかというとカニらしいフォルムだから。爪もかっこいいし、トゲトゲよりすべすべしていて、強そう。色も遊泳脚なところもいい。こうでなくっちゃ。そして何より、名前がかっこいい。ガザミ。怪獣映画にそのまま載せても問題ない呼び方ですよ。これは。

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

とまあ、カニ熱が昨日から吹いているという事でしたが、わざわざ書くほどの内容でもなかったし、何も伝えられてない気がしますが、唯一伝えているといえば、

カニはかっこいい!

という事ぐらいですかね。いつか巨大なカニと出会ってみたいなあ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?