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DAY20 ラグビーは人生そのもの by 滝沢先生

いしかわゆきさんという方がたのしく書くためのコツを教えてくれる『書く習慣』という本に刺激を受けて、自分も書く習慣を身につけたいと思い、巻末にある『書く習慣 1ヶ月チャレンジ』に挑戦中!

20日目のテーマは『これまでで1番の後悔』について。

後悔していることはたくさんある。その中で1番となると、やっぱり、大学でラグビーをやらなかったことだと思う。

私は小学生で受験し大学付属の中学校に入学したんだけど、そこにはサッカー部がなく、迷いに迷ってラグビー部に入部した。当時は『キャプテン翼』が大流行していた世代だから当然サッカー部に入りたかった。でも高校からしかサッカー部がない。野球部、バスケ部、ラグビー部の三択だったんだけど、野球部は坊主にしないといけないのでパス、バスケ部は敵に触ってはいけないってところがしっくりこずパス。結果残ったラグビー部に。

中学1年で入部して、高校3年まで結果やり通したんだけど、それでもなぜ大学でやらなかったのか。。。日本代表になってラグビーワールドカップ日本大会に出場なんて到底できなかっただろうけど、それでも大学で自分の可能性にチャレンジしなかったのが本当に悔やまれる。

私はなにか新しくチャレンジした時に案外早く上達できる方で、コツをつかむのがうまいんだと思う。中学2年の時にはレギュラーとして1つ上の代で試合に出ていたし、キッカーも任されていたから、私のペナルティーゴールが決勝点になるなんてこともよくあった。

上達は早いけど飽きるのも早いので、高校に入る頃には調子に乗ってあんまり本気で練習しなくなっていた。足も速いしキックもパスもうまいし視野も広いからある程度流していても余裕で対応できていた(笑)でも、やっぱり真面目に練習するやつらにはかなわなくなってきて、高校3年のころはウイングというポジションに異動させられた。

ウイングはポイントゲッターではあるものの、ゲームをコントロールするようなポジションではない。スクラムハーフやスタンドオフ、ナンバーエイトなどがサインプレーを決定したりするチームの司令塔になることが多い。ウイングはボールが回ってこない限り基本は守備だ。

当時は高校生でもスクラムを『押して』よいルールだったので、フォワードが弱いチームは全く試合にならない。私のチームはフォワードが激烈に弱かった(笑)なのでほとんどまともにボールを確保できない。良い状態でボールがバックスに回ることもない。そうなるとウイングは暇だし守備ばかりでつまらない(笑)

試合はそんな感じであんまりおもしろくないのに、高校2年の時に代わった監督が名門高校出身の方で練習が100倍厳しくなった(笑)毎日ヘトヘトだし、1日5~6回食事をしても逆に瘦せていくくらいの運動量だった(笑)まさに『地獄の日々』だ。監督が代わってしばらくして練習に耐えられずやめていく仲間がちらほら出てきていた。私は結局最後までやったけど。

練習は超厳しい、試合は暇。こんな状況だったし、先に大学生になっていた先輩たちの話を聞くと、どうやらテニスサークルに入ると飲み会や合コンなど楽しいことばかりだというので、従順な後輩としてはテニスサークルに入るしかない!って感じになってしまった(笑)

同級生で大学のいわゆる体育会ラグビー部に入部したのは1名のみ。あとはみんなテニスサークル(笑)男子校だったこともあるけど、どんだけ先輩の話が魅力的だったことか!

やっぱり『迷ったときはいばらの道を選べ』ってのは名言だよねと気付くのは社会人になってしばらくしてからなんだよね。。。今過去の自分にアドバイスできるなら、絶対に体育会でやっておけ!って言うね。だって、飲み会や合コンなんて社会人になってからでもいくらでもできるし、そんなことのために自分の可能性にチャレンジしないなんてバカ丸出しじゃん。

大学の体育会ラグビー部に入部してレギュラーになれたのかなんてわからない。足が速いってだけで体も小さいし全国レベルのやつらとやりあった経験もない。だけど、根性はあったと思う。1対1なら絶対に負けない自信もあったし、キックの精度にも自信があった。

なぜやらなかったのか!この馬鹿タレが!

ラグビーは偶然出会ったスポーツで最初はサッカーに未練タラタラだったけど、今でも本当に大好きだ。これほどやって楽しいスポーツはないと思う。観るのもルールはややこしいが楽しい。でもそれ以上にやるのが楽しい。今でも中学高校をともにした友人とはよく思い出話でラグビーの話をするし、行ければ試合を観に行くこともある。社会人になってからもラグビーでつながった人もたくさんいる。

本当にラグビーやって良かった。たくさんのことを教わった。これからもラグビーを応援しかかわりをもっていたいと思ってる。

I LOVE RUGBY!

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