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2周年を迎えました。

9月18日、3TREE BREWERYは無事2周年を迎えることができました!
IBALAB@広場にて開催できることになり、屋根のない屋外ということで雨さえ降らなければ最高のロケーション。
私は3週間ほど前から天気予報を確認し始め、開催1週間前からは台風の影響が心配で、暇さえあれば天気予報とにらめっこしていました。


でも当日は雨も降らず気温もちょうどよく、ビールを飲むのに最適な気候。
私たちと、お越しくださる方達の思いが空に通じたんだと思います。


イベントでは、以前から交流のあるキッチン花子さんにフード提供をお願いしました。
お惣菜・お弁当販売のキッチン花子社長のやすえさんは、夫が学生時代から交流があり、私たちが茨木市でブルワリーを始めると知った時から全力で応援してくれていました。

まだ店舗を工事していた時にもイベントにご一緒させていただいたり、7月にはキッチン花子に依頼し、茨木産の赤紫蘇ジュースを当店のサワービール「SHE  SO CUTE」に使わせていただいたり何かとお世話になっていて、
今回のイベントでも「夫の29歳の誕生日なので肉料理をお願いします」という無茶振りにも快く乗っかっていただきました。頼れる大先輩です。
今回のイベント大成功の鍵はキッチン花子さんにありました。本当にありがとうございました!

キッチン花子のやすえさん
キッチン花子からのお花!



そして広場を借りるにあたって協力いただいた茨木コモンズの皆さま。
イベント前から当日までびっしり力を貸していただきました。
私たち2人ではなんともできなかったこと、たくさんあります。ありがとうございました!




さて、12時からイベントを開始し、17時過ぎまでの間ほぼノンストップでビールを提供し続けた結果、なんと約200リットルのビールを飲み干していただきました。
久々にお会いできた人、昨日も会った人、はじめてお会いする人。ビールを渡す数秒という時間は感謝の気持ちを伝えるには短すぎました。

ほぼずっと列が途切れずでした



普段私は店のことを「自分の家のリビングにお客さんを招き入れているみたいな感じ」と思うときもありますし「街の縮図」と表現するときもあります。

気の知れた常連さん達が和気藹々とビール片手に盛り上がる姿を見ていると、自宅でのホームパーティーかと錯覚してしまうし、
お子様連れの家族が来られて、80代のお客さまがそれを目を細めて見ている光景は、街という普段俯瞰できない対象を見ているような気持ちになります。

リビングという家族が集うミニマムな場所のようでもあり、街という大きなコミュニティのようにも感じるこの小さな店が、大好きです。




だけど現実的に考えると、イベントをするには店は狭すぎる。
いつも来てくれるみんなができるだけ快適に楽しめるようにしたい。
そんな思いから、広場を借りることにしました。


イベント中はほぼ厨房にこもってサービングしていましたが、途中買い出しのために広場を出ると、本当に多くの人が広場にいるのがわかり、そのほとんどの人が私たちのビールを飲んでいました。

子供達が駆け回り、大人は頬を赤らめてご機嫌に。
いつも平日に来る人、一杯だけ飲んで帰路を急ぐ人、週末にテイクアウトをする人、営業では重ならない人たちが同じ時間に集っていて、さらに会話が生まれていたりするのも嬉しくて。
日曜日の昼下がり、和やかな空気と笑顔あふれる最高の空間が生まれたことを幸せに思います。
場所が狭くても広くても私たちのお客さまがつくる空気って結局リビングのようだし、街のようにも感じました。

犬もOKなIBALAB広場

そう、雰囲気をつくるのはいつだってお客さまです。
ビールが好きという共通項からつながる縁だったり、小さな店だからこそ自然と生まれるお互いを思いやるやさしさがいつも店にはあって、私たちの思い以上にその力が圧倒的に強く、それが場所を育て、店をつくっていると思っています。
それが店であろうと屋外であろうと変わらずに存在しているように感じられて嬉しかったです。
私たちのお客さまはお店の自慢です。


Tシャツ着てきてくれてありがとう
良い笑顔で酒豪の皆さん
あちこちTシャツ着てくれてるのが写ってる
沢山お世話になったコモンズの皆さまも
最後の大盛り上がり
かわいい3人


この2年間、コロナの影響のない期間はなくて、自家製ビールの提供開始は時短営業、去年の1周年は緊急事態宣言でテイクアウト営業のみと
自身の何かを祝うにはあまりにも厳しい環境でした。

自分達の力ではどうにもならないことが多い日々でしたが、「できることを続けるだけ」と言い聞かせ、日々の諸々と精一杯向き合ってきたつもりです。
その結果がこの1日にぎゅっと詰まっていたなあと思います。

とはいえ去年も大好きな皆さんに沢山祝っていただきました



2周年イベントを開催できることは本当に嬉しくて、当日は泣いちゃうかもなんて思っていたのですが、忙しくて涙の出る幕なし!というハッピーな誤算。
(でも、私が尊敬するアイドルが「人を感動させたいなら泣いたらダメです」という名言を残されたので、仕事に関することでは泣かないでいたいとも思っています)



連休の中日ということであちこちでイベントが開催されている中、3TREEBREWERYの2周年を選び足を運んでくださった皆さま本当にありがとうございました。


2年目の目標振り返りと3年目の目標も書きたかったのですが、とても長くなってしまったので次回書こうと思います。

イベント終了まで残ってくれていたお客さま達との記念撮影が幸せに満ちているので、この写真で締めます。
3年目もよろしくお願いします!


サポートして頂いたお金は、よりおいしいビールをつくるための研究活動費に充てさせていただきます!