「観心本尊抄」設問研究1

難易度★★☆の設問解説

Q45. 第29章から 「仏の世に出ずるは霊山八年の諸人のためにあらず」とあるが、釈尊の出世の本懐は、いつの人々のためであると後述されているか。
A.釈尊滅後正法・像法・末法時代の人々のため

解説
釈尊は、入滅が約80歳ですから、正法時代には、釈尊御在世約80年と、入滅後の約920年があり、後者を「釈尊滅後の正法時代」といいます。