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自分と向き合う羽目になった

文レタの感想に、ぽろりと自分の悪いところを書いたら、そこから考え事が止まらなくなってしまったので書き出すことにする。


わたしは何もひん曲がった性格だけのせいで人の文を読むのが苦手なのではなく、人の文に極端に影響されてしまうからだと思っている。みんなそうなのかな?それを嫌と感じるかどうか、という問題だろうか。

読んだ内容に衝撃を受ければ受けるほど、自分が後に作品について考える時、感想を読んだ記憶も思い出してしまう。今回の場合は、知識を含めた感想をまだ読めない、と書いていたけれど、(こっそり恥ずかしくて対象の部分を消したけれど)それは知識も変わればもちろん思い至るものが変わってくるから。

なに、人の考えに影響されることが悪いことばかりではない。そのおかげでわたしはあまり人を嫌いにならないし、人が話したことには、「なるほど」「それがあったか」と納得することの方が多い。でもわたしは普段からとりわけそれが多いので、自分にうんざりすることがあるのかも。自分の考えがブレてしまっているように感じるし、相手からしたら「この子ほんとに分かってる?」「自分の意思はあるのかしら」と思われるのではないかと考える。すごく臆病で、厄介なんです。

だからその分、自分の考えさえまとまって、もう考える事なんてなーい!となれば、その後はすらっと読めたりする。何も考えられなかった若い頃の方が素直に人の文が読めて、尊敬できたな、と残念な気持ちになることがある。今回素直な文豪の言葉に触れて、自分の苦手なところもうっかり書き出してしまったのかも。露呈したついでに、この厄介な性格を克服したいものである。

今回、嫌な気持ちになった人がいたらごめんなさい。わたしはわたしのタイミングで、みんなのnote、つぶやきやポストも楽しみにしているんです。面倒なことには変わりないけれど、ごめんなさい!行けなかった日のレポとかはおねだりするくせにね。

だから、素直に人の文章を読める人は、それも才能だと思うのです。それだけ寛容で、視野が広くて、人を尊敬して、成長できる人。わたしは憧れます。本当にいつもありがとうございます。

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