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まとまらないまとまらない

全然感想がまとまらない。
早くBOYS DOLL HOUSEの話をしたいけど、したいのにまとまらない。
感情が勝ってしまうところと、内容の追求と、ここはどうしてこうなってしまったのよ!?とか考えて、でもこのような意図があるのでは?ここのお芝居よかったよなあ!とか、考えるうちにどんどん話が散らばっていく。

古谷大和さんが事務所の仲間と信頼するキャストと共に作り上げた新境地。
すっごく良かったんですよ。もう、何が良かったか私が語るのなんておこがましいくらい。
でもこれにはきっと贔屓目というか、細かいことが気にならなくなるくらいの大きな感情もあって、つい観てくれ絶対に!と叫んでいたけれど、実際に観てくれた人にはどう届いたのでしょう。

ストーリーや設定の中で曖昧な部分もきっと多かったと思う。これで良かったのか?と思うところも。

そのひとつひとつの間を埋めていくこと、気持ちを考えてみること自体もとても楽しくとめどなく、楽しんでしまっています。そのすべてを語れる日は来るかなあ。笑

ワンシーンごと、一人ひとりの役柄ごとに、伝えているメッセージがあり、ひとつのテーマでは言い表せないような。

そして観劇の時、肌で生で感じたいろんな気持ちが、文字にして安くなるのは嫌だなぁとか。

カーテンコールも含めて素晴らしかったです。人間が作る演劇だからこんなにも届くんだと思いました。

和久井くんが、同事務所の尊敬する俳優二人、ダブル主演に向けて書いた渾身の脚本でした。これだけのものをよくぞ詰め込んだな、天才だと思いました。

もし、noteの下書き散らばっているものを表にばら撒ける日が来たら、受け止めてくださると嬉しいです。それが全てと思ってほしくないけど。(どっち)
※まとまらなくて、まとまらないままメモしていたnoteを閲覧可能にしてあります。覚悟がある方は是非。笑


少し古谷さんの話をします。(いつもしておろうが)

ここのところイベント続きですが、どこでも真撃に人やイベントと向き合い、素敵な気持ちをくれます。

バースデーイベントでは真ん中に立つ人とその人のファンのために、意味のある言葉でめちゃくちゃに褒めたり思い出を語ったり、

イベントに自分が立てば観に来てくれる人のことを想い、意味のある楽しい時間にしようと頑張ってくれます。

その節々にはお芝居のお話、役者としての言葉が伴います。イベントを楽しんだ先に、劇場で会えることを願って、楽しませてくれます。

古谷さんはカーテンコールでいつだってほとんど決まって話すことがあります。

「今日の演劇が、皆さんにとって意味のあるものでありますように。何か、届いていますように。」

演劇を愛しているが故です。
言葉で言えば単純?広い意味で使える?と思われるかもしれないのでここで言うのもナンセンスですが、

一本演劇を見終わった後にこのひと言を聞いて、同じだと思ったことは一度もありません。

例えつまらないとしても、それを大切に、なんて謙遜が入ることもあります。それについてはそんなわけ!!と反発しながら聞きますが笑
そう思う人もいるかもしれない、ということですね。他人の感想ばかりはわたしも保証できないので。

まぁこの言葉はそのままの意味というか、充分に意味は受け止めていて、
今日言いたいのはこの言葉自体ではなく、この言葉を毎日言うことについて。

演劇を観に来る人が毎日同じではないことを知っているからですね。当たり前なんですけど。

毎日来る人もいます。私だって自分が観たいからなるべく行きたいけど、そうはいかない。

誰かの一生のたった一回、たまたま目にした人にでも、演劇で何か届くことを願っている言葉。素敵だなあと思います。

自分を応援する人のことは忘れているわけではなく、どちらかというと信頼しすぎていると思っているんですけど、その上で、観に来たすべての人のために言葉を放ちますね。

そして1公演しか観られない人のためにも、もっと観たいのに来られない人がやっと来られた数公演に対しても、ありがたい言葉です。

毎公演大切に演じ、どの公演を観ても全力でやっているから安心して観に行けるのです。

いやこの人に限らずたくさんの役者さんが毎日真剣にやっているはずですよ!もちろんです!でも、当たり前と思えそうでも、とても大変で、すごいことだなって思うんですよね。

毎日朝夜にSNSで挨拶をする俳優さんや、毎日お誕生日をお祝いしている俳優さんとかもそうだなあて思いますけど。
自分にも新たな気持ちで、相手がいつも違うことをわかって、続けてくれてるんだなあと思います。

ひとりの人をたくさんの人が応援する構図って、その「ひとり」のちょっとした思いやりがすごくありがたかったりするんだよな、とか思ったりしたのでした。

古谷さんのお芝居が好きだから、なるべく何度でも観て、変化を目にしたいと思うから、観に行けない日があれば悔しいけれど、いつ行っても大丈夫だな、という安心感もあるのです。

素晴らしい人だよなあ。
目にできる時間が一度でも多くなるように毎日頑張りたいなあ。
そして演劇って本当に儚いよなあ。
大好きなんだよなあ。

なんの話?な記事ですみませんでした。笑
伝えたいことがあるのに伝えられなくて気持ちがテンヤワンヤしているので一度書きたかったんだと思います。読んでくださった方、ありがとうございました。

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