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久しぶりの演奏でも切り抜けられた話

呟きばかりを繰り返すと、これで良いのかな?と思いつつ、140文字だけでは足りないこともあります。今回はその足りないことを書いておこうかと思っています。

もうどれくらい経つのか忘れるくらいの期間。久しぶりにパーティーの演奏の仕事を頂きました。100名ほどのお客さんの前で30分ほどの演奏という仕事でした。

どういう方がいらっしゃるのかということと、この依頼に対しての打ち合わせは事前に出来ていたので、以前とは変わらないのだろうと思っていたのですけれど、久しぶりのことですので、自分がどういう状態になるのかということは未知数でした。
演奏する時はこんなことあったなぁとか過去も交えて少し書けたら良いなと思っていますし、これやっておけば緊張もなくなると思うよということで書いてます。高額セミナー要らずですw

準備に対する確認

実は依頼から本番までの期間は短く、自分がいつもやっているセットリストをそのままで臨みました。

津軽三味線はじょんから弾いてしまえば、そこで終了です。30分もただ無心に弾くということは何をずっとやっているのか?という事になりかねないのですけど、心の中では30分ただひたすら弾くということをやってみたいという衝動があるのは事実です。ただそれだと仕事にもなりません。

じょんからに似ていて、少し拍が違うよされ節を1分ほどでまとめて、最初に様子をみました。というかいつもやっている事です。

リハーサルと本番は別物

リハーサルもやっているのですけど、お客さんがいないところで演奏する響きと、満席の中で聞く響きは違います。なので、マイクが音を拾ってくれるのを確認するくらいで終わるんです。
人が入れば、音は吸収されてリハーサル時と響きは変わります。
本番での調子がわかれば、1分ではなく少し長めに弾いて、高音はどれくらい、低音はこれくらいでいけるんだなと確認をします。テーブルの上にあるビールを眺めながら・・・

自身の弾き方の変化に気づく

ここまでは順調になるかと思いつつも、久しぶりというのもあり、マイクの出音が少し小さいということに気がつき、ちょっと力を入れて弾いてしまうという事に「演奏して気づく」んです。
あらら、やっちまったなぁと。その時は自分の音が硬くなるし、思うような響きが出せないということもあります。緊張していたのかな?と思いつつも、その時の自分の対処方法は音を抜くというところなんです。

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津軽三味線を何にも縛られず自由に奏でたい人向けに書いてます。

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