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年はまたいでも、やることは変わらない

2022年になりました。読者の皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。

三味線の講座が滞っていますけど、ようやっと習得?できたので、動画に取り掛かっています。
もうしばらくお待ちください。

弾けたと思っていてもそれは思い込みでした

実は今まで避けてきた技術がありました。ただそれは今回の講座では絶対に必要と思って、苦手だったことに取り組んできました。
昨年は技術面でも本当に変革を起こしていて、疑問があっても、ま、良いかというところを潰してきたんです。
演奏の仕事もあまり無い中、逃げてきたのものにもう一度向き合ってやっていこうという意思です。
これは別にプロだからやって当然とかではいうつもりでも無いです。
けれど、そこを無視するわけにいかなかったんです。
まだまだ完璧と言えるまでにはもう少しかかるかと思いますけど、八割方成功しているので、それを次回公開したいとおもいます。多分前回お話ししていると思います。
なんていう技術かわからなかったので調べました。音澄みと書いて「ねずみ」というそうです。僕的には????という言い回しなんですけど、どうやら世間一般ではそういうらしいです。ま、そんな事はどうでも良いですね。今の津軽三味線ではマストな技らしいので、頑張って習得します。

時間軸で語る人はそれでしか見ていない

いつも、技術をマスターするのにどれくらいかかるんですか?的なことを聞かれたりするのですけど、すぐに出来るのもあれば、今回みたいに三ヶ月以上経っても八割程度しか成功しない時もあるんです。例えば、サッカーのドリブルでのフェイントとかを覚えたとしましょう。それを実践ですぐに試せるようになって、敵を抜くにはものすごい時間がかかるのと同じことなんです。
曲弾きの中での技の成功率を高くするにはどうしたら良いのかというと、本番で使うということです。昨年末演奏で試したんですけど、それは一発で成功しました。時間はものすごくかかったと思います。
歴を気にする人もいますけど、すぐにその感情は忘れたほうが良いです。考えるのも無駄です。なぜなら、時間軸でしか物事を計っていないからです。
3年続ければ、いっぱしのプロのレベルに近づけると誰もが思わないと思います。
僕はもう途方もない時間を費やして、三味線を弾いています。
けれども前述した技を習得出来ていなかったわけです。それを笑う人だっているでしょう。けれど僕はそんなことを気にしていません。なぜなら、まだまだ知らないことがあると思ってワクワクするからです。
何年やってもまだ一段という方がいても、それはそれで良いと僕は思います。楽しく進んでいるか?という点のみです。それに1日稽古を休むと3日戻ると言われています。けれどこれは「毎日の練習が大事」なんだよということであって、戻ったとしてもまるっきり初心者に戻るわけではありません。積み重ねたものは脆くはなくて、またやれば元通りになるんです。
気にせず進めていって欲しいです。

ではまた次回。

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津軽三味線を何にも縛られず自由に奏でたい人向けに書いてます。

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