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農業育児理論 コンパニオンプランツという考え方

写真は今年ウチで出来たミニトマトとバジル。これがまた最高に相性がよくて。カプレーゼにすると簡単に美味しい一品になります(^^)

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さて今日は「コンパニオンプランツ」について書いてみたいと思います。実はこのミニトマトとバジル、なんと同じマルチの中で育っています。(小さい農家で場所がないからという理由ではありませんよ!)何故かというと、その方がお互いに良く育ち、美味しくもなるからです。

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トマトは意外と水が多いのは苦手なんですね。トマトは元々アンデス山脈が原産地。急勾配な土地は水が溜まらない。そんな場所で生きていた植物なので、むしろ土が乾いているくらいの方が性に合っています。わざわざ水分を吸収しずらく栽培して、甘さを引き出す農法もあるくらいです。逆にバジルは水が大好き。なのでバジルが土の中の余計な水分を取り込み、トマトにとって最適な状態を作り出してくれているんですね。そんな2人は料理になっても相性抜群。パスタにピザにカプレーゼに。。まさに名コンビです(^^)

環境を作るのが仕事

このコンパニオンプランツという考え方は、農業でも有用ですが、育児でも参考になります。子供にも一人一人特徴があります。性格、身体能力、考え方。一人の人間なので、当然ですね。育児をする上で親が出来る事は、指導ではなく、成長しやすい環境を作ってあげる。という事が大切です。環境を作る上で大切なのが、その子との相性が良いかどうか。

例えば、マイペースで、物事を慎重に考え行動する子供に、スピードやチームワークを重視するスポーツチームに入れる事はホントに良い事でしょうか?もちろん、そこで得られるものも多いとは思いますが、その子の良さを引き出したり、伸ばしていくにはあまり向いていないと思います。

野菜にも甘さが良いものもあれば、辛さが魅力のものもあります。魅力には様々な形があります。ついつい自分の理想を求めてしまいがちですが、その子の良さを最大限引き出してあげられる環境を作ってあげたいですね!それはその子の周りに集まる人にとってもプラスになるはずです。ミニトマトとバジルのように。。(^^)

親になれたからには、その子の魅力を1番理解して引き出してあげる存在でいたいですね(^^)

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