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眉毛とコンプレックスをスッキリさせてくれたお店(#最近行ってよかった店)

自慢じゃないが、わたしは眉毛が太くて濃い。
子供の頃から、この存在感のある眉毛がずっとコンプレックスだった。

↑ 私の自画像

(あれ、眉毛どうこうより、絵のスキルをもうちょい何とかした方がイイ気がしてきたぞ・・・。)

自分の眉毛が嫌いだった


子供の頃、「こんな太い眉毛はイヤだ」などと母に訴えても、母は「良いじゃない、そこがチャーミングよ」などと言うだけだった。すごく適当な返事だと思った。
とてもじゃないが、自分ではチャーミングなどと思えなかった。
そして、自分も眉毛が太い父は、責任を感じているのか、気まずそうに目をそらすだけだった。

高校生までは、厚めの前髪を作るなど工夫し、眉毛を隠そうとしていた。
(隠しきれていなかったと思うけど。)
メイクができるようになってからは、眉マスカラをしてぼかしたり自分なりに手入れをしてみたり。でも不器用でなかなか思うようには・・・。

街中でほどよい存在感の眉毛の方を見ると、本当に羨ましいなあと思ってしまう。

初めて眉カットに課金してみたら

そんな私だが、先日はじめて、お金を払って眉毛を整えてもらうことにした!

美容院で、眉毛カットも行っているお店にて、眉の脱毛(余分な部分の毛を抜いてもらう)+眉カット(長さ・形を整えてもらう)のプランをお願いしてみた。

当たり前だが、施術中は、前髪はオールバック、店員さんが私のむき出しになった眉毛をジロジロ見るので、大変恥ずかしかった。

(こんな立派な眉毛は初めてだわ・・・。後で店長に報告しよう・・・)

などと店員さんに勝手にアテレコしてしまい、消えたくなった。
(注:実際に言われたわけではありません。)

そんな私の緊張を察してか、店員さんは施術中も軽妙なトークで場を保ってくれた。

私「子供の頃から、眉毛が濃いのがコンプレックスで」
店員さん「でも、眉毛が薄いかたは薄いかたで、すごく悩んでるんですよ。眉毛を自然に描くのも、結構大変です」
私「・・・・・・」
店員さん「みんな、ないものねだりなんですよね~

そうなのか。
考えてみれば当たり前なのだが、そんなこと考えてもみなかった。
物事をマクロな視点から見る店員さんのコメントに、眉毛から・・・じゃなかった、目から鱗が落ちる思いだった。

店員さんは続ける。
「夏は代謝の関係なのか、眉毛が伸びるのも早いんですよ。だから、少したくさん切っておきますね」

「いつもより多めに回してます」みたいな言い方!

脱毛(少し痛い)の後に至っては、
「お客さん、大丈夫でしたか?痛みに強いんですね、すごいですね~
などと褒められ、まんざらでもない私。
(素敵なお姉さんに褒めてもらえるのは、いつだって悪くない気分なのだ。)

そして、ものの15~20分後。
「目を開けていいですよ」と言われ、鏡を見て、私の恥ずかしさはすっとんでいった!

スッキリしてる!!!

たしかに、まあ同じ人間の眉毛なので、ものすごく変わったというほどではない。でも、あの忌々しいような存在感はたしかになくなり、なんとか受容できるかな、という程度になっていた。

私の表情が明るくなったことに気付いたのか、店員さんもとびきりの笑顔になり、「スッキリしましたね!!イイですね!!!」と言ってくれた。

いまだに、自分の眉毛が好きになったとは言えないけれど。
眉毛と同時に、コンプレックスも少しだけ軽くしてくれたアトリエはるかさんのサービスと店員さんのトーク。最近行ってよかった店の一つだ。


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