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水先案内人を目指し続けると決めた話【Relance MVVストーリー】

はじめに

こんにちは。スリーシェイクのRelance(リランス)という
フリーランスエンジニアと採用企業をマッチングするエージェント事業の
統括をしている斎藤 健太です。

今回は自分たちで一からミッション・ビジョン・バリュー(以下MVV)構築してみたという阿鼻叫喚な一年間を振り返る記事の続きです。(前回記事はこちら
前回の記事をご覧になっていただいた方、ありがとうございます。
ご覧になっていない方は良かったら見ていただけると嬉しいです。

前回MVVの中身はなんなのさという締めくくりをした以上、次は中身しか無いだろうということで、今回はRelance事業部におけるMVVを公開します。


MVVのおさらい

中身に入る前に、MVVについて一緒に振り返りましょう。
とはいえ、この記事を見ていただいている貴方のデバイスで検索していただいた方がより正しく、洗練された解釈がいくらでも出てきます。
したがって、あくまで私の解釈だということをご認識ください。

M(ミッション)
何を叶えるのさ(ちなみになぜ生まれたん?)

V(ビジョン)
それ(M)を叶えるにはどう成ったらいいのさ

V(バリュー)
で、そう(Vに)成るにはどうするのさ

以上です。5秒ぐらい時間を無駄にしたと思ってしまったかもしれないです。ブラウザバックだけは何卒ご勘弁を・・・

真面目な話をすると、経営や事業を運営する上での基盤となる上位概念がMVVと思っていただければ問題ありません。ここで定めたMVVが普段の行動指針に落とし込まれ、メンバーそれぞれの振る舞いや意思決定に統一感(統一ではありません、統一感)を生み出します。様々なバックボーンを持つ人材を強固に繋ぐものとして非常に重要な価値観です。

統一感は「らしさ」という表現もできます。
「らしさ」はすなわち「ブランド」ということでもあり、ブランドを浸透していくこと=ブランディングは差別化による競争優位性の向上など組織内だけではなく社会にも影響を与えます。

RelanceのMVV

今回、RelanceのMVVを下記としました。

一つずつ込めた想いを補足として記載します。

エンジニアが自由と平等と責任の下で挑戦し続けられる社会を創る

IT技術はあらゆる業種業界のイノベーションを支える時代になり、
優秀なエンジニアの価値は高まり続けています。

一方で、エンジニアを取り巻く環境の変化はまだ鈍く、
多重下請け構造を始めとした負の世界が未だ蔓延り、適切なスキルに対して適切な報酬や働き方が得られない状況はまだまだ続いてます。

RelanceはSREを軸としたテックカンパニーであるスリーシェイクが
手がける、エンジニア目線の事業であり、当事者として
本質的に彼らのためにならなければいけないと思っています。

我々が彼らのためにできること。
それは「可能性を広げる」ことだと思います。新しい技術やプロジェクトを推進するソフトスキルを手にいれるキッカケを提供し、得た能力により選択肢を増やし、次を自分で選ぶ。

自分の意思で自分の人生を決めていくことが大事だと思っています。なぜなら、つまずくことがあっても、自分で選んだことであれば後悔にならないからです。自分の人生に自分で責任を持つことができる。できればそんな自由を掴んでほしく、選べる選択肢を増やしたい、見えてなかった可能性を見せたいと思っています。

そして自由を掴み取れるプロフェッショナルこそが、組織や企業とも平等に本質に向き合い、歩いていくことができるんだろうと思います。それでも、そんな自由を持ったとしても時には躓くことがあると思います。でも、また立ち上がり前を向いて歩いていける、そんな人生が素敵だと思っています。

それを応援できることにRelanceの価値を持たせていきたいと思います。

もちろん、自由と平等には自身だけではなく社会にも責任を果たすことがつきまといます。やりたいことをやり続けるには責任を果たし続ける必要があります。

それだって平等です。我々はエージェントとしてその点もしっかりお伝えする存在である必要があります。

エンジニアリングに向き合う人と組織の水先案内人<Pilot>であり続ける

Relanceは水先案内人となり、有り続けます。水先案内人とは

船舶の運航時に乗組員に適切な水路を教えるとともに、そのための操船を指示する人。海運業等ではパイロット(英: Pilot)と呼ぶ。〜中略〜 行く先を示す人や役目を指す。

wikipediaより引用

という職業で、スペシャリストとして誰よりも深い知識と経験を基に、航海を導く。そんな存在です。
我々の役割はまさしくこれで、ITとキャリア(HR)のハイブリットプロフェッショナルとして、啓蒙していく存在となる必要があります。それはもちろんミッションで述べた「人」に対してだけではなく、組織に対しても同様です。

時代は変わり多くの組織・企業にも変革が必要な時代です。ネームバリューと報酬で優秀な人が集まる時代は終わり、本質的に向き合い続けた企業に人は集まり、生き残っていく世界になりました。

だからその変革の必要性を説き、伴走したい。また、本質に向き合っているスタートアップやベンチャーはジャイアントキリングの可能性に溢れています。ただ、彼らは知名度も伝える手段も少ないです。Relanceは水先案内人としてどう事業拡大の航海を進むのか、そこにも伴走したいです。

人生・キャリアも組織運営も先が見えない小舟で進む夜の海みたいなもので、よく目を凝らさないと波が読めなかったり、本当にこの方角であっているのか不安なことが多いです。私たちはそこに同船する水先案内人です。豊富な知識と経験で人や組織・企業よりもあらゆる可能性を見出し、選択肢を提示していく。

そして当事者たちに後悔のない意識決定をしてもらって、その役割を終えたり、少し遠くで見守ったり、また別の縁で同船したりします。そんな爽やかな関わりを持ちたいです。

願い求め、向き合い続ける

RelanceではValueを二つ定めています。

人と組織のより良い未来を願い求め、伝え続けるコンサルティングを提供する

Relanceのエージェントは、人と組織の間に立ち、双方よりも圧倒的な当事者意識と経験を持って、それぞれに今よりより良い未来を模索追求し、伝わるまで説き続けます。顕在化した希望を叶えるだけの存在ではなく、潜むリスクや新しい可能性を見出し、時には苦言を呈することもあります。真正面で相対するのではなく、横に並び、同じ方向を一緒に見るパートナーで有り続けます。

エンジニアリングに向き合い続けるインフラとなるプラットフォームを提供する

Relanceのプラットフォームサービスは、エンジニアと企業が本質的なエンジニアリングに向き合うための環境を構築し、提供します。エンジニアに対しては、案件探しとフリーランスを長く続けられる包括的な支援が受けられるインフラとなり、組織・企業に対しては表面的なスキルや経験だけではなく、自分のチームにフィットする人材なのかを可視化する仕組みを搭載したインフラとなります。

これらがRelanceのMVVです。

終わりに

今回はMVVの内容について、そこに込めたストーリーも添えてご紹介させていただきました。前回の記事でも触れましたが、メンバーと一緒に作った壮大すぎる目標ですが、少しでも近づけるように躓きながら日々邁進する心持ちです。MVVは作ってからがスタートです。多くの航海を支え続けられるよう、まずは一歩ずつ頑張っていこうと思います。

相変わらず色々なポジションで採用活動しています。興味のある方はお気軽にエントリーお待ちしてます!


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