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RSCアンリミテッド杯Aグループ決勝ラウンドに進出した疾走ウィッチの話

おおきに、(サ°ω°ム)です。
今回は8月3日から開催された「RSCアンリミテッド杯」の感想を書き綴っていきます。
全文無料で閲覧できますが最後まで読んで良いなと思ったら是非買って下さい。

1.初めてのアンリミテッド

7月からシャドウバースを始めた私はローテーションでしか遊んでいませんでしたが、これを機にアンリミテッドでも遊んでみることにしました。

その結果としてアンリミテッドランクマッチのBPを0から15280まで盛り、「RSCアンリミテッド杯」ではAグループ決勝ラウンドに進出することが出来ました。
ローテーションとは違う環境、初めて見るカードやコンボに非常に新鮮味を覚え、安直な感想ではありますが非常に楽しかったですね。

アンリミテッドは魔境」なんて言われていますが、他人の意見だけを見て毛嫌いせずに是非一度遊んでみて欲しいなと思います。
まぁ、実際のところ魔境であることは間違いないんですけども。

それではここからはどのようなデッキを使っていたか等を紹介します。


2.超越ウィッチ

さて、アンリミテッドで遊ぶと決めましたがそうなるとデッキを作らないといけません。
アンリミテッドは全てのカードを使用することが出来るのでローテーションのデッキをそのまま流用することも出来たのですが、それでは面白くないと。
せっかくなのでローテーションで使えないカードを使いたいと思った結果、まずはアンリミテッド環境においてTier1の呼び声が高かった【超越ウィッチ】を使うことにしました。

ラウンド1使用【超越ウィッチ】

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3×《知恵の光》
3×《マナリアの知識》
2×《グランドブレイク》
3×《決意の予言者・ルーニィ》
3×《マジカルリス》
3×《マジックミサイル》
3×《虹の輝き》
3×《魔力の複製》
2×《水晶の魔剣士》
3×《カオスウィザード》
3×《石英の魔女》
3×《運命の導き》
3×《グリモアソーサラー》
3×《次元の超越》

色々と調整をした結果「RSCアンリミテッド杯」ラウンド1序盤で使っていた【超越ウィッチ】のリストが上記になります。
デッキリストの画像に「シャドウバースポータル」へのデッキ詳細のリンクを貼っているので、各カードの効果を知りたい方はリンク先のデッキリストから見て下さい。

【超越ウィッチ】とは

スペルを打ちながらドローを進めて『スペルブースト』でコストの下がったフォロワー等を並べた後に《次元の超越》によって追加ターンを得て相手リーダーの体力を削り切るデッキのが【超越ウィッチ】です。
非常に強いデッキなのですが、使用していてストレスを感じることも多いデッキでした。

まず初めに早い段階で《次元の超越》を引き込めないと6、7ターンまでにコストが下がらずに打てないという点です。
アンリミテッドの環境はローテーションと比べてゲームスピードが速く、遅くとも7ターン目には決着が付くことが多いので、40枚あるデッキの中から3枚積みの《次元の超越》を早めに手札に引き込めるかどうかという自分との戦いがあります。
引ければ勝ち、引けなければ負けという自身でどうしようもないことが勝敗に直結する点が私にとってはストレスでした。

一応『スペルブースト』でコストが下がるフォロワー達を一斉に並べて盤面と《決意の予言者・ルーニィ》の効果で戦うことも出来るのですが、このプランは本筋ではないです。
《決意の予言者・ルーニィ》の『スペルブースト』を大事に貯めて戦うプランは覚えておいて損はないですが。

もう一つは【自傷ヴァンパイア】にほぼほぼ勝てない点です。

【自傷ヴァンパイア】サンプルリスト

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採用カードの詳細を知りたい方は上記カードリスト画像に「シャドウバースポータル」へのリンクを貼っているのでリンク先で確認して下さい。

上記はあくまでサンプルリストですが、自分のターンに自身に対してダメージを与えることで3ターン目に《フラウロス》、4ターン目に《フラウロス》と《煉獄のダークナイト》をデッキから『直接召喚』し、盤面に並べたフォロワーで5〜6ターン目に相手リーダーの体力を削り切るアグロデッキです。

上記の【超越ウィッチ】ではこれにほぼほぼ全く9割9分9厘勝てません。
《アクセルヒーロー・マイザー》、《輪廻の女神》や《未知の求道者・クラーク》を採用すれば対抗出来たかも知れませんが、その場合デッキを掘る速度が落ちる為結果としてデッキの出力を落とすことになるかも知れませんね。

「RSCアンリミテッド杯」ラウンド1ではこの【自傷ヴァンパイア】が大量に発生していたので4勝することが出来ず、Aグループのラウンド2に進出する為に他のデッキを探すこととしました。


3.疾走ウィッチ

【超越ウィッチ】では【自傷ヴァンパイア】に勝てないと見切りをつけてから次に目を付けたのは【疾走ウィッチ】でした。

【疾走ウィッチ】とは

序盤から大量のスペルを使い『スペルブースト』でコストが下がるフォロワーを多面展開し、最後は『疾走』持ちフォロワーと《魔法剣》等で相手リーダーの体力を削り切り5〜6ターン目での勝利を狙うデッキです。


ラウンド1〜ラウンド2序盤使用【疾走ウィッチ】

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3×《アクセルヒーロー・マイザー》
3×《知恵の光》
3×《マナリアの知識》
2×《ナイフトリック》
3×《決意の予言者・ルーニィ》
3×《マジックミサイル》
3×《カオスウィザード》
3×《石英の魔女》
3×《運命の導き》
3×《魔法剣》
3×《双刃の魔剣士》
3×《真実の狂信者》
2×《輪廻の女神》
3×《未知の求道者・クラーク》

上記リストが「RSCアンリミテッド杯」ラウンド1を突破しAグループラウンド2に進出した【疾走ウィッチ】のリストです。
今回もデッキリストの画像に「シャドウバースポータル」のリンクを貼っています。
カード効果を見たい人はそちらでどうぞ。

とは言うものの基本的な骨格は【超越ウィッチ】と大差はなく、リーサル手段が《次元の超越》で追加ターンを得ながらの実質1ターンリーサルではなく、コストの下がった『疾走』フォロワーを投げつけながらのターンを跨いだ分割リーサルになっているだけです。

それでもリーサルターンが早いというのは正義ですし、《輪廻の女神》の『チョイス』で加わる《熾天使の剣》や《未知の求道者・クラーク》の『アクセラレート』で加わる《真理の術式》で【自傷ヴァンパイア】の盤面に対抗出来る本構築は【超越ウィッチ】と比べるとラウンド1の環境にマッチしていました。
《マナリアの知識》でランダムに手札に加わる2種の《マナリアの防陣》と《マナリアの魔弾》がどちらも盤面に干渉する能力なのも【自傷ヴァンパイア】に勝ちやすくなっていた要因だと思います。

この構築で夏の羽虫のように大量に湧いていた【自傷ヴァンパイア】を駆除してAグループラウンド2に駒を進めることが出来ました。

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〜「RSCアンリミテッド杯」ラウンド2以降〜

「RSCアンリミテッド杯」のラウンド2を無事Aグループで迎えることが出来たわけですが、入れ食い状態だった【自傷ヴァンパイア】に対して他プレイヤーが何も思わないわけはなく環境には変化が起こっていました。
それが【エイラビショップ】等の回復ギミックを搭載したビショップデッキの増加です。

【エイラビショップ】サンプルレシピ

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親切な私は今回もデッキリスト画像に「シャドウバースポータル」へのリンクを貼りました。
さぁ、どうぞ。

ビショップは【エイラビショップ】以外にも【教会ビショップ】や【ヤテラントゥビショップ】等が存在するのですが、私が1番遭遇したのがこの【エイラビショップ】だったのでこちらに触れていきます。

このデッキは《エイラの祈祷》を設置してから回復効果を持つフォロワーやスペルを使うことによってフォロワーをバフし、クソデカスタッツのフォロワーで相手リーダーをボコボコに殴り倒すことを目的としています。


【自傷ヴァンパイア】を相手にする際は序盤さえ凌ぎ切れば7ターン目以降まで試合が延びるほど《決意の予言者・ルーニィ》による継戦能力の高さやヴァンパイアのリソース切れで有利に戦えていました。
しかし【エイラビショップ】を始めとするビショップクラスのデッキ相手には試合が後ろに延びるほど不利な展開を押し付けられてしまいます。
上記のサンプルリストには採用されていませんが、《神域の法王》を採用している構築に出会い完封されてしまうこともしばしばありました。
よって現状の構築ではラウンド2を4勝で抜けることは難しいと考え、構築を改めることにしました。


『疾走』8枚積み【疾走ウィッチ】

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3×《アクセルヒーロー・マイザー》
3×《知恵の光》
2×《マナリアの知識》
3×《決意の予言者・ルーニィ》
3×《マジックミサイル》
3×《カオスウィザード》
3×《石英の魔女》
3×《運命の導き》
3×《刃の魔術師》
3×《魔法剣》
2×《双刃の魔剣士》
1×《炎の握撃》
3×《真実の狂信者》
2×《輪廻の女神》
3×《未知の求道者・クラーク》

上記リストが「RSCアンリミテッド杯」を最後まで戦い抜いた【疾走ウィッチ】になります。

《双刃の魔剣士》と《真実の狂信者》6枚体制だった『疾走』フォロワーに《刃の魔術師》を追加して合計8枚とすることでデッキ全体の火力を上げました。
1枚挿している《炎の握撃》は対【エイラビショップ】において《エイラの祈祷》で大きくバフされた『守護』を突破することを目的にしています。

このデッキ内容の変更はAグループラウンド2において非常に良い方向に働きました。
少々の『守護』であれば【エイラビショップ】のリストはコストが低いカードも多いので《熾天使の剣》で除去できたり、少しでも穴を空けてしまえば手札に抱えた『疾走』フォロワーを投げつけて押し通すことが可能になりました。

そしてこの【疾走ウィッチ】でAグループラウンド2を5勝で突破し、Aグループ決勝ラウンドに駒を進めました。

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ラウンド1で多かった【自傷ヴァンパイア】が淘汰され【エイラビショップ】が増えたのでもう1度【超越ウィッチ】を握り直しても良かったかもな、なんて今では思っています。


さて最後、デッキ内容の変更無くAグループ決勝ラウンドに臨んだ結果2勝2敗で幕を閉じました。

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最初の1敗は対【アーティファクトネメシス】で3PP時、4面展開に《マーキュリーイージス・シオン》のバフをかけられ、4PP時に5面展開で追加の《マーキュリーイージス・シオン》バフによってボコボコにされたので良く覚えています。

嗚呼、これが「魔境」と呼ばれるアンリミテッドの洗礼なのだなと。
小学生ながら手動リロードハンドガン型エアガンを手にして調子に乗っていたところをガスリロードサブマシンガン型エアガンでめった撃ちにされる気持ちでした。
まぁそんな経験はないけど圧倒的な差を感じた瞬間でしたね。


4.まとめ

最後まで読んで下さった方々は長文閲覧お疲れ様でした。
初めてアンリミテッドフォーマットで遊び、「RSCアンリミテッド杯」に挑戦した記事を締めます。

これからもアンリミテッド杯は開催されると思うので、その時は普段ローテーションで遊んでいてアンリミテッドの環境なんて分からないよーと思っている方もその重いと思っている腰を上げてアンリミテッドで遊んでもらいたいなと思います。
強要するわけではないですが、私はアンリミテッドで遊んだ期間は非常に楽しかったです。


RSCアディショナルカードが今日リリースされて環境が変わりますが、よければ前回書いた記事も読んでいって下さい。
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ここから有料部分にウィッチのアディショナルカードの感想をおまけとして付けておきます。
特に解説という訳ではなく簡単な感想を綴っていくのでよろしければ100円でご購入の後、読んで頂けると嬉しいです。

また次回記事でお会いしましょう。


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