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スペル、マナリアよりも強い!進化機械ウィッチのすゝめ

おおきに、(サ°ω°ム)です。
今回はRSCのアディショナルで新規カードを獲得し強くなった【進化機械ウィッチ】の構築や考え方を皆さんにシェアします。

環境初期、AA帯ですが11連勝、14連勝出来ているので、最近シャドウバースを【進化機械ウィッチ】で始めて【スペルウィッチ】や【マナリアウィッチ】を新しく組むレッドエーテルが無いよって方には特に参考になる内容だと思います。
実際私は強い強い最強やーっと言われている【マナリアウィッチ】はレッドエーテル不足で組めていません。

基本無料で閲覧出来ますが有料部分にこの11連勝の後に14連勝した最新構築や各対面に対して意識すること、より細かいプレイングを書いているので購入していただけると嬉しいです。

また、本記事内において各デッキリスト画像と個別に触れていない初出のカードに関しては《カード名》に「シャドウバースポータル」へのリンクを貼っておくのでカードテキストを確認したい際に活用して下さい。

それでは本編行きましょう。


1.ウィッチクラスのRSCアディショナルカード

まずはRSCアディショナルで追加されたウィッチクラスの新規カード2枚をおさらいしていきましょう。

《究明の魔術師・イザベル》

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RSCアディショナルで追加されたウィッチクラスのレジェンドカードが《究明の魔術師・イザベル》です。
《究明の魔術師・イザベル》はウィッチフォロワーを『融合』することで融合回数に応じたトークンカードを手札に加えることが出来ます。

その中でも特筆すべきは相手がせっせと削ったリーダー体力をたった5コストで無に帰す回復力、次ターンの逆リーサルも見据えることが出来るバーンダメージを有する《アルティメット・マジック》でしょう。

RSCアディショナル環境において【バフドラゴン】の台頭、対ウィッチ戦では《アルティメット・マジック》の撃ち合いになることが多いので虚無ノ哭風・グリームニル》に代わる打点として非常に優秀な1枚となっています。


《アンブレラウィッチ》

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同じくRSCアディショナルで追加されたゴールドカードが《アンブレラウィッチ》です。
明らかに【進化機械ウィッチ】の強化ですよ!是非使って下さいね!という運営からのメッセージが伝わってくるテキストですね。

進化回数に応じて『ファンファーレ』能力が強化されていき、その全てのテキストにおいて強いことしか書いていません。
進化回数5回以上なら2コスト1ドローリーダー3回復3/3疾走、進化版《決意の予言者・ルーニィ》とも言える性能を有しています。
2コストの性能ではないですよね、強そうですよね、可愛いですよね、このカードを使いたいが為に【進化機械ウィッチ】使いたいですよね。

さぁ、そんなあなたの為に私が使用していた【進化機械ウィッチ】の構築をお教えしましょう。


2.11連勝構築

AA帯ではありますが11連勝した【進化機械ウィッチ】の構築がこちら。

RSCアディショナル後11連勝【進化機械ウィッチ】

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3×《アイアロンの残骸》
3×《アクセルヒーロー・マイザー》
3×《フラワリングマジシャン・マリー》
3×《ギルド会議》
3×《心持つ機械》
《アンブレラウィッチ》
3×《栄光の華・エレノア》
2×《ディテクティブガール》
3×《清澄の蒼・テトラ》
《究明の魔術師・イザベル》
3×《叡智の結実》
3×《堕落の決意》
3×《ピースキーパー・ヴィンセント》
2×《マーシャルゴーレム》


証拠の画像ツイートを貼っておくので是非いいねを押していって下さい。
未だにいいね1個も付かないので【進化機械ウィッチ】の注目度は低いんでしょうか。
それともMaster帯じゃないことが問題なのでしょうか。
...いいね押してね!リツイートもしてね!

まぁそれは置いておいて、RSCアディショナルカード追加後は【スペルウィッチ】、【マナリアウィッチ】と比較され【進化機械ウィッチ】はそれらに少し劣ると評価されているように思います。
そこで《究明の魔術師・イザベル》を採用した【進化機械ウィッチ】の強みを次項で解説します。

解説の前に比較するのであれば比較対象が必要なのでそれぞれのサンプルデッキリストを貼っておきます。

RSCアディショナル後【スペルウィッチ】サンプルリスト

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RSCアディショナル後【マナリアウィッチ】サンプルリスト

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3.進化機械ウィッチの強み

カード単体やデッキタイプに対しての愛着はゲームを長く遊んでいく上で大切なことですが、カードゲームで遊ぶ以上やはり勝てないと面白くないものです。
私自身、先月からシャドウバースを遊び始めて【進化機械ウィッチ】からシャドウバースの楽しさを知ってきた人間なので非常に愛着が湧いているデッキタイプであり、《清澄の蒼・テトラ》をユーザーアイコンにしています。

ここからはレッドエーテルが足りないからという後ろ向きな理由ではなく、明確に【スペルウィッチ】でも【マナリアウィッチ】でもなく勝利の為に【進化機械ウィッチ】を使うに足る強みを3点に分けて解説していきます。


その1.回復量

【進化機械ウィッチ】は元々採用されていた《ギルド会議》に加えてアディショナルで《アルティメット・マジック》、《アンブレラウィッチ》が追加されたことによって他2デッキにはない回復量でのロングゲームが可能になっています。

特にウィッチのミラー戦においては《アルティメット・マジック》の撃ち合いになることが多く、どこで差をつけるかというとそれ以外の回復やバーンダメージになります。
【スペルウィッチ】においては《決意の予言者・ルーニィ》が回復効果を内包していますが、それ以外の回復は《記憶の軌跡》を採用しているか否かという程度のものでありこの回復量の差は大きいと考えています。

【マナリアウィッチ】は上記の2枚に加えて《マナリアクイーン・アン》の進化時効果で回復が出来ますが、回復量が微量であることに加えてEPを消費しなければならない点からも有用な回復効果とは言えないでしょう。

その2.盤面

他2デッキと比べて圧倒的に優っているのが盤面構築能力の高さです。

アクセルヒーロー・マイザー》連鎖での盤面構築は【スペルウィッチ】にも可能ですが、後攻4ターン目に《清澄の蒼・テトラ》進化+《ディテクティブガール》、先攻5ターン目に《究明の魔術師・イザベル》進化+《ディテクティブガール》でのスタッツ5/5×2の盤面構築は他2デッキには無い強みになります。

他にも《フラワリングマジシャン・マリー》が生き残った際には盤面処理が容易になりますし、《ピースキーパー・ヴィンセント》の進化時リーダー効果を付与した後は同名スペルを3の倍数回使用した際に盤面とリーダー全てに3点AoEダメージを与え、盤面処理能力が非常に高いです。

進化7回を達成すれば《ギルド会議》のフォロワー+2/+2バフが非常に強力であり、返せなければそのまま盤面で殴り切って勝ちの展開を作ることが出来ます。
《アンブレラウィッチ》の追加がこの点において更に強化してくれています。

どうですか、【進化機械ウィッチ】強く見えてきたでしょう?

その3.バーンダメージ

最後は盤面に自分のフォロワーが残っていなくても相手リーダーにダメージを与える性能の高さです。
《清澄の蒼・テトラ》から加わる《ソニック・フォー》は進化回数5回を達成していると無料進化込みで3枚手札に加わるので6点ダメージ。
《ピースキーパー・ヴィンセント》のリーダー付与効果適応後は4コストで合計9点まで伸び、9PP時にはこの4コストに《アルティメット・マジック》を加えることで合計19点までダメージを与えることが出来ます。

《アクセルヒーロー・マイザー》の効果で加わる《ラピッドファイア》も4枚目以降を使用した際はリーダーに2ダメージを与えますし、スペルなので《ピースキーパー・ヴィンセント》のリーダー付与効果も適応されます。
今回の構築では《マーシャルゴーレム》の採用によって《ラピッドファイア》を手札に加えやすくなっている点も打点を上げる要因になっています。

更にはアディショナル追加カードの《アンブレラウィッチ》もスペルではないですが進化回数5回以上で3点疾走でリーダーへの打点になりますし、《ギルド会議》によって更なる打点の追加が可能となりました。

これら1枚のカードに依存しない多面的かつ継続的な攻め手の多さが【進化機械ウィッチ】の強みです。

どうですか、【進化機械ウィッチ】使いたくなってきたでしょう?


4.注目カード解説

ここからは新規カードに加えて私の中で使い方の意識が変わったなと思うカードの解説をしていきます。
本項で触れていないカードもRSCアディショナル前の物ではありますが過去記事で個別に触れているものがあるのでそちらも見て頂ければ幸いです。

では本題に移っていきましょう。

《究明の魔術師・イザベル》

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始めの方に少し触れているのですが、トークンカードではなく本体性能に焦点を絞って触れていきます。
まずこのカード自身に『ファンファーレ』能力は無く、『融合』を用いて《ユニオン・マジック》を手札に加え、更なる『融合』でスペルの種類を稼いでいくことが基本の仕事になります。

【進化機械ウィッチ】においては他ウィッチタイプのデッキと比べて『融合』するカードに困ると思います。

序盤
・他に2コストフォロワーがあれば
《アンブレラウィッチ》
・先の動きが見えないなら仕方なく
《清澄の蒼・テトラ》
・《アクセラヒーロー・マイザー》とセットで持っていなければ
《マーシャルゴーレム》
終盤
・EPが無くなれば
《アクセルヒーロー・マイザー》
・進化回数が充分に稼げていれば
《フラワリングマジシャン・マリー》
《心持つ機械》
・『融合』を充分に行えていれば
《究明の魔術師・イザベル》
・2枚目以降の
《ピースキーパー・ヴィンセント》
・アクセラレートで使う必要がないなら
《マーシャルゴーレム》

上記が簡単な『融合』基準です。
終盤に近づくほど何かと理由を付けて『融合』素材を見繕うことが出来るのですが、序盤は手札の枚数が多くないことに加えてそれぞれが役割を持っているので『融合』したくないカードの方が多いです。

【進化機械ウィッチ】は序盤に面を作って終盤はバーンで詰めるのが基本戦略なので、スペルの種類を稼ぐ為に序盤から『融合』する必要はないと考えています。

《究明の魔術師・イザベル》に先攻5ターン目に進化させるルートが見えているのならその2ターン前から『融合』し始めると良いでしょう。
しかし、動きを歪めるくらいなら最低限《ユニオン・マジック》を手札に加えられる1回だけ『融合』して、それ以降は『融合』しなくていいです。《究明の魔術師・イザベル》の『融合』から手札に加わるトークンカード抜きでも9種のスペル換算カードが捻出出来るので後半に無理ない範囲で『融合』していきましょう。


《アンブレラウィッチ》

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こちらも最初の方に触れていますが実際に使った感想を書いていきます。

進化0回でも最低限2コスト2/2フォロワーですが、基本的には進化5回以上を達成してからのプレイを心がけます。
ですが進化5回を達成しないとデッキとしてハンドが回らず動きが鈍いことも多い為、進化1回を達成していれば気軽にプレイしてしまっても良いです。
強く使うことを意識し過ぎて手札に抱えて事故るよりはよほどマシですからね。

対面する相手によっては手札に抱えておいて複数枚プレイした後に《ギルド会議》でバフして相手リーダー目掛けて傘ミサイル発射を意識します。
《アンブレラウィッチ》3枚プレイ+進化7回以上を達成した《ギルド会議》で合計7コスト15点疾走、これだけ見ると凄い打点じゃないですか。

細かいことですが進化5回達成時の『ファンファーレ』は自身をバフするので《ピースキーパー・ヴィンセント》のリーダー付与効果によって《ジャッジメントワード》を手札に加えます
忘れていると手札が溢れることも多々あるので覚えておきましょう。
私は多々忘れてターン開始時のドローを消滅させています。

3×《栄光の華・エレノア

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RSCアディショナル前と比べて重要さが増した1枚です。
あ、皆さんが持っているのはこちらの通常イラストでしょうか?^^

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...さて、テキストに違いはないので続けていきましょう。

『ファンファーレ』時に手札に加える《美麗なる術式》は《ユニオン・マジック》から《アルティメット・マジック》を取得する為の条件達成に1枚噛みますし、1コスト除去スペルは間違いなく強いです。

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ウィッチミラー等では進化時効果で《ユニオン・マジック》や《アルティメット・マジック》を増やすことが勝敗に直結するのでEPは大事に使いましょう。
《栄光の華・エレノア》に進化権を切る対面が多くなるということは前期以上に《清澄の蒼・テトラ》や《ピースキーパー・ヴィンセント》の無料進化は大切ということですね。

2×《ディテクティブガール

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本構築で唯一のニュートラルフォロワーであり、《究明の魔術師・イザベル》の『融合』対象にならないカードです。

人によっては事故要因になるので採用否定派の方がいるのかと思うのですが、私は《究明の魔術師・イザベル》はあくまで数ある打点の内の1つであり、基本は進化回数を稼ぎながら盤面を作って最後は複数ある打点から最善択を選んでゲームを決めるのが【進化機械ウィッチ】であると考えています。
『融合』出来ないから事故要因というのは【進化機械ウィッチ】の強みを消していると考えているので、それがストレスに感じるなら他のウィッチデッキを使った方が良いと思います。

【進化機械ウィッチ】を布教する記事やのに強い言い方になっちゃったぜ。

2×《マーシャルゴーレム

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今まで【進化機械ウィッチ】のデッキレシピでこいつが採用されているものを見た人は非常に少ないのではないでしょうか。
自分のことを7コストの大きなカウボーイだと勘違いしてるハニワなんですけども、このカードを『アクセラレート』1以外で使うことはないのでハニワであることすら"まやかし"で実は1コストの馬です。

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『アクセラレート』でのプレイはスペルとして換算されるので《アルティメット・マジック》取得条件達成に役立ちます。
序盤は《アクセルヒーロー・マイザー》と共に使えれば《ラピッドファイア》の取得枚数を増やせますし、《ピースキーパー・ヴィンセント》の無料進化を簡単にしてくれます。

そして何より『アクセラレート』以外でプレイしないので迷いなく《究明の魔術師・イザベル》に『融合』出来ます。

7コストの本体で使われることなく馬と呼ばれ、惜しまれることなく『融合』される《マーシャルゴーレム》ですが名前だけでも覚えていって下さい。


5.基本的な戦い方の指針

1.盤面からの打点で勝利
2.スペル連打から《ピースキーパー・ヴィンセント》の効果で勝利
3.《アルティメット・マジック》で勝利

1番始めに目指すのは盤面にフォロワーを並べ相手フォロワーを蹂躙し制圧した上で殴り切る、もしくは足りない打点を《ソニック・フォー》等で捻出する勝ち方です。
盤面から打点を出せれば出せるだけスペルで捻出するダメージの要求値が下がるので、基本的には相手に盤面を明け渡すことの無いように立ち回っていきましょう。

2つ目に《ピースキーパー・ヴィンセント》を進化出来た際は同名スペルを3の倍数回撃つと3点AoEが発動するので、スペルの発動回数を確認する癖を付けておきましょう。
簡単なのは進化5回達成後の《清澄の蒼・テトラ》からの《ソニック・フォー》3枚プレイですね。

3つ目が《アルティメット・マジック》で詰め切るパターンです。
【スペルウィッチ】では6ターン目に《アルティメット・マジック》撃ってどかーんみたいなことがあるようですが、【進化機械ウィッチ】ではまずありません。
ロングゲームになった際の最後の詰めで《アルティメット・マジック》を撃つ感じですね。
大体《アルティメット・マジック》を撃った次のターンにスペルで詰め切る形が多いです。


6.マリガン

正直今までとマリガンは変わらないのですが私自身が頭の中を整理する為に、感覚でマリガンしてるあなたの為に以下に記していきます。

先攻後攻共通単体キープ
《アイアロンの残骸》
《フラワリングマジシャン・マリー》
《心持つ機械》
後攻単体キープ
《アクセルヒーロー・マイザー》
《栄光の華・エレノア》


先攻後攻共通セットキープ
《心持つ機械》+《叡智の結実
先攻セットキープ
《アイアロンの残骸》+《栄光の華・エレノア》
後攻セットキープ
《アクセルヒーロー・マイザー》+《マーシャルゴーレム》

後攻セットキープは私の中では怪しいかなと思っていますが他に《心持つ機械》or《栄光の華・エレノア》があればまぁアリかなと思っています。


7.まとめ

ここまでいかがでしたでしょうか。
【進化機械ウィッチ】のことを少しでも理解して頂き使いたいと思ってもらえれば嬉しいです。
ウィッチクラスは【スペルウィッチ】と【マナリアウィッチ】が注目されていますが、それに対して一石投じることが出来たのではないでしょうか。


それでは有料部分の最新14連勝構築に入る前に宣伝です。

今までnoteでシャドウバースの記事を3つ投稿しています。
アディショナル前の記事ですが是非ご覧下さい。
それぞれ「スキ」押していってね。


また、ミクチャという配信プラットフォームで公認ライバーとして活動しており、大体毎日21時からシャドウバースの配信をしています。
Twitter連携で簡単にアカウントを作れるので是非見に来て下さい。
あわよくばファン登録して下さい。


そして私のTwitterも是非フォローしてめっちゃリツイートといいね押して下さい。


さてそれでは14連勝の証拠ツイートを載せたところで有料部分に入っていきます。
ここまでは11連勝した時までの構築でしたが、ここからは【イリスビショップ】【バフドラゴン】【共鳴ネメシス】や【マナリアウィッチ】等がひしめく中で14連勝した最新の構築を元に各対面のサンプルレシピを見ながら追加の解説をしていきます。

ワンコインなので是非ご購入の上、読んで下さい。
今回は有料部分のボリュームも用意しました。
何卒よろしくお願いします。

記事に対しての質問やアドバイス等あればnoteのコメントやTwitterのDMでお願いします。

それではここまで閲覧して下さった皆さんありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。


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