夏の暑さとハードモードな自家製肥料の仕込み no.506
根出松も酷暑の中、農業プロジェクトを推進。
やったことは、乳酸菌籾殻ぼかしの仕込み!
肥料は自分でつくる!
わたしたちは国産の無農薬栽培をウリにしているから、
当然、化学肥料は使わない。
とはいえ土を整えるために、
何もしないわけにはいかない。
(世の中には何もしない、
自然農法っていうのもあるけど、
それとは違うんです)
有機肥料を買うこともできるけど、
そうではなく、
イチから肥料を自分たちで作るってう、
なぜかハードなことをやっているのがagribito農法 (笑
その主たる肥料が、何度も作っている、
この乳酸菌籾殻ぼかし。
自分たちで
籾殻、米ぬか、乳酸菌の塊、水を混ぜ、
約1ヵ月間発酵させるんです。
詳細はこちらから↓↓↓
早朝の作業開始
最近は朝7時をすぎると死んじゃいそうな暑さになるから、
その前にということで、
日の出の少し前の、4時45分に友人のYくんと集合。
家を出たのは4時台前半で、まだ外は暗かった。
そして、そんな時間帯なのに、涼しさがなかった (汗
仕込む量が、、多い!重い!
1回に作るぼかし肥料の量は、約700kg。
籾殻 200kg、
米ぬか 200kg、
水 300L
これらに発酵のための菌やアミノ酸の溶液を足しながら、
混ぜ込んでいくのが本日のタスク。
これが、、、
何度やっても、
「こんなに多かったっけなぁー」って思うんですよね。笑
作業自体はもう何度もやっているから、
迷うことなく着々と。
7時まで!とはいかなかったけど、
3時間はかからずに完了することができた。
ここから1ヵ月 発酵。
混ぜたら完成というわけではなく、
ここから、しっかり発酵させていくのがポイント。
ただ1ヶ月放置なら楽なんだけど、
1週間に1度、撹拌する必要がある。
そうしないと、酸素がなくなって、
目指している好気発酵ではなく、
嫌気発酵になっちゃうんです。
1週間後、倉庫全体には、
お酒のような甘い香りが。
この香りが出てくると、
自然や菌と向き合っているなぁ~と感じて、
楽しくなるんですよね笑
試行錯誤もしていく
作り方は、いつもと変わらず、だけど、
畑への投入の仕方は試行錯誤をしていくつもり。
今までは完熟状態にしてから畑に投入していたけど、
発酵の進み具合や、タイミングとかは、
試行錯誤、実験のために変えてみる予定。
最終的には仕組み化!
こうやって書いてると、
ただただ手間のかかることをやってる感じだけど、
これも、数年単位でみたら、
農業プロジェクトの仕組みづくりの一環。
仕組みを作って、手離れするための、
仕込みなんですよね。
AIに指示するにも、人間に指示するにしても、
自分ができることじゃないと、
適切に指示できないですから。
まぁ、ぼちぼち、一歩ずつ、
進めていきますよ。
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