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日本の歴史の流れを簡単にまとめてみた part32「明治維新(4)文明開化」
日本は200年ほど鎖国をしていました。200年…長い。
皆さんが長生きしたとして100歳。+100年。当時の人は外国についてどのように思っていたのでしょう。鎖国中でも中国とは貿易していたので、中国の文化などは触れていたでしょう。オランダとも貿易はしていました。だからオランダの文化などにも触れていたでしょう。
それ以外のイギリスやアメリカなどの情報はオランダを通じて間接的に触れていたのでしょうね。
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開国により、イギリスやアメリカとも直接、交流が始まりました。
明治時代になると、これら西洋の制度や技術、ものの考え方などが紹介され、西洋風のものがもてはやされました。
このような社会の動きを文明開化とよびました。
例えば、
・西洋の制度として1年を365日とする太陽暦が採用されました。今では当たり前の制度ですね。他に、華族や士族でない平民でも苗字をもつようになりました。また、教育に関して、6歳になると誰でも小学校で教育を受けられるようになりました(学制)。
・西洋の技術としては、洋風建築の建物がありますね。おしゃれな感じ。
・西洋のものの考え方としては、キリスト教の教えからくる自由や人権でしょう。人は生まれながらにして、自由であり幸福を追い求める権利があるというものです。素敵な考えですね。
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このように西洋のものの考え方が直接に日本に入ってきました。考え方は行動のもとです。日本社会が新しい時代に向けて行動を始めました。その一つとして次回は国会の開設について話します。
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