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【サラリーマン複業】夫婦関係を制するものは、複業を制する。

とある小さい子供がいる家庭の話。

旦那が将来を考えて、複業をはじめようとしました。普段はサラリーマンなので、週末にまとまった時間をとって準備を進めようとしています。あるときの週末、複業の活動をしようと考えて予定を入れました。

その予定は、もちろんゴルフや釣りのような予定ではなく、自分の将来を考えて、複業のための勉強会。旦那は旦那なりに、自分の複業のことだけでなく、家族を養っていくため、そしてより良い生活環境を整えるために、3年後、5年後のためにも、勉強をしておき、準備をしようと考えたわけです。

しかし、このことにヨメは、なぜか激怒します。

なぜでしょう?

ヨメからすると、3年後、5年後の複業よりも、まずは直近の週末のことが何より大事。まだ子供が小さいので一緒に公園にでかけたり、美味しいものを食べたり、買い物に出かけしたいわけです。

そ旦那からすると「家庭の将来のことを考えているのに、なんで理解できないんだ!」となり、ヨメからすると「は?そんな先のことより、今度の週末をどう過ごすかの方が断然大事でしょ!なんで理解できないの?」となり、ケンカに発展するわけです。

これは、どちらが良い悪いではありません。

旦那は、3年後、5年後を考えて、モノゴトを考えています。

ヨメは、目の前のことを考えて、モノゴトを言っています。

どちらも正しいことを言っていますが、その前提となる『時間軸』が違うがゆえに意見が異なり、ケンカになるんですね。

相手の見ている時間軸と、自分が見ている時間軸が違うので、お互いに理解ができないわけです。

長い時間の流れの中だと一回の週末の重要性は薄まりますが、目の前の流れの中での週末の重要性は高いわけです。

ここは、ものすごく重要。

複業をすることで、ヨメに負担がかかることもあります。今回の件でいけば、平日は会社の仕事で忙しくしていて、さらに週末は複業に時間をかけるとなると、ヨメにも負担がかかるわけです。仮に、共働きの家庭であれば、ヨメからすると週末くらいはゆっくりしたいのに、一人でどこかに出かけてしまわれると、イラっとするわけです。

ただ、時間軸を合わせるには、キチンとコミュニケーションを取ることが必要。自分の考えていることをヨメに伝える、事前に予定を入れることを相談するといった基本的なことだけでも十分です。

普段からキチンとコミュニケーションが取れていれば問題ないのでしょうが、ある家庭のようにちょっとしたズレがあると、こうしたことで大きなケンカに発展することもあります。

そして、ケンカになったあとは、家庭のパワーバランスが作用して、ヨメの意見が正しいということになり、複業にあてる時間を工夫する必要も出てきます。

ということで、サラリーマンで、子供がいて、共働きのような家庭で複業をするならば、夫婦関係をキチンとメンテナンスしておく必要があるなあと思った次第です。


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