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第三次世界大戦

ロシアは北大西洋条約機構(NATO)との「大規模な」戦争に向けた準備を強化していると、アメリカのシンクタンク戦争研究所(ISW)が指摘した。
ISWによると、ロシアの経済復興に向けた取り組みはウクライナとの戦いのためだけではない。
ロシアはNATOとの戦争 —— 思ったよりも早く起こるかもしれない —— に備えている可能性があるという。
ロシアのプーチン大統領がロシア経済の復興に力を入れているのは、ウクライナ戦争の資金繰りのためだけではないと戦争研究所が指摘した。

「ロシアの金融、経済、軍事に関するいくつかの指標は、ロシアがNATOとの大規模な通常戦争の準備を進めていることを示唆している。
差し迫ってはいないが、西側諸国の一部アナリストが当初想定していたよりも短いタイムラインで起きる可能性が高い」と戦争研究所は3月20日付のレポートに書いている。

ロシアは、エネルギー資源や鉱物資源を豊富に産出する資源大国です。
その点が、第二次世界大戦における大日本帝国と大きく違う点と言えるでしょう。

ロシアの地下には、白金やパラジウムなどの白金族元素や、ニッケルなどの希少金属(レアメタル)が豊富に埋蔵されています。2020年のパラジウム生産量はロシアが82トンと世界の43%を占めています。

ロシアは石油、天然ガス、石炭といったエネルギー資源にも恵まれています。天然ガスの埋蔵量及び生産量は世界第一位、石油ではサウジアラビアに次ぐ世界第二位の産油国であり、埋蔵量も世界第七位です。ウラン埋蔵量についても世界第七位です。

ロシアの主要な鉱産資源やエネルギー資源は、国土の東部や北部にかたよって分布しています。
特に石油や天然ガスの大部分は西シベリア地域から産出されています。

ロシアは2023年に米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を停止しました。
専門家によると、対衛星兵器は軍事的、商業的な通信を麻痺させ、軍の活動能力を損なうだけでなく、配車から食品配達サービスまで幅広く利用されている全地球測位システム(GPS)を使用不能の状態に陥らせる恐れがあります。

ロシアは2023年12月、無人機(ドローン兵器)の生産が侵攻当初(2022年2月)の16.8倍になったと発表しました。

ロシアは航空機約2,500機を保有し、うち武装機(回転翼機を除く、爆撃機、戦闘機、戦闘攻撃機、攻撃機、武装偵察機)を約1,100機保有しています。

2022年現在、約55万人の兵力と戦車を約2,070両(保管状態を含む場合約7,070両)保有している。

ロシア海軍の現役総員は約14万8,000人で、海軍航空隊約3万1,000人、海軍歩兵約3万5,000人、沿岸防衛陸上部隊約2,000人が含まれます。2023年末時点の艦艇保有総トン数は215万2,000トン。

ロシア軍は総兵力約100万人といわれます(日本の4倍)
予備役は2017年時点で約200万人が動員可能とされる。
ロシアの人口は1億5千万人

ロシア連邦軍
予算: 864億ドル(2023年度)
軍費/GDP: 4.1%(2023年度)

CSTOの加盟国は?
CSTOはロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの6カ国による軍事同盟。

ロシアとイラン・北朝鮮の関係は、政治・貿易・軍事面で強化されている。

中国はロシアと良好な関係。過去には対立していたが。

米国務省のマシュー・ミラー報道官は3月29日、ロシアが核兵器の使用を準備している兆候はなく、今後も注意深く監視していくと述べた。

プーチン大統領は29日、議会で年次教書演説を行い、内政干渉を許さないと表明。北大西洋条約機構(NATO)加盟国がウクライナに軍隊を派遣すれば核戦争のリスクがあると警告し、ロシアが西側の標的を攻撃する武器を有すると主張した。

全面戦争で核兵器が使用されれば人類は滅亡するので、核兵器の数両は特定しません。

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