2025年から8Kカメラが増える?
8K のネイティブ解像度は7680 x 4320 ピクセルです。
総ピクセル数は約340万画素(33,177,600) になります。
ミドルハイクラスの高画素機が3400万画素~4400万画素
現在、業務用では16Kカメラまで有ります。
人間の肉眼では8Kを超えると良し悪しの判断が難しくなるでしょう。
8Kや10Kだと、アトラクション以外に地下道や駅などの壁面の巨大モニターに表示される広告や情報板に使われているようです。大きく表示してもポスターのようにキレイに見えるのが売りですね。4Kを巨大モニターで表示するとイマイチなので。
・ピクセル(画素)
画像を構成する一番小さな要素、色や明るさという情報を持った「ドット(点)」。
横のピクセル数 x 縦のピクセル数 で表示されます。
窓のない地下壕(核シェルター)などに擬似的に窓を作るためにも、8K以上の映像が使われ実際の映像のように見せる事もできるようです。未来技術ですね
オーシャンビューじゃないホテルの部屋の窓を擬似的にREALなオーシャンビューに出来るかも。
・画素(解像度)
画像の密度。どれだけ多くの「画素」が入っているかが数値で表されます。
4Kは、3840 x 2160ピクセル イメージセンサーは、約830万画素必要
FHD(普及しているフルハイビジョン)は、1920 x 1080 約210万画素必要
2024年に売られている4KテレビはFHDテレビより
・高精細
・色が鮮やか
・光の表現力がアップ(HDR技術と高輝度背面LEDライト)
・動きの情報量がアップ(倍速駆動で残像感を軽減する)
といったメリットがあります。
10万円以下の HDR 4Kテレビですが、輝度や色彩の調整で苦労するテレビもあります。
買ってきた状態(AUTO 4K HDR)設定のままだと画面が白飛び状態とか・・・
それを何とか調整できても、サムネイル一覧は白飛びしたまま表示されるとかね。
サービスの人を呼んで調整し直してもらうとか、AUTO機能を犠牲にするとかw
こんな状態の4Kテレビを出荷していては人気も無くなっちゃいますね。
今まで使っていたフルハイビジョンテレビのほうが楽でキレイだったと後悔する事もある。
Vlogカメラのイメージセンサーの画素数は過剰?
実際には、最低限必要な画素数よりもだいぶ大きな画素数ですよね
それは、「アクティブ手ぶれ補正」が搭載されており、イメージセンサーの中を4Kサイズで切り抜いた状態で手ブレに対応して動かしているわけです。
ギリギリ必要な画素数だと、それが出来ませんので、かなり大きな余裕をとっているんですね。
6Kくらいのサイズで撮れるイメージセンサーを使用して、全画素読み込み高精細4K出力という宣伝文句も使えます。
PC用のクリエイティブ4Kモニターの場合、正しく表示される様にキャリブレーションする事が可能です。画面を読み取るカメラを付けて、ソフトウェアが自動調整してくれます。
高画素、高精細でも手ブレしたら汚いよ
ミラーレスカメラは歩きながら/走りながらは撮りづらい。
スマホやアクションカメラは低画質なので手ぶれ補正が目一杯効く
アクティブ手ぶれ補正をONすると6Kサイズのセンサーのうち4Kサイズを切り抜く形(クロップして)で手ぶれ補正で動かしながら使うわけです。
スマホやアクションカメラの高度な手ぶれ補正は、この方式の進化したものです。
アクションカメラは水平を維持したまま、カメラを360度回転させることも出来ますね。
6Kは4Kの為にある。
6Kモニターは存在しないので、8Kモニターの中に表示するか、
4Kに高精細スケールダウンして表示する事になりますね。
カメラの背面モニターならFHDかHDとスケールダウンされていますね。
スマホ並みの6インチモニターが欲しい人は、カメラとつなげてスマホで画像チェックしていたりしますね。高さ方向が倍ほどになったり重くなったり、手ぶれ補正の一因になったりしてしまうけれど。
ミラーレスカメラのアクティブ手ぶれ補正は今後進化するでしょうが、現在の所アクションカメラ程の補正効果を得られていません。アクションカメラは画質を犠牲にすることが許されているので電子手ブレ補正を最大限効かせています。
ミラーレスカメラなら画質を保つ事が求められるので、電子手ブレ補正の効果も控えめです。
スマホカメラのほうが動画がキレイというのは思い込み
電子手ブレ補正よく聞いているので、ブレてないのがキレイと錯覚しているのです。
比較対象が10万円台のエントリーミラーレスカメラであれば、コンニャク現象というのも出る安価なイメージセンサーが載っているので、「ミラーレスよりスマホがキレイ」と勘違いされる。
企業案件でスマホを宣伝したいインフルエンサーは、そこを上手く使って(スマホと同価格帯にあるエントリー機と比較して)ミラーレスよりキレイに撮れるスマホと宣伝しちゃうわけです。
画質では劣るのに単に電子手ブレ補正が強く効いてるだけなんですけどね。
イメージセンサーの画素数に影響してくる電子式手ぶれ補正
アクティブ手ぶれ補正をOFFして、ジンバルスタビライザに載せて取ると高精細4Kも可能。DJI Osmo Pocket 3 はこの考え方で作られたアクションカメラです。
1インチセンサーながらAPS-Cにも劣らない高精細な4K動画が撮れます。
ミドルクラス以上のミラーレスカメラなら、ボディ内手ぶれ補正+レンズ内光学式手ぶれ補正(対応レンズに限る)を協調させて手ブレを抑え込めれば、ジンバルを使わなくても高精細4Kも可能。
5軸手ぶれ補正を内蔵したカメラでもレンズと協調補正できないカメラも存在しますから、仕様書を読み込むことは必要です。
広角側のあらゆる方向の手ブレ補正に強い手ぶれ補正です。
レンズ側も光学式手ぶれ補正が内蔵されていない物も多いので仕様書を読みましょう。
レンズ内ISは広角から望遠まで全域で縦横2方向の弱く一定レベルの手ぶれ補正が聞いてるイメージです。
仕様書は読み込むべし
使い方はメーカーの説明動画を観るべし
カメラ系インフルエンサーでスペック(仕様)なんて見なくて良いと主張する人がおられますが、それは大間違いです。
てか、仕様書を読んでないと、現場で「そんなはずじゃなかった」と後悔することになるでしょう。
MacやiPhoneといったApple系は「説明書を読まなくても使える」を売りにしてきたので、それで育ったカメラ系インフルエンサーはそんな主張をしたがる。日本人に多いタイプですね。
私ら昭和生なら読み込むことは苦痛ではないのですが、今の若者は文章を読むのが苦手だとも聞きます。日本人が劣化しているのでしょうか?論文も読み込めなくなっちゃいますね。