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「謎の個人ブログ」という定型句の謎

巷にあふれる謎の謎…

「謎の個人ブログに救われた」系の話題で使われる「謎の個人ブログ」という言い回し。
仮にも世話になった恩ある相手を「謎」呼ばわりするのはいかがなものか、とか。
謎を謎のまま抱える無知と怠惰を正当化しているのではないか、とかいう話はともかくとして。


逆に聞くけど、「謎ではない個人ブログ」とは何なのか

時には十年を超える歴史を持ち、界隈でそれなりに知られた個人ブログも「謎の個人ブログ」と称されるが、彼らの中で謎と非謎の境界は何処なのか。
毎回はてブが2桁3桁つく個人ブログでも、読者層以外からは「謎」だ。
著名人が書いている個人ブログは事務所の監査が入る等して、実質的に個人ブログではないとも言える。
その著名人もよく知らない人から見れば、謎だ。
謎のYouTuberとか、謎の大学教授とか、謎のインディーズバンドとか、謎の激安ショップ店長とか、世の中には界隈の人しか知らない謎の人物に溢れている。

「謎ではない個人ブログ」などあるのだろうか?
調べてみました!

Googleに聞いてみよう!

「"謎ではない個人ブログ"」で検索すると、以下の結果が表示されました。

「"謎ではない個人ブログ"との一致はありません。」

どうやら、世の中には謎ではない個人ブログは存在しないようです。
いかがでしたか?

謎の個人ブログは何故書かれるのか

自前の謎の個人ブログに、ごく稀に有益情報を書く立場から答えると、あれは本当に「備忘録」なのです。
Google検索できる場所に置いとくと、同じ状況に陥った時、自分で探すのが楽なんですよね。
謎のエラーが出たときにGoogle検索すると、自分の過去記事が出てきたりしますし。
自分の記事だと当時の情報しか出てきませんが、Google検索なら他の人が書いた最新情報も出てくるので、ローカルのメモより便利ですし。

もちろん、過去に個人ブログに助けられた感謝をペイ・フォワードしている部分もありますし、アフィリエイトブログなら収益目的の場合もあります。
が、「備忘録」って書いてるとこは多分「備忘録」のつもりで書いてるんじゃないでしょうか。

まとめ

特にないです。

万一サポートをいただいた場合は生活費などに充当されます。