実は日本も昔は9月入学だった?!日本は今後9月入学に変わるのか?9月入学にするのが大変なだけで、9月入学に変わった後はメリットしかないんちゃうん?!
今日は4/9に録画しておいた池上さんの番組、「池上彰のニュースそうだったのか‼」を見ました!!!
池上さんはとてもわかりやすく説明してくれるので、難しいことでも簡単に理解できて毎回勉強になります!池上さんの番組ばかり見ているので、家族からは「ファンやん」と言われています(笑)確かにファンだと思います(笑)
池上さんの番組を録画し忘れないように、番組表の検索キーワードに「池上彰」と登録しておきました😂
今回の番組の内容は
・保健所ってそもそも何をしているところ?
・9月入学について
の2点についてでした!今回もたくさんのことを学んだのですが、特に9月入学について今まで知らなかったけどとても衝撃なことを学んだので、今日はそれをお伝えしたいと思います!!
実は日本も昔は9月入学だった?!
私はこれを聞いて今まで全く知らなかったのですごくびっくりしました😅
明治時代から教育制度や学校が本格化した時に、欧米を参考にして、日本も9月入学にしたそうです。
では、なぜそもそも9月入学なのか?
それは、9月は農業が落ち着いてくる時期だからだそうです。かつては、7,8月は農業を営む親を助けるために子供も農業に携わっていて、9月頃から子供が農業を手伝わなくていい、農業が落ち着いてくるから、9月を学校の一年の始まりにしていたそうです。
なぜ9月入学だったのに、4月入学に変わったのか?!
この理由は主に2つあります。
・会計年度が4月開始に変わったので、それに合わせて学校も4月開始にした
・徴兵令の関係
2つ目の徴兵令は、聞いたときに「え、なんで?」となったので、それについてもっと説明したいと思います。
昔は「大学生=エリート」で、大学に行っている人たちはとても頭が賢く日本にとってとても必要とされている人たちでした。大学生=エリートで、日本から必要とされている人材で貴重だったので、もちろん徴兵令が出されても戦争に行って戦う必要はありませんでした。
しかし、9月入学のままでは徴兵令が出される4月~9月の間にギャップが生じてしまい、「9月から入学するはずの未来の大学生が召集されてしまう」となったので、4月入学にした、というのも日本での学校の始まりが、9月から4月に変わった理由の1つであったそうです。
今まで日本が昔に9月入学を行っていたという事実、そして9月入学から4月入学変更された理由などは知らなかったし、考えたことがなく、今回の池上さんの番組を見て初めて知りました。
毎回池上さんの番組を見た後は学ぶことしかなく、知らなかったことを知るのが毎回本当に楽しみです☺
池上さんさすがです…👏これからもどんどん番組見ます!
9月入学に対する私の考えは何なのか?
※私は9月入学に100%賛成します。
最近9月入学のメリットとデメリットがいろいろと言われていますよね。少しメリットとデメリットについてまとめてみます。
🔴メリット🔴
・日本人が留学しやすいし、海外の人も日本に留学しやすい
・グローバル化がより進む(海外では9月入学が多く、世界水準に合う)
・風邪やインフルエンザが流行る冬に入試をしなくていい
・夏休みが長くなるので、その時間を使ってインターン、旅行、ボランティアなどがもっとできるようになる
🔵デメリット🔵
・9月入学にすると、今の日本の制度のほぼすべてを変えないといけない(4月入学に合わせてすべてのことが計画されているから)
・進学・卒業・就職が5カ月遅くなる
・来年9月入学の一年生は一学年の人数が多くなり、教室が足りなくなる可能性がある
・3月に保育園などをを卒園するはずだった子をどこに預けるかの問題
ざっくりとこんな感じです。
よく最近9月入学が言われているので、私もよく考えるのですが、メリットとデメリットを比べてみて、1つ気づいたことがあります。
※メリットは9月入学に変えた後に出てくる事なのに、デメリットは9月入学に変えるまでに出てくる事について言っている※
ちょっとわかりにくいかもしれないのですが、私が言いたいことは、”9月入学に変えた後”に出てくるデメリットについては言われていないということです。
「9月入学にするまでが大変なだけで、いざ9月入学にしてしまえば、メリットだらけなんちゃうん?!」って私は思いました!
9月入学に変えることが容易にできることであるとは思っていません。今”日本にあるもの全て”といってもおかしくないくらい全てが4月から始まり3月に終わるという一年の流れに合わせて計画されています。9月入学にするには、それを根本的に変えるという話なので、簡単ではないということがわかります。
しかし、私はこのまま4月入学を続けるメリットはないように思います。私が考えられる4月入学のメリットは、入学と卒業のときに桜がある、別に日本のすべての制度を変えることなく、今までと同じように同じことをしていけばいい、ぐらいしかないです。
これまでも9月入学が何度も言われていたのに、変えなかった日本はただ現実から逃げている、アクションを起こすのをめんどくさがっている、というように私には見えてしまいます。
コロナでやっと9月入学が本気で考えられていて、やっといい機会が来たので、これを利用していい方向に変えていってほしいと願います!!!
また、世界の大多数が9月入学で、それに合わせない限り本当の意味のグローバル化はなかなか難しくなってしまうのではと思います。
経団連が発表した「Society 5.0に向けた大学教育と採用に関する考え方 」では、グローバル人材・専門性のある大学教育・就活の制度の改正などなど、これから変えていくべき制度についてたくさん書いてあります。
経団連のホームページからも見れます!!!
私はこれを読んだときに、日本は前からこうあるべきだった、自分がこれが実現されたときに大学教育を受け、就活をしたかった、ととても強く思いました。(後悔してもそれはただの過去で変えられない事実で、ただただ後悔しても意味がないのでこれからどうするか、これからの未来をいい方向に変えられるように努力することが大事です!)
経団連がどのように大学教育と採用を変えようかとしているというと、ざっくり、アメリカの大学の制度と採用の仕方のように変わると思っていただけるととても分かりやすいです。
私が実際にアメリカの大学に留学して発見した、日本の大学と採用との大きな違いで、日本がこうあればいいのに…と思っていた時に、ちょうどこのファイルを見つけたので、日本でもこんなことが考えられていたんだと気づきました。私は文句ばかり言っていましたが、きちんと考えてくれている人たちもいて安心しました(笑)(そんな文句を言うなら変えてみろよって自分でも思うのですが、それが本当に将来自分のしたいことではないと思います。)
これにもあるように、グローバル化が進むにつれて、競争が激しく厳しい世界の舞台でも活躍することができる「グローバル人材」が必要不可欠になってきています。
海外と比べ遅れがちな日本のグローバル化を一気に促進させ、もう一度落ち込んだ日本経済を再生できる絶好のチャンスが、9月入学には一理あると思います!!!
コロナでいっぱいやることが山積みで大変なことはわかっていますが、これを逃すと9月入学に変えられるタイミングはいつになるのやら…(もしかすると一生来ない)と思うと、今思い切って変えてみる、未知の領域に踏み込んでみる、ってことをしてみたらいいんじゃないかな~と個人的に思います。
全ては「やってみる!」が大事です🐵
みんなで頑張りましょう!!!
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