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未来の自分からの贈り物

長年関わって来た事業のひとつが
最終日を迎えました。

今の職場に来る前から、
ずっとやり続けてきて
思い通りにならなかったり、
何で続けているのかわからなくなって
悩んだり、悔しく思うこともありましたが

その事業が発展するために
必要なことは何か?だけを考えて
凹んでも自分を励まして
頑張ってきた7年でした。

3月で退職が決まっているので
ご挨拶をした後に、
思いがけず沢山の方から
暖かい言葉をいただいて

やってきたことは無駄じゃなかったんだなって
ようやく肩の荷が下りたように感じました。

終わるんだなぁと思うと
今までの道のりが浮かび上がるような感覚になる時がありませんか?
私はよくそんな感覚になるんですが

人のためにと気を遣いエネルギーを注いできてて、自分が疲れる原因が理解できた気がしたんです。
人のためにってやり過ぎて、自分がお留守になるというか。
自分の事後回しにしてたら、疲れるのも当然ですよね。

自分が思ってた以上に事業が重くのしかかっていたように思いつつ
実は私自身がその事業にどっぷり依存していたのだと思います。
同時に
欲しかったものが人の言葉を通して、自分の中に既に存在していることに気づけたのも嬉しかったんです。
私の欲しかったものは、人からの信頼や、全体を把握する視野。チャレンジする勇気。
私には、「ない」ってずっと思ってて、
既に持っている人がいつも羨ましかったから。

「今目の前にある仕事は未来の自分からの贈り物」

そういう視点で見れば、私が欲しいものを身につけるのに最適な仕事を選んだのかもしれません。

ようやく
未来の自分から充分やったからもういいよ。って
許可がおりたような気がしました。
長かったなぁ。

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