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「寝たりない」がなくなる本

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個人的評価

読んでよかった     ★★★★☆
読むべき度       ★★★★☆
読みやすさ       ★★★★☆
学生に対してのおすすめ ★★★☆☆
睡眠不足のあなたへ   ★★★★★

個人的おすすめ度 ★★★★☆

 私は、今大学生で、コロナ禍ということもあり、毎日自宅で読書したり、漫画を読んだり、ゲームしたり、勉強したりと言った「自宅生活」を送っており、早起きの概念がなく恥ずかしい話、昼前まで寝ている。しかも平均9時間あまり睡眠をとっている。

 そのため、今は本書で書かれている「睡眠不足」や「寝足りない」といったことはない。ただ、中・高校生の時や対面で学校があった大学生活は、「寝足りない」ということが多々あった。

 この本は、そんな成長期であった私のような人間を対象としているというよりは、社会人の方々に向けて書かれた本だという認識をしているが、それでも改善するべき点はこの本でたくさん学ぶことができたため、★4つとした。

ちょうざっくり概要

 多くの人が悩む「睡眠不足」。その多くは、ストレスなどのせいではなく、自分自身の生活習慣が原因であり、その原因を解明し、改善をうながしてくれている本。通説やメディア等でよく言われていることの信憑性についても、専門家である著者の説明が書かれている。

著者:菅原洋平
発行所:株式会社三笠書房
2017年1月27日

感想

 この本は、kindleの日替わりセールで購入した。

 私は、まだ20代前半だが、人より睡眠時間を欲していると自覚(いまも寝られるのであれば毎日9時間は睡眠を取りたいと思っている)している。それが自分の適正の睡眠時間なのかは別として、個人的おすすめ度でも書いた通り、特に午前中にやることをいれていない現在では、毎日9時間近く睡眠をとっている。さらに、怠惰であることはわかっていながら、2:30~11:30にかけて睡眠をとっている。ほぼ毎日、この時間に寝て起きているため不規則ではないかもしれないが、寝ている時間がよくないことは自覚している。。。

 また、外泊時にはなかなか寝付けなかったりと、私は睡眠に対して少し不安を感じている。そのため、この本がセールとして出ていることを知って、即決し購入した。そして、現在読みかけの本が数冊あるのにもかかわらず(詳細はこちら)、他の本を差し置いて、3日程度でこの本を読んだ(2021年最初に読了した本)。

 電子書籍で読んだため、大事だと思うところは、チェックをつけることができたので、そちらも引用しながら感想を書いていきたいと思う。

ベッドに入って15分眠れなかったら、その後1時間は眠れない構造になっています。

 私は、特に外泊時15分以内で眠れたのは、ポーカーや麻雀などをして徹夜した時に限ると思う。これは、前後ページで何度も書かれていた「ベッド=寝る場所」という位置付けができていないからなのかとも思えた。やはり、ベッドに入って寝ようとすると少し考え事をしてしまう癖があったので、すんなり入眠できるように改善していかねばならないと思った。

ベッドで考え事をしてから眠ろうとしても、「ベッド=考えごと」という余計な記憶が作られてしまう

 上述した通り、ベッドに入り、寝る前に少し考え事をしてしまう私は、「ベッド=考え事」という余計な記憶が脳で記憶されているため、きっとベッドに入る→考え事をする→眠るという順序が決まっている。そのため脳に刻まれたルールを覆しづらくなっていると書かれていた。確かに、よほど疲れていない限りベッドに入り電気を消した後は、なにか考え事をしてから寝ているため、変えなければ。

入浴後、1時間くらいたってから眠るとグッスリ。

 詳細は、本書をぜひ読んでみて欲しいが、眠る時には下がっていることが重要な深部体温といわれる体温は、入浴後すぐだと暖かすぎるため、1時間くらい時間をおくと睡眠にちょうど良いらしい。私は、夕食前に入浴をしている。実践するには、まず2:30に睡眠をとることを直さねばと。。

起床から8時間後と22時間後に脳を積極的に眠らせようとします。

 私は、だいたい11:30に起床しているので、8時間後は19:30ごろ。だいたい夕食を摂る時間だが、思い返すと夕食の時いつも眠いと言っている!!体は嘘をつかないというが、まさにその通りかもしれない。ちゃんと眠いけど、夕食を摂ったあとの21:00とかには目が覚めるから。納得させられる物ばかりだった。

起床から4時間後に、あくびやだるい、ボーッとするなどの、眠気に関する兆候がなければ(睡眠時間は)足りている

 再度計算をすると、私の起床してからの4時間ごとは15:30。特に眠いとは思ってないかも。まあ、9時間も寝ているからか。。

1年を通して、7時間半、8時間と、同じ時間数で眠ろうと思うこと自体が不自然なのです。

 これは、正直驚いた。これも詳細はぜひ読んで確認して欲しいが、基本的に適切な睡眠時間は、夏<冬となるらしい。そしてこの両者には2時間くらいの差があるのが標準と書かれていた。衝撃。今は冬ということで私は今適切(だとおもっている)睡眠時間が9時間なので夏の適切な睡眠時間は7時間?わからないが、夏も9時間くらい寝てたような…ってことは、冬は11時間睡眠!?

 ここで、気になったところを全て引用して感想を書いているともっとかけるが、これくらいにしておく。とにかく、自分や家族の睡眠状況をなんとなく当てはめると睡眠不足の原因がこの本で解決するのではないかと思うほど当てはまった。なので、みなさんぜひ読んでみてほしいし、これを読んでこれを実践したら睡眠状況は改善すると本当に信じている。そして、私も実践できることからコツコツと実践していければと思った。

最後に

 睡眠不足に悩んでいるあなた! 絶対にこの本を読んだ方が良い。あなたが、睡眠不足になっている原因がこの本にほぼ書かれていると思う!私は、セールでここぞとばかりに購入したが、実額で購入しても(kindleだと定価より大幅に安くなってた)その価値があると思う。

 読んだだけでは、「寝たりない」は解消しない。実践したいと思います!


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