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日本で最も重い障害をもつ研究者。

2022年6月17日

 週末の疲れも吹き飛ぶ動画を見た。
 日本で最も重い障害を持つ研究者が、この夏の参議院選挙に出馬されるのだ。今日の会見の場に最初に登場された時は、非常に重い障害のある方とお見受けし、果たして会見ができるのかと思ってしまったが、今は自分の不明を恥じるしかない。
 14才の時に重篤な病状を見落とされた為に重い障害を負う事になった彼は、コミュニケーションの手段を失い、学びの場から排除された。彼は、母親と共に「あかさたな話法」を考案し、自分を受け入れてくれる学びの場を開拓し、やがて博士号を持つ研究者となった。介助者の力を借りた生活を送る中、介助者が正当な評価を受ける仕事として成り立つよう、介助者を雇用し派遣する事業者となった。
 そして彼は研究者、事業者の立場を超えて、参議院議員を目指す。「個人のことは社会のこと」と彼は言った。ひとりひとりの個人が人として居場所があり、生きやすい社会を目指す。
彼があかさたな話法で紡ぐ言葉は強く、説得力がある。
 彼が国会議員となって活躍する姿を見たい。
#日記 #あかさたな話法

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