切削速度(周速)について

エンドミルの外周刃が1分間に移動する距離のこと
(回転工具の刃先の速度のこと)

単位は【m/min(分)】
1分間に進む距離をmで表します。
切削速度を表現する時、分を省略して、『切削速度は〇〇m』と表現します!

公式(重要覚える!!)
Vc=π✖️D✖️N/1000
D:工具直径【mm】
N:主軸の回転数(1分間当たりの回転数)【rpm】
※最後に1000で割るのは切削速度はm、工具直径がmmなので単位を合わせるため!

切削速度が速いと工具欠けの原因になる。
まあ同じ回転数でも、工具径が大きくなると、工具の外周が1回転する時の移動距離が増えるため、工具外径の速度(切削速度)は早くなる
【下図参照】
緑丸が工具径として、矢印のように一周する時、工具径が大きいと、移動距離が増える。
1分間当たりの回転数が同じ場合、工具径が大きいと切削速度は早くなる。


なんとなく被削材と切削速度のイメージ
(エンドミルの材質が超硬合金の場合)
アルミニウム…60〜300m
[ドリル100m•チップ式だと1000m超える場合も]
チタン…18〜60m

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