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根津「根津神社 塞の大神」

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塞の神は邪霊の侵入を防ぐ神であり、道行く人を再燃から守る神でみちのかみとも道祖神とも言われる。
この塞の大神碑(さえ・さいのおおかみ)は、もとは駒込の追分(向ヶ丘1-1)にあった。ここは東大農学部前で、旧中山道と旧岩槻街道(旧日光将軍御成道)との分岐点で追分と言われた。この追分は日本橋から1里(約4km)で、江戸時代一里塚があった所である。今も角店は江戸時代から続き老舗の高崎屋である。

1766(明和3年)高崎屋よりに一里塚があり、榎が植えられていたが消失
1824(文政7年)そのあとに庚申塔がおかれたが、これもの火災で欠損
1873(明治6年)その跡地にこの塞の大神碑がに建立
1910(明治43年)道路拡張のため根津神社に映され、現在に至る
礎石に移転の事情が刻まれている。(昭和56年 文京区教育委員会)





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