目的格と所有格、所有代名詞
1.目的格・所有格・所有代名詞について
まず、上の表を見て欲しい。それぞれの主格を活用した形だ。このように、英語では主格を活用した形で自分の状態を表すことがある。
※itには所有代名詞はなく上の表は誤りです。申し訳ありません。
1-1.所有格
所有格は読んで字の如く何かを所有(持っている)状態を表す。「私の~、彼の~、○○の~」といった具合だ。
細かくは、表を見てほしいが表に乗っていないものをここでは紹介する。
例えば、人名・物の名前が所有格になる場合はうしろにアポストロフィ「’」+sをつける。また、複数の場合は後ろの名詞のみに-'sをつける。
この、あのと表す場合は主格同様にthis,thatで表す。
ケンの Ken's
ケンと太郎の Ken and Taro's
電車の train's
電車とバスの train and bus's
1-2.目的格
目的格は他動詞または前置詞の後ろにつく名詞でこれらを目的語といいます。
目的格の形は最初の表の通りです。(*you,this,that,it,these,thoseは変化せず)
1-3.所有代名詞
「所有格+名詞」が1つの単語としてあらわされたものが所有代名詞になります。所有代名詞は名詞として扱われます。
形は所有格と同じで、人名・物の名前が所有格になる場合はうしろにアポストロフィ「’」+sをつける。また、複数の場合は後ろの名詞のみに-'sをつける。
※itには所有代名詞はなく上の表は誤りです。申し訳ありません。
ケンのもの Ken's
ケンと太郎のもの Ken and Taro's
電車のもの train's
電車とバスのもの train and bus's
2.所有格を使った文章の作り方
所有格の語順は「所有格+名詞」になります。
このときに冠詞のaやanを一緒に使うことはできないので注意が必要です。
これは私の車です。
This is my car.(所有格あり)
これは車です。
This is acar.(所有格なし)
所有格の語順は肯定文、否定文、疑問文でも一様に「所有格+名詞」です。
これは私の車です。
This is my car.
これは私の車ではありません。
This is not my car.
これは私の車ですか。
Is this my car?
また、目的語だけでなく、「所有格+名詞」は主語に置くこともできます。
ケンと私の車はこれらです。
Ken and my cars are these.
ケンと私の車はこれらではないです。
Ken and my cars are not these.
ケンと私の車はこれらですか。
Are Ken and my cars these?
3.所有代名詞を使った文章の作り方
1-3で書いたように、所有代名詞は単体で名詞としての役割を持ちます。
*名詞は主語、他動詞の目的語、前置詞の目的語、補語に置くことができます。
ただ、所有代名詞は「所有格+名詞」のように主語に置かれることは少ないです。(書き言葉ではたまに使われます)
また、所有格同様、所有代名詞の前に冠詞はつけません。
これはあなたのです。
This is yours.
これらはあなたのだ。
These are yours.
あなたのはこれです。
Yours is this.
4.目的格を使った文章の作り方
目的格つまり目的語が置かれる位置は2つあります。
・他動詞の目的語
彼女は私が好きです。
She likes me.
彼は漫画を読んでいます。
He reads a manga.
・前置詞の目的語
このプレゼントはあなたへのものです。
This present is for you.
彼はその写真を見ます。
He looks at a picture.
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