UXは身近なところに溢れてる!
最近、副業の稼働率あげて、週8日働いているsaburoです。
先日、久しぶりにJR山手線に乗った際に電車のUXが向上していると感じたので記事にしてみました。
一応言っておきますが、私は鉄男ではありません。
「こんな改善しました」などの改善ネタが好きなんです。
UX設計というと難しそうな話として捉えられがちですが、その根本は「どのように感じるか」というとても単純なものなのです。
今回の記事は「こんなUX設計を紹介」というものではなく、身の回りの変化から「UXを意識してみる」ことに視点を置いています。
念の為「UXとは」から書きますがご存知の方は読み飛ばしてください。
UXとは
user experience(ユーザエクスペリエンス)の略で、日本語にすると「利用者の体験」です。
近年ではユーザの体験を起点に設計することをUXデザインと呼び、UXデザイン界隈で有名なものをあげると下記のようなものがあります。
下記にあげるものはネットで調べると情報が出てくるので興味のある方は調べてみるとUXの面白さを感じていただけること間違いなしです!
スターバックスコーヒー
スターバックスコーヒーの元CEOハワード・シュルツ氏は下記のような発言をしています。
スターバックスはコーヒーを売っているのではない。
体験を売っているのだ。
スターバックスコーヒーの全店舗禁煙も、「コーヒーの香りを大事にする」などのようなUXデザインから発案されたものとも考えられます。
スターバックスのUXについて興味のある方は「スターバックス UX」などで検索してみましょう。
スーパーマリオブラザーズ
最近のスマホゲームなどをやったことがあるひとはご存知と思いますが、ここ最近のゲームは複雑化されており、始める前のチュートリアルが組み込まれているゲームがとても多いです。
ところが、ファミコン世代のシンプルなゲームではありますが、スーパーマリオには、チュートリアルもなく説明書を読み込まなくても操作性を理解できるような仕組みがところどころに設計されているのをご存知でしょうか?
詳細を知りたい方は「スーパーマリオ UX」などで検索してみましょう。
本題「電車のUX」
ここからが本題です。
私が感じた山手線のUXです。
つり革の進化
実は電車のつり革は快適さを追求して様々な工夫が施されているのです。
海外映画の電車シーンをみると、そもそもつり革がないこともあり日本独自に進化を遂げた電車の形なんだと思います。
(日本だけにあるわけではないですが)
工夫というのは下記のような視点などで考えられています。
・つり革の向きが、体と水平 or 垂直のどちらが良いか
・つり革の高さの最適化
・シート上部のつり革の高さと、入り口近辺のつり革の高さの最適化
先日乗った山手線のつり革は下記のようなものでした。
引用元:https://blog.aco-gale.com/yamate/
私の知っている山手線のつり革から、色と大きさが大きく変わっています。
心なしか、つかまりやすいと感じたのは私の気のせいという可能性もあるかも?
優先席の雰囲気
つり革よりも体験の差を強く感じたのが優先席の雰囲気です。
通常シートとの区別が以前と比べてハッキリとしているのがわかります。
以前の優先引用元:http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/06/10.html
*ちょっと記事が古いですが・・・
新しい優先席引用元:https://ennori.jp/news/article/1882
*あれ?記事あんまり新しくない・・・田舎者がバレそう
この変化が効いているのか、私が乗車したタイミングでは隣の車両を含め必要のなさそうな人が全く利用していませんでした。
まとめ
今回の記事では「身近なUX」として電車をあげてみました。
みじかな変化からUXを意識することで、UX設計を必要とするシーンに自分が置かれた際に、ユーザーの体験を多角的に考察できるようになると考えています。
UX設計には正解というものがありません。
そのため、より良い改善結果を得るためには日々の考察の積み重ねがとても重要なものになります。
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