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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん第二章~#3
こちらの続きです
『追い詰められたネズミ』
リフテンにやってきました。久々にブリニョルフへ声をかけます。
「ようやく理解してくれたか。稼ぐ準備はいいか?」
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にやりとして話を持ち掛けようとしてきたところを静止して、エズバーンのことについて尋ねました。
「リフテンに隠れている老人を探しているんです」
「無料で情報がほしいってか?」
「先に情報をください。ドラゴンの問題は商売にも関わりますよ」
ドラゴン、と聞いて、ブリニョルフも何か引っかかることがあったようです。
「ああ、それもそうだな」
うまく引き下がってくれました。一体何をさせようとしていたのかはわかりませんが、悪事に手を貸さずに済んだのならよかったです。
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ブリニョルフによれば、エズバーンらしき老人はラットウェイ・ウォーレンズと呼ばれている場所に匿われているようです。
人探しが終わったら仕事を手伝うよう言われましたが、なんとなく濁しておきました。
宿に立ち寄り、マーキュリオという魔術師の傭兵を500ゴールドで雇いました。荷物持ち兼用心棒です。愛想はありませんし高慢なところが見えますが、口も堅そうなので大丈夫でしょう。
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地下水路、ラットウェイにやってきました。入り口に入るなりごろつきの不穏な会話が聞こえてきます。
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見つかると二人の悪漢に襲われましたが、マーキュリオさんの強烈な魔法で二人とも吹き飛んでしまいました。
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ごろつきを片づけつつ薄暗い通路を抜けると、ラグド・ドラゴンという怪しい地下酒場へと行きつきました。
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酒場のバーテンに聞き込みをすると、ラットウェイ・ウォーレンズの場所を教えてくれました。どうやら彼を探しているのは私だけではないという話も。サルモールの追手がすでに来ているようですね。
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噂で聞いていた顔面改造医を発見しました。1000ゴールドでいじってくれるというので、少しお願いしてみることにしました。
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どうでしょう?
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満足のいく出来です。うきうきしながら、バーの奥にある扉からラッドウェイ・ウォーレンズへ足を踏み入れました。
暗い通路の向こうに、たいまつをもってウロウロする人影が。あれはおそらくサルモールの追手です。
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「ブレイズのスパイだ!殺せ!」
魔法で攻撃されましたが、マーキュリオさんの魔法の方が上手だったようです。ハイエルフたちが次々に吹っ飛ばされていきます。
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そうして探し回っているうちに、厳重に閉ざされた扉を見つけました。扉ののぞき窓から、エズバーンと特徴の一致した老人の姿が見えました。
「エズバーンさんですね?」
「何なんだ?そんな奴は知らない。私はエズバーンではない。何の話かさっぱり分からん」
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「大丈夫です。デルフィンさんに頼まれてきました。『降霜の月30日を覚えていますか』?」
「…ああ、もちろんだとも。覚えている。…待ってくれ。今開ける」
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厳重な扉を開錠し、中へと招き入れられました。エズバーンさんは整理の行き届いた部屋の中、狼狽しきった顔で私と対峙するなり
「預言通りにアルドゥインが復活してしまった!」
ということを絶望感たっぷりに訴えてきました。
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アルドゥインとは太古のドラゴンで、死者の魂を貪り食らい、世界を終焉に向かわせる忌まわしき存在のようです。エズバーンはアルドゥインを止めることは不可能だと嘆きました。
「彼らに伝えようとしたが、耳を貸してくれなかった。愚か者だ。すべてが現実になる…自分には破滅が迫りくるのを見ている事しかできなかった」
エズバーンさんが変人呼ばわりされているのは、預言について人々を説得しようとして失敗したせいだったのかもしれません。しかし預言は現実になってしまったのですね。
「アルドゥイン…各地で他のドラゴンを復活させている、あの黒い大きなドラゴンのことでしょうか」
「そうだ、そうだ!やっぱりな。すべては預言されている。世界の終わりは始まり、アルドゥインは復活した。ドラゴンボーンだけが止められる。だがもう何世紀もドラゴンボーンは現れていない」
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「あの、エズバーンさん、実は私がドラゴンボーンらしいんですよ」
おずおずと名乗り出ると、
「何だと?お前が…ドラゴンボーンだと?そんな事が本当にあり得るのか?」
エズバーンさんは驚きながら、悲壮感に満ちていた表情を明るくして言いました。
「それなら希望はある!神々は我々を見捨ててはいなかった!我々は必ずや…絶対に…今すぐに出発しなくては。デルフィンのところまで連れて行ってくれ。色々と話し合わなくてはならない」
エズバーンさんは手早く荷物をまとめ、部屋から飛び出していきました。
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途中でまたもサルモールの追手から襲われましたが、エズバーンさんも強力な魔術使いだったようで、なんなく相手をなぎ倒し、無事に地下水路から脱出しました。
エズバーンさんをリバーウッドへ連れてきました。宿で再会したブレイズの二人は感極まった様子です。
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デルフィンさんも感情を抑えた様子で再会を喜び、さっそく地下で今後の話を始めました。
エズバーンさんは一冊の書籍を取り出し、『スカイ・ヘヴン聖堂』という場所を指し示しました。そこにドラゴンの伝説が刻まれた壁が存在し、アルドゥインについても描かれているのだとか。
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アルドゥインの壁は古代のブレイズがアルドゥインとその復活についての知見をすべて記録した場所で、一部は歴史的事実、また一部は預言となっているそうです。その場所は古代の世界の不思議のひとつとして長らく見つからなかったのですが、なんとエズバーンさんが突き止めていました。
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「つまり、アルドゥインの壁がアルドゥインの倒し方を教えてくれると?」
まどろっこしい言い回しを好まないとばかりにデルフィンさんが切り込みます。エズバーンさんは「ええと…」としどろもどろになりながら、
「そうだな、多分。それを見つけて、初めて確信が持てる」
確証はなくとも現状、それ以上の情報源はないでしょう。少なくともサルモールよりは一手先をとれたはずです。
デルフィンさんはエズバーンさんの指した聖堂の立地に覚えがあるようで、全員でカーススパイアーと呼ばれる場所へ向かうことにしました。
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