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電車の窓


久しぶりに、
昼間の電車で座る席が空いているのに、
窓の外を眺めたいから、窓の横に並んで立ってみた。


携帯電話に釘付けにならず、空と土地を見つめて、
昔のことを思い出していた。


まだ未完成な高校生の時、こんなに電車の窓は小さかっただろうか。

窓で見えない空をもっとみたいと思ってだろうか。 

空いている電車の中がこんなに狭いことに気づいていなかったと思う。


自分が少し大きくなった気がした。

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