161.美人の烏

https://note.com/3ayako/n/n438b5ed22d96

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161.美人の烏

鬼灯様の神使さんにたいそう美人な烏さんが居る

ある時は山登りのような神社参拝に心折れかけた私の
お尻を叩くべくカーカー応援歌を熱唱してくれ
ある暴風雨の日は我が家とお隣さんの間の壁に埋もれ
またある時はベランダの手摺りを行ったり来たり
我が家の愛猫の穂高君と何やら会話していたり

いつも何を話しているんだろう?
声に出さずにお話をしているので内容はわからない

他の烏さんが我が家に来た時には
穂高はカッカッカッって威嚇するのに
あの美人さんにはクルクルお目目を向けるばかり…

意識を此方に向けて何かを伝えようとしてくれたら
多少なりとも感じ取れるけど
そうじゃないと全くわからないよね

出掛けた時に側に居てくれるってわかるのは
他の烏さんより少し声が低めだから
低音良い声のイケボ烏は
今日も我が家の近所を警備してくれている

161.美人の烏