三つ巴珍道中・交換日記39(傷彦→片山、山岸)
10/8(土)
今日は良いものを観た。
片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティーの磔磔ワンマン。
実地まで伺えぬのが残念だったが、配信でも伝わる熱量、気合い、そして会場を満たす多幸感。
なんといっても長らく姿を拝めなかった安藤亘の勇姿が今回の目玉だろう。
ツインギターの片山ブレイカーズ!
ああ、これこれ!
シャープな安藤のギターとエフェクトセンス抜群の東が醸しだす独特の雰囲気。
その合間を縫って吐夢のベースが唸る。
そして、ど真ん中には片山尚志のつよい歌がある。
カラーリングの異なる二人のゲストドラマーも素敵だ。
安定のテクニックとグルーヴ、斉藤慶司。
華やかでしなやかな、れおちゃん。
それぞれの色彩を曲に与えていた。
ゲストとは言ってるけれど、もうこれ家族でしょ。こんなにまで曲とメンバーへの理解があるのだもの。
慶司くんが間をとりもっての安藤出演だったそうで、さすがの優しさと気遣いだと思った。家族なら繋ぐよねえ。
熱量を上げながらライブは進む。
途中で安藤がセミアコに持ち替えた。当初は伝家の宝刀テレキャスをもっと観たいと思っていたが「エネミー」以降はセミアコの太さがバッチリ活きていたように思う。不在の時間を埋めるだけでなく以前よりアップデートしようという気概を感じた。
ツインギターがあまりに自然に成立していて(ツインギター時代に作られた曲も多いし当然なのだけど)、「ああ、やはりこの編成が最適解なのか」と思う傷彦がいた。最適解を知りながらコロナ禍もありながら活動を続けてきたメンバーに拍手を贈ろう。
しかし、最適解が最正解という訳でもないだろうし、ロックバンドはあえてそれを選ばないこともある。
メンバーチェンジを経ながら20年活動してきた三つ巴珍道中の連中にはそれが解るよね。
そして続けた分だけ、こんなとっておきのご褒美みたいな夜を噛みしめることが出来る。
とにかく、素晴らしいパフォーマンスでした!
まだまだ、続けられそうだね!
メンバーだけでなく、裏方にも注目したい。
長い活動、素晴らしいパフォーマンスを支えてきたのは名スタッフ、ケイコさんの功績が大きい、とハタから観ていて思います。大きな拍手を!
あ、三つ巴珍道中の所属バンドメンバーで、ちょうどパート分け出来るんじゃない?
ドラム 小倉範彦
ギター 東慎也
大橋吐夢とテッドのツインベース
ボーカル 三つ巴珍道中
コーラス 黛ケイコ
ね、ちょっと面白そうなバンドでしょ?
ではまた、ライブハウスで会いましょう。
愛ゆえに!
(傷彦)
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