三つ巴珍道中・交換日記42（傷彦→山岸）

やまぎへ。

先日、
ひょうへんクラブ
っていうバンドのライブを観たよ。

やたら強烈なボーカリストが二人いるバンド。

バンド名の「ひょうへん」
普通に考えたら　「豹変」だよね

それか飄々としていて、風変わりだから
「飄変」？

やがてMCで明かされました。

ボーカリストの名字から一字ずつとって「平片」だって。

「平」も「片」も昔からよく知ってる。二人ともとっても個性的で強い声。両雄並び立たず、バチバチとぶつかりあう感じのライブになるのかなと想像していたのだが
さにあらず、自然かつハッピーに共存していた！まるで太陽がふたつあるみたいに陽の氣が降りそそぐ。

エレキギターをかき鳴らしながら伸びやかに楽しそうに歌う「平片」。
ドラムのフルセットを使わないミニマムなリズム隊が堅実に彼らを支えている。
この編成、この音量が最適解だと感じた。着席したお客さんに圧をかけないバンドサウンドの中で「平片」の歌が一番エッジが立って胸に響く。

二人で猫みたいにニャーニャー言ってるところ、個人的に盛り上がりました。ニャ。

楽しみながら軽やかに作り上げたであろう楽曲の数々。ロックンロールをたっぷり吸収して育った二人だから作れる、歌える、シンプルなロック。
歌いながらいい表情してたよ。

やまぎ、未見ならぜひ。
オススメです。

ウワサでは
5/14に新宿紅布で
ザ･キャプテンズと対バンだそうだよ！

ではまた、愛ゆえに！

（傷彦）