自主トレとリハビリ
最近、ご利用の方からよく聞く話ですが…
「○○っていう施設は、エアロバイクに乗せられて○○分してくださいって言うだけ」
「パズルみたいなのを渡されて、やっておいて下さいって言われてリハビリの人はどっか行く」
っと言うものです。
確かにある程度、体が回復し、リハビリにも慣れてきたかたはセラピストがぴったりつく必要はないのかもしれません。
また人員の都合上、付きたくても付けないこともあるのかと思います。
しかしセラピストが一切つかないのであれば、それは自宅でも道具を工夫すれば出来るでしょうし、エアロバイクもジムなどにいけば出来るものです。
(エアロバイクも安いものなら一万円あれば十分買えますし)
そのような訓練なら何故施設に来て受けなければならないのでしょうか?
本来、運動療法はリハビリの一手段でしかなく、運動機能に問題がない、もしくは改善がこれ以上見込めないのであれば次のステップに進まなければなりません。
しかしその次のステップの訓練を受ける事ができる施設はそれほど多くないのかもしれません。
もし回りで同じような運動だけを数ヶ月繰り返し受けさせられるような施設なら、その施設の利用は考えた方がいいと思います。
実際は、多くのセラピストは利用者様やご家族様の力になりたいと思っている方がほとんどです。
しかし、施設の都合などでリハビリの選択肢が限られているところも少なくありません。
そのような施設を変えるには、内部の職員が言っても効果は薄いです。
施設の質を上げることが出来るのは、ご利用になる方自身やそのご家族様の声です。
いまはリハビリも接客業です。
まして外食などと違い、今後の人生をかけてリハビリをされている方が多いと思います。
人生をかけている方の意見はとてもありがたいものです。
是非、職員を育てると思って、言いにくいことでも、
いや、言いにくいことだからこそ、
施設職員や事務職員に伝えていただきたいと思います。
今後、リハビリ施設を良くしていくのは、それを利用される方たちなのですから
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