減感作療法

アレルギーのひとつの治療方法で、私の通っていた病院では
自分が反応してしまうアレルゲンを段階的に薄めた薬液を作ってそれを薄い薬液から段階的に注射していくという感じでした。

別の病院とかでは、花粉症の方だと、パンに薬液を垂らしたものを少しづつ摂取していくという方法もあるみたいです。

この減感作療法に使う薬液と前段階のパッチテストが私にとってはめっちゃ苦痛でした。

アレルギーの薬液を作る前に、血液検査だけでは不完全らしくて
アレルギーの元を複数背中に皮下注射して直接反応を見ていくんですが

私の身体はかなり色んなものに反応してしまっていて、経過観察をしているうちに、背中じゅうが、虫に刺されたみたいに赤く膨らんでいて
家に帰って鏡で背中を見てみたらえらい事になっていて思わず笑ってしまいました。しかも痒い(涙)

作ってもらった薬液は10㎖位のボトルで3段階位の違う濃さの薬液でした。
調合?取り寄せ?である事と、多種多様なものに反応していたので、とりあえず反応の酷いモノからという事で、3種類位の薬液を作ってもらったのですが、その鮮度?を落としてはいけないからと、とりあえず使用する一番薄めた薬液以外を渡されて、それを自宅で冷蔵保管しといてくださいと…

アレルゲンを冷蔵庫に…蓋はしてあるけど…
段は違えど同じ空間にレタスやしめじ…今思えばめっちゃシュール。

でも結局、どのボトルも二段階目に進むことなくこの治療受けられなくなったわけですが…

それでだいたい2~30万位。

その他にも通院ごとに当然ですが、通院費、診察料がかかります。
しかも、平日しかやっていない病院なので、仕事も休まないといけなくて

ちょっとでも良くなりたくて必死だったんだと思います。
お金をかけたらアトピーが良くなるわけじゃなかったけれど。

なんだか愚痴ばかり言っているような気がするのでこの辺で
普段はなかなか面と向かって言えませんが…

クビにせずに雇い続けてくれた会社の皆様、本当にありがとうございます。感謝しかない。
といっても会社の人にこの言葉が届く事はないんだろうけど…

いやいや、見られていたとしたら、こんなこっぱずかしい事言えません。






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