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【☆19話☆】4/13阪神11R・アーリントンC(バイトリーダーN)

以前、壮年性脱毛症が治るというクスリ・リアップが世に出たときもかなりの衝撃だったが、いま発売となったこれもまたビックリ。しかし、薬には副作用があり、それが購入を思いとどまらせていて、いま馬券並みに葛藤中! さて、その副作用とは? ぜひご覧ください! 

大正製薬が、日本初の「内臓脂肪を減らせるクスリ」という、それまでのダイエットに苦労してきた人間からすればウソくささ満点・眉唾モード全開となるようなお薬が、4月8日に発売となった。

しかし、実際に効能が認められ、臨床実験も重ねた結果ゆえ、厚労省の認可が下りていま発売に至ったワケであり、そのプロセスからすればこれはホンモノ。一定の効果は認められるのだろう。

ただ、ネーミングセンスがなぁ…
「アライ」っていう商品名、もう少しどうにかできなかったのかしら??

「その商品名を聞いて、特定の人物をイメージしてしまうもの」って、あんまりよくなくて、せっかくの素晴らしい効能・メリットが、名前でボヤけちゃうものなのよ。

これには前例があり、せっかくモノが良くても、将来、後世にまで語り継がれるハイパーブランドとはならなかったのが、昔、日産のSUV車で、2008年ころに発売した車種「ムラーノ」

MURANO(ムラーノ)

スペックも優れていて、発売当時は店頭でも大々的にプッシュしていたのだが、どうもオラはこれを聞くと



村野武範

この「食いしん坊!万才!」の村野武範しか出てこなくて、第一印象で「ええっ……? 名前が…」と当惑。MURANO自体はとってもスタイリッシュで乗りたくなる要素は抜群だったのだが、どうにもこの食いしん坊の顔がチラチラ…う~んなんかもったいないなぁ、日産の誰がハンコ押したんだよ? 

まあ、当時は乗っていたクルマも5年目のバリバリで、まだ新車を買う時期ではなかったのだが、もし新車購入ニーズ満々の時にこのシチュエーションを迎えたら、きっとこの「ムラーノ」という名前だけで購入するのはおそらくやめていたであろう、そのくらいのブレーキ能力はあった。

もちろん、村野武範に特別悪いイメージはなかったのだが、なんかこのオッサンの残像が、この最新SUV車の素晴らしさ・スタイリッシュさを無駄にかき消している感が否めず、この名前こそ、ブランドとして大爆発はしなかった一因であると今でもそう睨んでいる。

もちろん村野氏は、この「MURANO」のCMキャラクターでもなく、関連性もなったが、村野さんもホンネとすればこの新車名にいい迷惑だったのでは?とも思っている。
もし今後、自分の苗字だの名前が、突然何かの商品名になって世間を賑わすようなことがあれば、もう戸惑いと動揺しかないだろうし、それが変にブレイクせず尻すぼみで終わっていって、もうその名前を聞いただけで世間が嘲笑する、例えば「ラテカセ」のような位置にいようものなら、ホントいい迷惑。

なのでいま、全国の「アライ」さんがこのニュースを聞いて、いまどんな印象を受けているのだろう?とも。あ、左はお亡くなりになっているか。。

なんだバカヤロ~

で、名前はこのくらいにして、この「アライ」。

近くのドラッグストアでも、わざわざ幟を上げて大々的に宣伝中。そりゃそうだよ、飲むと内臓脂肪が取れてヤセるんだぜ! 全国の悩めるメタボたちにとっては、「待ってました!よくぞ発売した!俺にも春が来るぞ!」と、泣いて喜ぶ至極の逸品。

オラも、これには興味関心はあるが、今年は病気したり嫌なことがたくさん重なったため、体重は1995年以来の、50キロ台に突入。まさかこんなことになるとは。。。

ん~ まさか60キロ切ろうとは。。。

これまで、実際にオラを見たりリアル交流があった方であれば、今のオラを一目見たら、1000%「うわっ、どしたの?」というリアクションが出ることだろう。そのくらい見た目の変化は一目瞭然カバリー。

しかしながら、有酸素運動なりブートキャンプで「ビクトリー!」とかいう健康的なヤセ方ではなく、ストレスでモノがノドを通らないという事態の連続によるものであり、腹の脂肪は燃焼されず溜まったまんまで、全身の筋肉が落ちて痩せていくという、とても好ましくない痩せ方。なので腹回りだけはまだ85センチ以上はあるでしょうブーヨブヨ。なのに腹以外の部分はガーリガリの骨皮スネオというとてもアンバランスな体型となっているので、たとえ体重こそ50キロ台に落ちても、内臓脂肪自体は削ぎ落したいなぁという願望があって、この「アライ」さんにもつい、喰いついてしまうのだ。

ところが、この「アライ」については、こんな副作用の情報もある。

まあ、そりゃそうだろう。
腹に溜まった脂肪は燃焼せず、どこからか排出、言い換えると「脂漏れ」されなければならず、全身の毛穴は無理でしょうから、最も都合の良い穴である、ケツ穴からしか出せない。

いや、このヒトはよくテレビで「いい男見ると、アタシはちょっとオイル漏れ…」とか言っているが、そのオイルは違うシチュエーションで違う穴から漏れるもの。

で、カタチがハッキリしている大便であれば、ちゃんと大腸内から肛門を塞いで堆積し、然るべき時に「フン起一番」で世に放たれるのだが、この油は厄介であり大便のようなストッパーにはならない。意図しなくても勝手にケツ穴を抜け出して外にダダ漏れしてしまい、紙おむつなど、穴の外から防御しないと大惨事となってしまう。

と、なんでオラがこんなことをリアルに書けるかというと、幼い頃に、しょっちゅうケツ穴なら「意としない油漏れ」を多々体験していたから。なかなか壮絶な幼少時代を送っているのですよ。


オラの幼少時、日本もまだ捕鯨禁止国ではなく、クジラもほかの魚たちと一緒に普通に食卓に並んでいた昭和末期。うちの田舎の郷土料理で

「クジラ汁」

というものが普通にあって、家庭でも学校給食でも頻繁に出ていた。味も好きな部類で、野菜オンリーのけんちん汁に、この脂デロデロのクジラを混入させることによって、これ意外とまろやかな味わいに。これをオカズにしてゴハンが何杯も進むのだ。

この黒い物体がクジラの皮であり、それにひっついているのがクジラの脂。コリコリとした触感でいつまでも噛んでいられて美味しい。いまでは高級食材として高値で取引されているが、昔はイワシやイカとおんなじ扱いで店にゴロゴロで安価だった。

特に、家でオカンが作るクジラ汁はもう、クジラの量が半端なく、表面に脂が浮いた、今で言う家系ラーメンのようなデロッデロっぷり。美味かったけれど、身体に良いとは決して言えないレベル。

大人たちは酒のつまみとしても重宝していたが、まだそれほど体内で脂を処理できるキャパシティが備わっていなかった子供にとっては、その時は美味しい美味しいと完食・おかわりしていたものの、次の日がもう地獄。

普通に学校で授業していて、よく屁がしたくなると、いつもだったらイスから軽ーくケツを上げて、スタイリッシュに肛門を開いて、スーッ!と放屁して、何もなかったかのようにおすまし顔。しまいにゃ「ん?なんか匂うぞ?」と言い出しっ屁までできる「放屁2級」のケツを持つオラなのだが、このクジラ汁を喰った翌日はなんか勝手が違い、腹はゴロゴロと暗雲たち込める。

「まあ、きっと腸もガンバッてこの強烈なクジラの脂を吸収しようとせっせと働いているんだ」と自分に言い聞かせながら小康状態を保っていたが、それでも限界は到達する。

それなりに体内にガスが溜まり、屁がしたくなってガマンは限界。オラも「ん~大丈夫かなぁ?」と、疑心暗鬼になりながら、いつものようにマジメな顔で半ケツだけキュッと上げ、肛門をオープン。

すると、いつものようなエアがスーッではなく、








ブチョッ!



あ、厳しいこれ! かなり出たっぽい!
もうケツ周りはベチャベチャ、臨界事故のメルトダウン。

「うわ~やべぇ~~!」と叫んでトイレに行ったらもう最後。学校でウンコを漏らすという、学校生活においていちばんやってはいけない「最大級の敗北」をまさか自分が喰らおうとは!?

「いやいや、ウンコじゃねし! 脂! クジラの脂だからそんな臭くねぇしノーカウントだよ!」という見苦しい言い訳など通用せず、もう腹抱えてトイレに行った時点でもう負け確定なんだ。

学校とは、ときに理不尽で非情なジャッジがある、大人よりも厳しい世界。特にウンコ関連はみんなセンシティヴで、一気に負け判定も。

これによって、せっかく学級委員になってクラスを束ねるカリスマへと成り上がったオラが、この一発によって積み上げたステータスがすべてゼロになるという、アップダウンクイズばりの「極刑」を喰らい、友人からの信頼はおろか、ひょっとしたら芽生えていたかもしれない異性たちからの恋愛感情も、この臨界事故によって全てを失うことに。

「信用は積み上げるの一生。しかし失うのは一瞬」
そんな、大人になってから程よく勉強するこのベタな人生哲学を、多感な中坊で体験することに。くぅ厳しぃ~~!

そのくらいこの「ケツからの油漏れ」というのは、破壊力抜群かつ自制が効かない大変な事故。これによっていろんなものを失ってきたオラにとっては、このクスリの副作用を見た瞬間にあの日の悪夢がフラッシュバック! 

これから幾多のサラリーマンやオネェチャンが、このお薬によって、電車やバスの中で大惨事となり、社会的にいろんなものが終わるんだなぁ…と考えると不謹慎にニヤけてしまうし、「わが同胞」を迎え入れるものとしては両手を拡げてウエルカムしたいところだが、オラはもう一回あんな目に遭いたいか?といわれるとお断り。ホントすべてを失うから。

と、希望を叶える「夢のクスリ」でありながら、すべてが終わるというリスクも内包しているこの「アライ」さん。これをご覧になった方が、すこしでもそのリスクの重みを十分ご認識されたうえで購入されるのであれば、オラも4000文字弱の熱量も、少し報われるでしょう。。。

…って大混戦・皐月賞なのにここはもう少しサラッとやりたかったのについつい熱が入って。。。「アライ」さんのバカヤロー!

…というワケで、アーリントンC。ここも皐月賞に匹敵の面白さ!

RSFC「♠J」対象レースです。


◎⑦チャンネルトンネル
○①ポットテオ
▲⑮オフトレイル
☆③ディスペランツァ
△⑤⑬⑯

現役時代から、心無い馬券ジャンキーから「コネ永」と揶揄されながらも、様々な人脈を駆使して優秀な騎乗馬を集め、それだけでなく自分自身も「もう一段階、上へ!」と騎乗技術の向上に努め、くすぶっていた二流から一流への階段を駆け上がったのがジョッキー時代の福永祐一。エピファネイアのダービーでヘグッた2013年あたりから、ダービーを3度も勝つ晩年にかけての、ジョッキーとして完全覚醒に至ったことは、まだ記憶に新しいところ。

晴れて調教師となり4週目の先週、ついに待望の開業初勝利も達成したが、管理する馬は皆「おさがり」であり、質が飛び切り良いというワケではないのだが、

検索条件:福永厩舎の全成績

馬券圏内率60% 複勝回収率194%

ここまで管理馬を15回出走させ【2.4.3.6】
15回中9回も馬券圏内に入っている脅威の数字。そしてそのラインナップはというとゴリゴリの人気馬ばかりではなく人気薄も混じっていて、複勝回収率は194%。

これすなはち、福永厩舎の出走馬の複勝をデビューから1万円ずつ買い続けていると、15万円が291,000円に膨れ上がっているという事実であり、まだまだトレーナーとしての実力に猜疑心全開の馬券ジャンキーたちを黙らせていて、最初から信じたジャンキーたちは大喜び。実はこの男、コネ云々ではなく、本当に「デキる」トレーナーなのでは?という気配が漂っている。

そんなデキる男には、自然と馬も集まってくるもの。
チャンネルトンネルの馬主の窪田オーナーは、生涯で重賞3勝の個人馬主だが、その重賞初勝利の2007年シリウスSのドラゴンファイヤーに騎乗していたのが福永祐一ということで、この勢いある3歳馬を窪田オーナーは「今度はトレーナーとして重賞勝利をくれよ!」とご祝儀目的で福永厩舎へ転厩。この3歳春の壮年期においては異例の転厩であり、競馬サークルはザワついているのだが、そんな「コネ」だなんだの揶揄を、すべてエネルギーに変えて結果を出してきたのも福永祐一であり、それはジョッキーでもトレーナーでも同じだと腹括ってこのご厚意に応諾したのだろう。解ってて受け入れることはもう慣れているのだから。

◎チャンネルトンネルはスプリングSを4着敗退した時は、鞍上・松岡マサミは「マイルで期待できる」と距離短縮を示唆。2走前の東京マイルの1勝馬クラスは直線進路なくドン詰まりの松岡マサミのエラー騎乗によりノーカンは、スプリングSのコラムでも書いた通り。

そんな「口だけ一流、ウデは三流」の松岡マサミから、飛ぶ鳥落とす勢いの坂井リュウセイにシフトというのも買いたい理由の一つ。とにかく今の坂井リュウセイは、所属する矢作センセイのプレッシャーがないと自由奔放に自分の競馬に徹することができ、120%の騎乗で「センセイどお!?オレのウデは?」と、特に40代の若い調教師に自分の腕をアピールすることに生き甲斐を見出している最中。

そういう意味では、師匠といえど、いづれ年老いてあと7年で定年となる矢作センセイの犬であり続けるよりも、はじめて自分を起用してくれた、そして今後長らくタッグを組んでいくだろう若き福永厩舎の初陣として、ここはシンエンペラーよりも燃え、今できる最高の騎乗を見せてやると燃えに燃えているだろう。

そして、坂井リュウセイにとっても窪田オーナーは、昨年の日経新春杯で10番人気で2着に持ってきた◎キングオブドラゴンの馬主であり、坂井リュウセイもこの日経新春杯をはじめとして、通算11回騎乗して
【0.5.0.6】
と2着が5回。何度も載せて頂きながら一度たりとも表彰台に挙げることができずに現役を引退したことを相当悔いに思っていることだろうし、またこの勝負服を着られる今回、キングオブドラゴンでできなかったことを絶対に達成してやろうとこれまた燃えていることから、今回坂井リュウセイがこの馬でヤラないワケがないのだ。

・想像以上にお金になっている福永祐一厩舎
・ミスの多い三流松岡マサミ→一流坂井リュウセイへの鞍上強化
・向こう10年のJRAを牽引するかもしれない「福永-坂井ライン」誕生と船出の時
・窪田オーナーに対する坂井リュウセイの数々の粗相に対しての報い

これだけ「今回勝つ動機」は揃っている。

後は方法論。
人気馬たちに出遅れ癖がある馬が多く、◎チャンネルトンネルはスムーズにスタートを切って、先行するポットテオの後ろで好位追走。ペースはあまり流れずスローが予想され、そうなると後方は32秒台の末脚自慢のキレキレ馬たちの餌食となるので、切れ味勝負で捕まる前に抜け出して、あとは毎日杯のメイショウタバル競馬のリプレイ。ただ、逃げ・先行は先週から一切残らない阪神の馬場につき、インベタではなく、馬場の4分~5分どころを通ってある程度ポットテオと併せながら抜け出す作戦だろう。

オラにとっても、10番人気ながら◎とした昨年の日経新春杯のキングオブドラゴンのリベンジの刻。坂井リュウセイがこの勝負服を着るとなると、黙っていられないのだ。

ただ、想いだけ先行した時に限ってお金にならないことが多いため、相手○▲☆も有力処として馬券に絡めて、「情熱と冷静のあいだ」馬券で。

単勝・複勝  ⑦
馬単・馬連  ⑦→①③⑮(本線)
馬単・馬連  ⑦→⑤⑬⑯(おさえ)
3連複BOX ①③⑦⑮(本線)
3連複    ⑦-①③⑮-⑤⑬⑯(おさえ)




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