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【☆37話☆】6/15京都11R・米子S(バイトリーダーN)

土曜京都メインは米子S。厳密には米子市にはないのですが、米子近隣にあるのがCMでも有名な「ベタ踏み坂」。まだここをベタ踏みしたことはありませんが、馬券では何度も「ベタ踏み」を敢行。さあ、明日もこの大穴から「ベタ踏み」します! ぜひご覧ください! #米子S

週刊文春で連載している「マイブーム」という言葉の生みの親・みうらじゅんのコラム「人生エロエロ」はいつも、

「人生の3分の2は、いやらしいことを考えてきた」

という書き出しで始まり、オラはもうこの書き出しをみただけでついついワクワクしてしまうのだが、ここはオラも負けずに

「人生の4分の3は、いやらしいことを考えてきた」

と本音で対抗しよう。みうらじゅんにエロ度は勝っているんだ。

そう、オラの頭の中はほとんどがエロで占められており、エロこそエネルギー。きょうもまた極上の動画を見つけた時には、お気に入り登録を忘れないのだが、最近どうもXVIDEOを再生していると、途中でフリーズして萎えることが多い。なんなんだろ?

と、ほとんどエロのオラなのだが、残りの「人生の4分の1」の中には、
旅したいなぁ…という願望も若干含まれている。


この「ベタ踏み坂」があるのは、島根県松江市と鳥取県境港市を結ぶ「江島大橋」。全長1.7kmという長い橋で、6.1%の日本最大級の急勾配を誇る。そびえ立つ坂のような姿は、まるでスキージャンプ台のよう。

ただ、オラはまだこの「ベタ踏み坂」には行ったことはないし、鳥取県自体20年近く足を踏み入れていない。現在の居住地からしても「近所のローソンのような感覚」では行けない場所。

けど、行きたい。この坂で思いっきりベタ踏みしたい。
しかし、そういう全国から「ベタ踏み」を目的にきたアホ野郎どもたちを、島根県警はシッカリマークして点数稼ぎをすることはやうやう想像できるので注意が必要。皆さんも彼らには十分お気を付けください。

旅の最中にキップ切られるって、マジでテンションが下がるんですよねぇ(経験あり)

オラは20代の頃、新婚旅行と2年目の旅行は、どちらも9日間かけての車で日本一周を2度行ったのだが、やはり9日間で日本一周って、旅程がかなり厳しく、やってくうちに雑になる。なんかただただ運転ばっかりしていて、大した観光はしなかった。ただ「日本一周した」という事実をコンプリートするためだけに走っていたような、半分無味乾燥の自己満足運転旅行だったし、いくら20代で体力はあったとしても夫婦ともかなり疲労困憊で決して「楽しんだ」「満喫した」とは言えない2回。
さらに、北海道も沖縄も行っていないので正式には日本一周とは言えずと、いろんな意味で中途半端だった、若かった「弾丸」だったことしか思い出になく、このままリベンジせずにこの身を終わるとなるとやや心残り。

というワケで、まだいつになるかは解らないけれど、3度目は「90日間くらいかけて、ジックリ日本一周をしたい」という静かな野望を持っているオラにとっては、この2度の旅行では行っていないこの「ベタ踏み坂」は必ず訪れたいスポット。

では、それはいつ?
やりたい、行きたいは解るけれど、それはいつ実行するんだ?

と訊かれると、まだ明確な回答ができないのが残念なところ。
今はまだそれほど時間とお金に満ち溢れているワケではなく、フォーエバーヤングやシンエンペラーの馬主である、サイバーエージェントの藤田晋のようなヒルズ族の人生を送っているワケでもない。

その藤田氏、先月から週刊文春にも自らの半生をコラムとして連載開始してかれこれ5回目だが、人生の途中までは、極めてオラとおんなじ人生を歩んでいたことを知って、なんかショックが増大。

1973年に福井県鯖江市に生まれながら、1997年に青山学院大を卒業したということは、どっかで1浪が1ダブしたのであろう。まあ、学校には行かず、当時青学のキャンパスがあった厚木市で雀荘のバイトと、雀荘の常連客との競馬に明け暮れ、競馬開催日になると本厚木から小田急線と京王線を乗り継いで府中まで行き、帰りの電車賃だけ残して競馬場で散財して「オケラ街道」をトボトボと歩いて帰ったハナシがコラムに載っていたが、まったく同時期にオラは、福島競馬場で全財産スッて、バス代もなくなりガックリと肩を落としながら福島駅まで30分歩いて帰ったあの頃と全く同じ行動パターンだったのだ。

あれから30年。
おんなじタイミングで大学を卒業して社会人になってというのに、かたやIT長者のヒルズ族で、日米ダービーの3着馬を保有する新進気鋭のオーナーとして輝きまくり、かたや喫茶店でパンを焦がして女店主に怒られるバイトリーダー。雀士であり馬券ジャンキーとしての根本は変わらないのに、まあ随分差がついてしまったこと。。。しかも若い頃は奥菜恵とハメまくっていたんだから…モ~~~フケツザマスッ!

と、隣の芝生をみればキリがないのだが、場所こそ違うものの、全く同じ時期に競馬場で瀕死になっていた「クズ」だった事実を知ってしまうと、比べたってなんにもならないのに、ついつい比べてしまい、そしてため息しか出ない現状に憂いばかり。。。

そんな藤田晋は、「牌の音」で桜井章一氏に仕えていたというハナシもあるが、それはまたまたの機会に触れることとしよう。

で、ハナシは「ベタ踏み」に戻るが、馬券でもオラは「ベタ踏み」を敢行することはしばしば。

ここで言うベタ踏みとは、渾身の金額で軸から全通り買いをすること。馬連・3連複・3連単といろいろ券種はあるが、得てしてベタ踏みといえば3連単1頭軸マルチ総流しを指すことが多い。18頭立てなら3連単は816点。なかなか度胸が必要だ。

このベタ踏み。リスクも高いのだがリターンもものすごい。
一撃でこれまでの負債分をペイでき、黒字の海に突入することしばしばであり、オラもこのベタ踏みが成功している時は、その年の回収率が100%を超えて130%くらいに跳ね上がっていることから、黒字の陰にはいつもベタ踏みあり。これがオラの30年間の馬券ジャンキー人生。

総流しって、自分の想像を超える配当になるところが最大の魅力であり、これが起こるからプラスになるんです。

例えば3連単1頭軸マルチallだと、13頭立てて396点、14頭だと468点、15頭だと576点、16頭だと630点、17頭だと720点、18頭立てで816点と、二次関数のように増えていくが、時に誰もとどかないところ、誰もが買わない買い目もシッカリ抑えていて、買っていた本人ですら、「そんな変態馬券なんて普通は買わない」と豪語するくらいの配当を、キチッと抑えているのだ。

なので、跳ねる。配当が跳ねて回収率を押し上げる。

オラのフォロワーさんでも、同様の事を唱えている方もおり、

2倍の馬券を買い続けた場合50回に25回的中しないと元取れず、100倍以上の馬券を買い続けた場合50回に1回的中すればプラスになる。外れて当り前。 だから1Rや1日負けただけで一喜一憂不要。

とのこと。これは実に理に適っている。

この米子Sも、せっかくベタ踏み坂がでてきたこともあるし、ベタ踏みをしても面白いのでは?という馬が1頭いる。どうにかお天気ももちそうだ。



◎⑧ラインベック
○②トゥードジボン
▲⑮アナゴサン

明日の京都地方はレースの時間帯まで降水確率は10%未満。
あくまで、雨が一滴も降らない。たとえ降ってもほんのパラパラ程度で、馬場が悪くならないことを前提に予想。もし、お湿りになるのなら参考程度にしてもらいたいことを条件付きとして推奨する。

10週連続開催の京都芝は、今週からDコースが適用。インのボコボコ馬場は柵の中に入ることに。ここまで良馬場で基準よりも2秒近い高速馬場はキープしていて、雨が降った先週日曜でも1.5秒も速い馬場。

この中間も梅雨の晴れ間が続いて気温も30℃超えの日もあり、芝の生育は良好。明日も雨が降らなければ、9週目でありながらパンパンの高速馬場が見込める。

そんな中、7歳のディープインパクト産駒・ラインベック。オープンクラスでの走破実績はメンバー中随一だが、みんな去年のことなので忘れてしまっている。

一昨年の暮れからマイラーとして開花というか、ようやく陣営がマイル路線へ転向。昨年は中山の東風Sを勝ち、阪神の米子Sで2着、真夏の関屋記念でも3着と、実績のあるオープンマイラーであり、そこはアパパネの息子にしてアカイトリノムスメの全兄。ディープインパクト産駒の持ち味である鋭い切れ味は、おもに直線の長いパンパンの良馬場で発揮できている。

なのだが、今年に入ってからの2戦は東風S11着、ダービー卿CTは10着と2ケタ着順を連発。7歳馬ということもあり「こりゃ完全に終わった」と見られているのが今のラインベックの低人気につながっているのだが、ちょっと待ってくれ。

東風Sは、馬場発表自体は良馬場なのだが、レース後の津村アキヒデのコメントが「昨年のこのレースを勝った時とは馬場が違いました。3~4コーナーでノメッていたように参考外です。」と、馬場が相当に悪かったことが下記のレース映像で、特に3~4コーナーの飛び上がる芝の断片で、この日の馬場が湿っていたかが解る。


続く、稍重のダービー卿CTで10着。乗った石橋シューは、「最初に乗せてもらった頃より体が使えるようになっていましたが、きょうのようなデコボコの馬場は得意ではなさそう。新潟みたいな硬くて速い馬場の方が合っています。」と、こちらも湿った中山の馬場が合わなく、参考外であることを強調していた。たしかに、稍重に加えて掘れボッコボコ具合がヒドい馬場だった。このテの馬場がダメな馬にとっては、トコトン有力を削ぎ取るトリッキー馬場。

と、ここまで石橋シューが◎ラインベックについて適した馬場を解説していたワケで、だったら適した馬場になった時に人気落ちたところでズドン!が馬券戦略的にいちばん有効。

明日の京都の高速馬場で、もちろん土砂降りにならないことを大前提とすれば、◎ラインベックにとっては今年初の「適した馬場」、石橋シューの希望していた馬場の到来ということになるが、いまこれに気付いている馬券ジャンキーは、多くない。

そして、この◎ラインベックにテン乗りするのが、荻野キワム。
もちろん、事前に追い切りに乗って1週前の6/6にCWを4F51.3、ラストは11.3と今年見たことのない爆時計をマーク。5/30の2週前追い切りでも50.8と、7歳ながらまだまだ馬は元気なところは見せている。

検索条件:2022年以降、友道厩舎と荻野キワムの全成績

ご覧の通り、それまでは友道センセイ、荻野キワムなんかに見向きもしていなかったのだが、今年の新潟シリーズからオーダー。2度騎乗して3着・1着と急に結果を出してきている。

もともと、◎⑧ラインベックはクラシックを見込まれていた馬だけに、その本質がマイラーだと友道センセイが気づいたのは5歳の暮れ。それまではマイルのオープンに使われもしなかった不遇もあって、マイラーとして一定の結果を出さなければ、国枝センセンイに預けた全妹のアカイトリノムスメに見合うだけの賞金をもぎ取らないと、友道センセイも金子オーナーに合わせる顔はないといったところ。まだまだこの馬を終わらせるワケにはいかないところに、新しい友道厩舎のスーパーサブ・荻野キワムをせっかく勢いあるし乗せてみるかという経営判断。さあ、新潟に続いて、もうひと仕事だ。

というワケで、この◎⑧ラインベックがら3連単1頭軸マルチの630点「ベタ踏み」といきたいところだが、マイルが適性距離ではない⑤ホウオウノーサイドだけは、どう考えても馬券圏内はないと考えるため、3連単all630点ではなく、ホウオウノーサイドを除いた相手14頭546点に、ラインベック-ホウオウノーサイドの「ゴメンナサイワイド」⑤-⑧を1000円購入して、間違って⑤ホウオウノーサイドがベロッ!と来てしまっても頭かきむしることのないようにリスクヘッジ。

また、マイラーズCでも◎にした○②トゥードジボンにとっても、前走の突然の雨はマイナスであり、リベンジの機会到来。昨秋の清水Sの逃げ切りもR京都の連続開催の最終週であり、「使い具合であはなく、湿り具合」。
▲⑮アナゴサンとはケンカせずに共存共栄のタメ逃げを所望。去年のようなクラッシャー今村セイナとハデにケンカしてドボンした悲劇はもう勘弁だ。

これらを馬券で表現するとこうなる。

コラムのアップ時間が遅くなったのは、この馬券を張り付けるため。

そのくらい、一連の馬券捏造騒ぎについては、腹ただしいのだ。まじめにやっている我々が割を喰う。ほんとうに許せない。だから、自分で動いて変えていくしかないんだ。その第一弾がこれ。

これについて思うところは、詳しくは明日のコラムで記します。

実際の馬券をお見せしたところで、コラム上の調理の一例は、

単勝・複勝  ⑧
馬連・ワイドBOX ②⑧⑮

という形で記させていただきます。

明日のマーメイドのコラム、馬券だけではなくいろいろなハナシでブッコミますのでどうぞご期待ください!




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